いよいよ今年も残す所一ヶ月を切りました。
駆け込みで年末年始の旅行計画を立てる人も多いのではないでしょうか。
そんな中、CREAとOZマガジンと立て続けに台湾特集の雑誌が発売されました。

実は夏から秋にかけて台南に滞在していたとき、地元の方から

「この間日本の雑誌の人が取材して行ったよ」

という声をいろんなところで聞いていました。
いつ特集が出るのかな、と思っていたら年末に合わせてだったのですね。
台湾へ行くことを予定していた方にとっては最新の情報満載なので、絶対に嬉しいはずです!

でも、私の今年の台湾行きの予定は残念ながらもうありません。
そのかわり、来年台湾で「わたしの台南」の翻訳本をだすために、頑張っているところです。
原稿とにらめっこしているとどうしても息が詰まります。
そんなとき、とっても素敵な本を頂戴しました。



『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』(新潮社)
と、かなりタイトルが長い本で驚きますが、Facebook発の台湾女子×日本男子のノンフィクション•ラブストーリーです。

日本人男子のモギさんと台湾女子のリンちゃんがどのようにして知り合い、どのように交流を深め、そして結婚までたどり着いたのか。
二人の間で育まれた本当のラブストーリーが書き綴られています。
とってもすてきな写真がふんだんに掲載されていて、本というよりもオシャレな写真集として読むことも出来そうな一冊。
二人のやり取りにクスッときたり、微笑ましく思えたりして、疲れたときに開いては楽しんでいます。

台湾人と日本人、やはり付き合うとなるといろいろなカルチャーショックがあるのですね。

先日、都内で行った講演会で、多くの台湾人留学生の方々とお会いする機会がありました。
みなさん本当にキラキラと素敵な笑顔で、一生懸命日本語を話していました。

今秋、台湾から日本へのワーキング・ホリデー制度のビザ発給枠を現行の年間2000件から5000件に拡大することが決まりました。
台湾から日本に渡る若者は増えています。
そうなると、自然と日本滞在中に日本人と恋をして、国際結婚に発展する可能性もグンと増えるのではないでしょうか。

私の母が台湾人の父と結婚したのは今から40年以上も前です。
当時は国際結婚が珍しかった時代ですが、今は時代が違います。
日台の素敵なカップルが一組でも増えることを楽しみにしています!