参考資料916 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

空前絶後の歴史改変
「まずおそらくこんな疑問が出てくることだろう。もし“イスラエルの家”がそのとおり文化的な民族だったなら、そして、初めてイギリス諸島に住みついたのが“イスラエルの家”の子孫だったとするなら、イギリス諸島の古代の住民が原始的だったことはどう説明するのか?
 うがった質問である。その答えは以下のどれかひとつに当てはまるはずだ。
① イギリス諸島の最初の住民が、もともとはイスラエルの民の出だったという説は間違いで、彼らはイギリス人の祖先ではなく、予言を成就し、父祖の契約を受け継ぐ者たちでもない。
② “イスラエルの家”はパレスチナからイギリス諸島までの長い旅のあいだに文明を失った。
③ 古代のイギリス人は歴史家の言う“体に絵の具を塗りつけた未開人”ではなく、ローマ人が海岸に押し寄せてくる以前から高度な文明を持っていた。
 最初の説をとるなら、前章で述べた説明のつかない諸事実はどうなるのか。“ひとつの国と多くの国々の群れ”(イギリス連邦)と、“偉大な国民”(アメリカ合衆国)が、“イスラエルの家”が大国となるという予言とぴったり合う時期に、やはり大国になっているのはどうしてか? さらにこの両国が“イスラエルの家”から出たものでないなら、予言で古代イスラエルの土地になると語られたのと同じ地域に住んで、予言を実現させたのはなぜだろう? イギリスとアメリカの国民には、“イスラエルの家”だと認められる“しるし”が残らずそろっているが、ほかにもそういう国があるなら、どちらが“イスラエルの家”か? また、その国はどこにあるのか?
 二番目の説もやはり納得できない。文明を失って未開人になりはてた集団が、パレスチナからイギリスまでの移住の旅や、旅につきものの争いごとを生き抜けるとは思えないからだ。
 したがって答えは三番目の、古代にこの島々に住んでいた民族は歴史に伝わるような“未開人”ではなく、ローマ人が訪れるはるか以前から、高度な文明を持つ民族だったことになる。
 この章のテーマは、歴史はでっちあげられた―――念入りに計画され、みごとな手ぎわで実行された歴史の捏造が、ほぼ二千年の長きにわたって成功している、ということである。
 さらに、ローマがまだ異教時代だったころ、イギリス人とアメリカ人の祖先にあたる人びとが、イギリス諸島で高度に文化的な生活を営んでいた事実を立証しようと思う。」
「Ⅴ・ダンスタンの終末大予言(下)」ヴィクター・ダンスタン著・幸島研次訳より

感想
>最初の説をとるなら、前章で述べた説明のつかない諸事実はどうなるのか。“ひとつの国と多くの国々の群れ”(イギリス連邦)と、“偉大な国民”(アメリカ合衆国)が、“イスラエルの家”が大国となるという予言とぴったり合う時期に、やはり大国になっているのはどうしてか? さらにこの両国が“イスラエルの家”から出たものでないなら、予言で古代イスラエルの土地になると語られたのと同じ地域に住んで、予言を実現させたのはなぜだろう? イギリスとアメリカの国民には、“イスラエルの家”だと認められる“しるし”が残らずそろっているが、ほかにもそういう国があるなら、どちらが“イスラエルの家”か? また、その国はどこにあるのか?

「彼らは未来の奥義からその魂を救い出すことはできない
これは、あなた方のためのしるしである
義が世界の基準として、太陽とともに現れるだろう
驚くべき奥義をとどめておくすべてのものは存在しない
知識は世界に満ちて、おろかさは永遠に存在しない

 この断片は逆説に富んでいる。神の計画を記した『死海写本』は、未来においてもはやユダヤの民の救いにならない、いや意味さえなさなくなるというのである。
 太陽とともに新しい価値観=主義が登場し、奥義は存在価値をなくすという。この新しい価値をもたらす太陽とは何を象徴しているのだろうか。やはり、イスラエルの滅びた後のユダヤの、いや世界の盟主として台頭する日本を指しているのではないだろうか。
 だが、それにしても奥義が、つまり神の計画そのものが意味をなくすとはいったいどうしたことだろう。いや、この断片では、奥義そのものを「おろかさ」とまで表現しているのだ。
 この神の豹変ぶりはどうしたことだろう。これまで、ユダヤ人を導いてきた神が、自らを否定しているのだ。そして、神の奥義を守ってきたユダヤ人たちをもである。日本から現れるものは、神の奥義さえも超越する素晴らしいものなのだろうか。そもそも、神の計画とは何だったのか・・・・。」
「死海写本が告げる人類最後の戦い」上坂晨著より

シンクロニシティーとして、この本「「Ⅴ・ダンスタンの終末大予言」が未来の奥義ではないだろうか。そして、これはイギリス,アメリカが特別な国である事の「しるし」である。しかし、「驚くべき奥義」でもその魂(世界)は救われない。「福音」は世界に広まり、「愚かな判断をする者」は永遠にいなくなる。(千年王国の実現。)

およそ、律法の会議から離れて、心かたくななまでに歩んではならない
そのときは、共同体の人々が、初めに教えられたおきてによって裁かれる
ひとりの予言者と、アロンおよびイスラエルのメシアの現れるまで
死海写本『会衆要覧』

「義が世界の基準として、太陽とともに現れるだろう」。日本から義の教師でも現れるのかな。

>したがって答えは三番目の、古代にこの島々に住んでいた民族は歴史に伝わるような“未開人”ではなく、ローマ人が訪れるはるか以前から、高度な文明を持つ民族だったことになる。

日本には、竹内文書だけでなく色んな「超古代文献」(超古代史)があるよね。
念のため、私は日ユ同祖論もシンクロニシティーレベルだと考えている。

おまけ エイプリルフールか?