参考資料294 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

「小羊が第七の封印を解いた時、半時間ばかり天に静けさがあった。それからわたしは、神のみまえに立っている七人の御使を見た。そして、七つのラッパが彼らに与えられた。また、別の御使が出てきて、金の香炉を手に持って祭壇の前に立った。たくさんの香が彼に与えられていたが、これは、すべての聖徒の祈に加えて、御座の前の金の祭壇の上にささげるためのものであった。香の煙は、御使の手から、聖徒たちの祈と共に神のみまえに立ちのぼった。御使はその香炉をとり、これに祭壇の火を満たして、地に投げつけた。すると、多くの雷鳴と、もろもろの声と、いなずまと、地震とが起った。(第八章一~五節)

『半時間ばかり天に静けさがあった』と言うからには、時代的に少し間をおいてということになろうか。香炉に火を満たして地に投げつけると、雷鳴・もろもろの声・いなずま・地震が起こったのであるから、これは、火器・火薬が実際に戦争で使われ出したということを暗示していよう。それらが地上にどんな災いをもたらすか、次に続く。

そこで、七つのラッパを持っている七人の御使が、それを吹く用意をした。第一の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、血のまじった雹と火とがあらわれて、地上に降ってきた。そして、地の三分の一が焼け、木の三分の一が焼け、また、すべての青草も焼けてしまった。第二の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、火の燃えさかっている大きな山のようなものが、海に投げ込まれた。そして、海の三分の一は血となり、海の中の造られた生き物の三分の一は死に、舟の三分の一がこわされてしまった。第三の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、たいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきた。そしてそれは、川の三分の一とその水源との上に落ちた。この星の名は「苦よもぎ」と言い、水の三分の一が「苦よもぎ」のように苦くなった。水が苦くなったので、そのために多くの人が死んだ。第四の御使が、ラッパを鳴らした。すると、太陽の三分の一と、月の三分の一と、星の三分の一とが打たれて、これらのものの三分の一は暗くなり、昼の三分の一は明るくなり、夜も同じようになった。また、わたしが見ていると、一羽のわしが中空を飛び、大きな声でこう言うのを聞いた、「ああ、わざわいだ、地に住む人々は、わざわいだ。なお三人の御使がラッパを吹き鳴らそうとしている」。(第八章六~十三節)」
「滅亡の日」麻原彰晃著より

感想
「ペテロの第二の手紙」第3章に「主にあっては、一日は千年のようであり、千年は一日のようである」とあるので、一日を千年で考えると、半時間は30分なので1000÷24÷2=20.83333・・・・より大体20年とする。つまり、小羊がいつ封印を解くか分からないが、解いてから20年ぐらいの猶予期間があるのではないだろうか。その理由は、同じ手紙に「主は約束の実行をおそくしておられるのではない。ただ、ひとりも滅びることがなく、すべての者が悔改めに至ることを望み、あなたがたに対してながく忍耐しておられるのである」とあるからである。ただし、「しかし、主の日は盗人のように襲って来る」のだそうである。(1994年ぐらいに解かれていなければいいね。)
また、「御使はその香炉をとり、これに祭壇の火を満たして、地に投げつけた。すると、多くの雷鳴と、もろもろの声と、いなずまと、地震とが起った」とあるが、「ヨハネの黙示録」第5章に「この香は聖徒の祈りだ」とあるので、その20年ぐらいの間に聖徒の数が増え、その願望が達成されて(先の手紙の)「神の日の到来を熱心に待ち望んでいるあなたがたは、極力、きよく信心深い行いをしていなければならない。その日には、天は燃えくずれ、天体は焼けうせてしまう。しかし、わたしたちは、神の約束に従って、義の住む新しい天と新しい地とを待ち望んでいる」という状態になるのではないだろうか。
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11620565256.html
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11617670029.html

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