参考資料547 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

「ジーン・ディクソン効果」こそ予言の正体
「彼女は毎年、多くの予言を発表していた。もちろん今まで見てきたようにそのうちのほとんどは外れてしまう。しかし、そうした多くの間違った予言はメディアで取り上げられず、目立たない。読者もどんな予言があったかなど、いちいち覚えていない。
 一方で、数が多ければ中にはまぐれ当たりも出る。そうした予言は予言者自身も積極的に宣伝し、誇張する。メディアも目立つ予言はよく取り上げるため、人々の記憶に残る。
 その結果できあがるのが高い的中率を誇る予言者像だ。ジーン・ディクソンとは、まさにこの錯覚によって生まれた予言者像そのものである。
 それゆえ、右の一連の錯覚を起こす現象は「ジーン・ディクソン効果」と呼ばれている。これぞ、まさに彼女の予言の正体であり、その名を冠するにふさわしい現象である。(本城達也)」
「検証 予言はどこまで当たるのか」ASIOS・菊池聡・山津寿丸著より

感想
素朴な疑問だが、念力とかテレパシーだったら仕込み(手品)で徐々に有名になっていくと考えられるが、的中率10%ぐらいの未来予知でどうやって有名になったんだろうね。それとも周りの人が後解釈の予言に気付かなかったとか?
あまり関係ないが、競馬必勝法を開発した人が自分や周りの人に教えているレベルでは当たっていたが本を出版したら全然当たらなくなったという例もある。個人的には、天の配剤のようなものが関係しているのではないかと考えているが。
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11298125242.html(全て嘘という考え方もあるが、私は本当だと思っている。)
補足:http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11255387173.html

解釈次第という事で、今まで誰も解釈した事がないノストラダムスの解釈を披露しよう。ただし、年号にこだわる人にはただのコジツケだが。

10巻91番の詩
Clergé Romain l'an mil six cens & neuf,
Au chef de l'an feras election
D'un gris & noir de la Compagne yssu,
Qui onc ne feut si maling.      (ラメジャラー本の原文)

ローマの教会よ、1609年
その年の初めに(おまえは)選ぶだろう
灰色と黒の仲間出身の一人
このような人はかつてそんなに悪くなかった 

訳の解説はこちら
年号は暗号と考えているので、未来のある時ローマ教皇に中東かアフリカ系の人物が選ばれるがその人物は「黙示録の獣」となる。邪悪とも解釈されるしね。
ところで、ローマ教皇はラテン語で「神の子の代理」を意味する「VICARIUS FILII DEI」(教皇の冠に刻まれているらしい)で表せると考える。(実際は代名詞にはなっていないだろうがシンクロニシティーレベルの話だから。)
http://www.youtube.com/watch?v=qhQfNDJdiRE(5:30~6:00)
また、例えば、ノストラダムスの予言集の表紙を見ると「NOSTRADAMVS」となっていてラテン語(古典ラテン語)ではJとUとWを除いた23文字でUの代わりにVを使うらしい。(そういえば、アンリ二世への手紙でよくJの代わりにIが使われていた。わざわざフランス語に使うのはやはり言葉遊びなのかな。)
そこで、「VICARIUS FILII DEI」も「VICARIVS FILII DEI」となり、ここでローマ数字を思い出すと「I, V, X, L, C, D, M がそれぞれ 1, 5, 10, 50, 100, 500, 1000 を表す」なので(日本人じゃX=10ぐらいまでしか知らないね)、それ以外を0として計算すると、
5+1+100+0+0+1+5+0+1+50+1+1+500+0+1=666となり「獣の数字」となる。(コジツケと言えばコジツケだがシンクロニシティーレベルの話だからね。)

因みに、「黙示録の獣」と言っても地からの獣とか海からの獣とか第四の獣(ダニエル書)とかで1人ではない。(国とも書かれているがその代表と考えれば人。)
普通、ノストラダムスで黙示録の獣というと「シーレン」(Chyren)だがシンクロニシティーで「試練」と考えると日本人の可能性もある。(決してふざけている訳ではない。)

おまけ