無事に、本日初日が開きました。
初日ならではの空気とテンションとアドレナリンで
程よい緊張感の中、なんだか楽しかったです。
うんうん。
今日は、某放送局のディレクターが観にきて
くださってました。彼は東京サンシャインボーイズを
オンタイムで観つづけていた大ファンとあって、
舞台の感想をそれはそれは嬉しそうに酒の肴にして
らっしゃいました。
こういう人たちが、本当は何千人、何万人といるんだろうなあ。
今回見れる人たちってのはさ、絶対的にくじ運の強い人々だからね。
（あ、最終的には５０倍だったそうです、今回のチケット。）
なんか舞台立っててもさ、「気」みたいの感じるんだよね。
「サンシャインボーイズを見にきたぞーぅ」っていう気。
その気が力になって、より一層舞台にエネルギーが漲ってる
感じがするのだな。
ああ。以前女優仲間Ｍが言ってた言葉を思い出す。
「初日を迎えたってことは、確実に千秋楽に向かっているわけで、
それは公演が終わっちゃうことを意味するの。だから、初日を迎えると
淋しくなっちゃうんだよね。」
聞いた時は、なんてネガティブ！って思ったけど、今回はその気持ちが
よーく分かる。ほんと、終わってほしくないよぅ。。。
あそうそう今日は、昨年末の舞台で羊と三谷さんを繋いで下さった
中井貴一さんも観にいらしてました。
終演後、不安げに駆け寄る羊に、
「とても良かったから、自信を持ってやりなさい」と声をかけてくださり、
中井さんの顔を潰してはいかん、というプレッシャーもあった羊は
見事なまでの嬉し泣き男泣き。
これでいいんだと、決して安心はしないけれど、先ずは明日へ
大きく背中を押して頂きました。中井さん、ありがとうございました。
明日は二日目。
今回三谷さんが描きたかった世界に、1ミクロンでも近くいられるように、
明日も作品の中で生きたいと思います。
この稽古が始まってからというもの寝不足夜更かし気味です。
初日を無事に迎えられたので、今日こそは眠れるかな。。。