一青妙の台湾blog*Pixnet

NEW2014年8/29発売 わたしの台南「ほんとうの台湾」に出会う旅(新潮社)
好評発売中!!

NEW2013年度中国時報開巻好書奨受賞 
「私的箱子」(聯經出版)台湾版出版

■書籍■
*2014年8月発売 わたしの台南-「ほんとうの台湾」に出会う旅-(新潮社)
新潮45 10月号 「わたしの台南」についてのインタビュー記事が掲載されています

*2014年3月20日 「日本媽媽的臺菜物語」(聯經出版)台湾版出版

*2014年1月20日 発売新篇 台湾映画 (晃洋書房)

*2013年6/27(木) 発売 「ママ、ごはんまだ?」(講談社)
~書評•掲載誌~
●9/19 週刊文春にて酒井順子さんによる書評
●9/8 読売新聞にて星野博美さんによる書評
●9/9 西日本新聞読書案内への掲載
●9/6 川上郁雄先生(早稲田大学大学院•日本語教育研究科教授)による書評(ルビュ言語文化教育 第459号)
●東京人(9月号)
●日本経済新聞(7/24)
●2013年9月4日(水)「ひるまえほっと」
朝11:05~ NHK総合(関東地域のみ)
ブックレビューコーナーにて、女優の中江有里さんによる紹介

*「私の箱子」 講談社 2012年1月13日発売
講談社BOOK CLUB 特設ページ
2013/3/28 「私的箱子」(聯經出版)台湾版出版
~書評•掲載誌~
○熊本日日新聞 1/29 読んドコ!10代
○読売新聞 1/31 著者来店 本よみうり堂
○毎日新聞 2/19 今週の本棚 小西聖子さんによる書評掲載
○信濃毎日新聞 2/26 新刊紹介
○ゲーテ 4月号 清水ミチコさんによる書評
○王様のブランチ(TBS) 3/10 インタビュー取材
○~からだにいいこと~5月号 3/16日
○東京新聞「家族のこと話そう」3/18
○クロワッサン 3/24(土)発売 826号
○ GINGER 5月号 4/23日発売 温水ゆかりさんによる書評
○毎日が発見 5月号 おすすめの本
○女性セブン 4/26GW合併号 著者インタビュー
○ジャーナル「移動する子どもたち」第3号5月号 川上郁雄さんによる書評
○台湾 自由時報新聞 新井一二三さんによる記事

■エッセイ■
○2014年1月10日 発売 文藝春秋 
ウエスト•ショートエッセイへの寄稿
文藝春秋•風の詩「歯医者の虫歯」
○2013年10/25発売 飛ぶ教室 
エッセイ•わたしの一冊「おばけのバーバパパ」掲載
遙飛ぶ教室/光村図書 
○GCサークル季刊誌 2013年/2014年 エッセイ連載

■雑誌■
●2014年5/31発売 STORY7月号(光文社)「私の服にはSTORYがある」
5ページにわたり、台湾での台南訪問や歯科医、女優としての私の日々の活動を紹介して頂きました!

■新聞■
●2013/12/27 讀賣新聞 論点「口腔ケアで偏食なくせ•高齢者の栄養失調」
●2013/3/3  この三冊~台湾を知る~この三冊~台湾を知る~

■インターネット■

台北ナビ「一青妙のここほれ台湾」不定期更新

■講演■
●2015年2月15日 石川県中能登町「わたしと台湾そして石川」
●2015年1月12日 台湾日本人会夫人部会講演「台南、そして私の台湾アイデンティティ」
●2014年12月13日 日台関係研究会 講演「わたしの台南-いちばん台湾らしい場所」
●2014年12月1日 台湾玉蘭荘 講演
●2014年11月30日 富山県講演 盛り上がる台湾観光 魅力あふれる都市ー台南ーの楽しみ方
●2014年9月13日『わ た し の 台 南』~いちばん台湾らしい場所~
場所;日本プレスセンター10階ホール
特別来賓;台南市長•頼清徳 主催; 台湾協会 後援;アジア問題懇話会
●読売カルチャーセンター「私の台湾アイデンティティー」
2014年3/29(土)13:00~14:30(公開講座@荻窪)
●読売カルチャーセンター「私の台南」(公開講座@荻窪)
2014年8/31(日)14:00~15:30 9/6(土)13:00~14:30



