監督:大谷健太郎
出演:菅野美穂、田辺誠一、白石美帆、桐谷美玲、大森南朋、風吹ジュン、浅丘ルリ子、南果歩
遺伝子(ジーン)の女神の計画。あなたは、暴けない―。
「帝華大学病院の産婦人科医曽根崎理恵、院長が病で引退する為間もなく閉院するマリアクリニックに手伝いに行っている。病院にとって最後の四人の妊婦のお産をきちんと最後まで診るつもりでいるが、そのことを大学病院の上司はよく思っていなかった。
彼女にはある思惑があるのだが・・・」
海堂尊さんの原作の感想はこちら → ☆
原作が大層面白かったので、映像化を激しく納得したものです。
産婦人科医の現状、産婦人科医療の現状を上手に絡めて面白いストーリーになっていました。
曽根崎理恵=菅野美穂ちゃん
うん、OKでした。田辺さんの清川先生もまあ・・・イメージは少し違いましたが大丈夫・・・。
ストーリーも原作を随分短くはしたけれどまとまってはいたかなーと。
でも・・
なんだろう?
私の場合映画では描ききれなかった理恵や周りの人たちの思いなどを無意識に補っていたかもしれない。
原作知らずで映画だけ見た場合どうなんでしょう?
理恵のやったことも、色々絡んだ思いも伝わらないんじゃないだろうか?
理想だけ追って先走っちゃった人な感じが強かったような??
あの理恵が抱えていた秘密も、あんなにアッサリ見破られちゃって・・・
あれは彼女の切り札であってそれがあるからこれからのことを守れるのであって、あれじゃあ何にもならないんじゃ・・・・?
原作と違ってテーマが弱くなってしまったいたように思います。ちょっとそこが残念ー
白石美帆ちゃんと音尾琢真さんの夫婦がとっても良かったなぁー
ジーン・・・とさせられちゃいました。