参考資料682 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

予言されたケネディの死
「1963年11月22日、ジーン・ディクスンという名の若い女性がワシントンDCで友人に、「なんだか嫌な予感がするわ。きょう、大統領の身になにか恐ろしいことが起こるんじゃないかしら」と語った。彼女は正しかった―――その日、世界中が大統領ジョン・F・ケネディ暗殺のニュースに驚愕することになったのである。当然のことながら、ジーン・ディクスンはアメリカで最も有名な予言者になった。
 たしかに彼女の予言は素晴らしいものだが、これから本書で紹介する予言とは比べものにならない。古代の予言者が予言したのは翌日、翌週、翌年に起こる出来事ではなかった。彼らの予言の実現は何百年、何千年先であることも多かったのだ。
 グラタン・ギネス博士という学者が1887年、『最後の審判の真実』と題する本を著した。博士は、数千年も前に古代の予言者によって書かれた暗号年代に数学的分析をほどこした。予言者たちの日付のみにもとづいて、彼はエルサレムが1917年にトルコ人から解放されるだろうと予言した。この予言は、彼の時代より三千年も前の人びとの記述を分析することによって得られた、純粋に数学的な推理であった。
 エルサレムの解放は予言されたとおりのに起こっただけではない。三千年という遥かな過去に予言されたとおりのに起こったのだ。これについてはのちほど、ほかの事例も加えてもっとじっくり考察する。
 はたして“見えざる手”は実在するのだろうか?その“見えざる手”が国々の運勢を定めているのだろうか?けっきょく、わたしたちはみずからの運命の主人ではないのだろうか?予言者たちは非常に特殊な方法で、わたしたちの次元の外側に存在する“影響力”、つまりほかに呼びようがないので“大いなる宇宙精神”と呼ぶことにするものと同調していたのだろうか?
 人間にはある程度のテレパシー能力があって、音波を出すことなしに思考の伝達ができることがわかっている。過去の時代の一部の人びとは、どうやら現代人が備えていない能力を持っていた、という仮定は成りたたないだろうか?それは感覚を超えた“存在”からメッセージを受けとるための能力だったのだろうか?その“存在”は“存在”の波長に同調している人間の頭に、必死にメッセージを送りこもうとしているのだろうか?おそらく、みずから招いた破滅の縁に立っている人類という愚かな生物種をひき戻してやろうとしているのだろう。
 そんな信頼できるよきアドバイザーがほんとうにいるとしたら、心強いかぎりではないか。」
「Ⅴ・ダンスタンの終末大予言(上)」ヴィクター・ダンスタン著・幸島研次訳より

感想
>1963年11月22日、ジーン・ディクスンという名の若い女性がワシントンDCで友人に、「なんだか嫌な予感がするわ。きょう、大統領の身になにか恐ろしいことが起こるんじゃないかしら」と語った。彼女は正しかった―――その日、世界中が大統領ジョン・F・ケネディ暗殺のニュースに驚愕することになったのである。当然のことながら、ジーン・ディクスンはアメリカで最も有名な予言者になった。

情報源は死後に出版された本なので裏は取れないようだ。ジーン・ディクソンのジョン・F・ケネディについての他の部分の予言を見ると怪しいのは明らか。

「それは1956年5月13日付の『パレード』紙に掲載されたディクソンの次の予言である。
「1960年の大統領選挙では労働者が優位に立ち、民衆が勝利する。しかし<必ずしも最初の任期とは限らない時期に>、彼は暗殺されるか、事務所で死ぬだろう」
 ここでいう民衆とは民主党のことを指し、同党から大統領になったケネディのことを連想すれば、一見当たっているように思えるかもしれない。
 けれども大統領が「ケネディ」であるとは明言していないことに注目してほしい。この時点では次の大統領が誰かはっきりとは言っていなかった。
 ところがディクソンは1960年になると、次のように予言している。
「ジョン・F・ケネディは大統領選で勝てないだろう」
「大統領のシンボルはニクソン副大統領の頭の真上にある」
 つまり、1960年に行われたケネディとニクソンの大統領選挙では、結局、共和党のニクソンが勝つと予言していたのである。もちろんこの予言は当たらなかった。」
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11950062283.html

>博士は、数千年も前に古代の予言者によって書かれた暗号年代に数学的分析をほどこした。予言者たちの日付のみにもとづいて、彼はエルサレムが1917年にトルコ人から解放されるだろうと予言した。この予言は、彼の時代より三千年も前の人びとの記述を分析することによって得られた、純粋に数学的な推理であった。

数学的などと言っているが、要は聖書に出てくる1260日とか1290日とかを年として1260年とか1290年とかにして、また他の部分で2倍とか3倍とか書いてあって、それらをある年に加えるという方法らしい。(ヨハネの黙示録が書かれた年とか。)
因みに、ニュートンは2060年説を取っているが確か有名なキリスト教の宗教会議があったような年、西暦800年に1260年を加えたと思った。ただし、ニュートンの場合はハレー彗星の周期を計算してハレー彗星が太陽に突っ込む年と一致すると計算したらしいが。(象に蚊が止まるような話じゃない?)
http://happism.cyzowoman.com/2013/01/post_1824.html(ニュートンもキリスト教が堕落すると思っていたのか。)

また、昔、イスラエルの高名な数学者がコンピューターを使って聖書の文章を何文字か置きに解析したら数々の予言が的中しているというのをテレビで見たが、その後、絵本でも何でも同じ事が出来るとやっているのを見た事がある。
http://www.h5.dion.ne.jp/~hirorin/biblecode.htm(2006年には何も起こりませんでしたな。)

おまけ