1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2015-03-01 13:09:57

中国映画〜妻への家路(帰来)

テーマ:その他の映画
切なすぎる……。
映画はたくさん見てきているけれども、最近見た映画で一番泣いた映画が張芸謀監督の最新作「妻への家路」だ。

主人公の陸焉識はアメリカ留学を経験した博士で、中国に帰国後、大学教授として働くインテリ。
政府に批判的な姿勢をとったため、捕らえられ、労働改造所に送り込まれてしまう。
「反革命」の右派分子とみなされた陸焉識はそこから20年にも渡り、家族と離ればなれの生活を送ることになったのだ。
妻との間にはバレエに打ち込む一人娘がいる。学校で主役の座は確実なほど実力があるのに、父親のせいで、夢が叶わず、バレエを諦める。
まだ文化大革命が終わらない1970年代初頭、陸焉識は脱走を試み、妻子に会いに戻ってきた。ところが、そんな父親を許せなかった娘が、党員に密告することで再び捕まってしまう。

物語はこのように始まるが、1977年、文化大革命が終わり陸焉識が家族のもとへ戻ってきたところから本題となる。

20年ぶりに戻ってきた陸焉識の前には、かつての妻ではなく、記憶障害の妻が待っていたのだった。しかも目の前にいる夫の陸焉識だけを認識できないという記憶障害。
愛する夫を待ちひたすら待ち続けた日々は、妻にとってどんなに重かったことか。
夫の「5日に帰る」という手紙を信じ、毎月の5日になると家から「陸焉識」と書いたプラカードを持ち、駅で待ち続ける。
既に帰ってきている夫が横にいるのに、ひたすら待ち続ける妻。
再び家族となることができるのか……。


映画の中で陸焉識は自分が捕まった悲惨な体験や思いを語るシーンが一つもない。
徹底して娘との、妻との今を、そしてこれからを繋いでいこうとする姿が描かれているのが逆に胸を打つ。
人生の無情やあきらめ、怒り、悲哀、不満……20年にはいろんな思いがあったはずだ。だけれども、本当の極限を体験した人はもしかしたら「無言」という境地に達するのかもしれない。
そこには語っても無駄という絶望があるかもしれないが、全てを包みこみ、受け入れる強さがないと心の平静を保てないと思う。
そんな心の機微を陸焉識を演じた陳道明(チェン・ダオミン)と妻を演じた鞏 俐(コン・リー)そして娘を演じた張慧雯(チャン・ホウエン)が見事に表現していた。

調べてみれば、張芸謀監督と陳道明は二人とも「文革」と深く関わっている。張芸謀監督は自身が10年に渡り、思想改造のため下放されている。陳道明は父親が知識分子で、やはり捕まっている。
中国と言う大国で、歴史に翻弄された当事者たちとして、この作品に唯一無二のメッセージが込められているのではなかろうか。


原作となったのは中国の女性作家•厳歌苓(ゲリン・ヤン)の長編小説『陸犯焉識』だ。
30万字を超える長編小説なのに、最後の30ページだけを使って映画化したというから驚いた。
ちなみに厳歌苓も文革の影響から、アメリカに生活の拠点を移している。陳凱歌(チェンカイコー)監督の名作「花の生涯~梅蘭芳~」や「シュウシュウの季節」「金陵一三釵」といった映画の原作や脚本も書いている。華人作家としては実力も影響力も大きい作家だ。

近年、張芸謀監督は北京オリンピックで派手な演出を行い、「王妃の紋章」を製作し、「HERO」や「LOVERS」といった派手なワイヤーアクションを使った武俠映画が続いたりしたが、個人的には「紅いコーリャン」「菊豆」「生きる」のような作風が好きだった。
本作は1980年から1990年代の監督の作品に再び戻り、静かだけれども、メッセージ性の強い内容となっている。

*映画『妻への家路』2015年3月6日(金)TOHOシネマズ シャンテほか 全国順次ロードショー


公式HP
一青妙さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

読者になる
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

Ameba芸能人・有名人ブログ

芸能ブログニュース

ランキング

  • 総合
  • 新登場
  • 急上昇
Ameba芸能人・有名人ブログ 健全運営のための取り組み