監督:本広克行
出演:織田裕二、深津絵里、伊藤敦史、ユースケ・サンタマリア、内田有紀、小栗旬、小泉幸太郎
湾岸署、封鎖されちゃいました。
「強行犯係、係長に昇進した青島は、新湾岸署への引越しの本部長を任されていた。
そんな引越しの最中、青島拳銃三丁が盗まれ、その拳銃によって殺人事件までが起こった。犯人の要求は今までに青島が逮捕した受刑者たちを解放することだったが・・」
期待感高すぎたのでしょうかー?
どうも・・・
あまりピンとこなかったというか微妙だったというか。
事件も新鮮味が全くなかったうえに主犯(?)の真意もパッとしない。
すみれさんとの仲はちょっと進展しそうになったのはいいんだけど終盤の外のスピーカーで発したあれはどうかなー?感動する場面なんだろけどあれは引いちゃったな。
「海猿 LIMIT OF LOVE」の環菜へのプロポーズと同じような何とも言えないモヤモヤ感に包まれました。
過去キャラと新キャラも大勢いて、どの人もどうも活かされていなかったような。
小栗旬くんももっと確立したら良かっただろうに、中途半端だし、和久さんの甥っ子伊藤敦史くんもそう。ユースケさんも変な立ち位置、室井さんもほとんど絡んでない。
お馴染みの笑いやユルいやり取りにも「もういいから先に進んでよー」って何度も言いたくなっちゃった。
感動できなかったのも痛い。
映画1や2の時は笑いの中にも感動ありが良かったんだけどねー
バーナーみたいのや電動ノコでもダメな鉄扉、青島木の棒で叩くのも長すぎで・・・
「俺に部下はいない。いるのは仲間だけだー」のキメ台詞もそんな雰囲気の中でのあのシーンだったから感動には至らず。
また続きは4でね!
みたいな感じのまま終わったラストは割りと良かったけど、私が見落としただけなのか「え?何だったの?」っていうところもいくつかあって。
犯人の青年に「あれ?どこかで会った・・」みたいなのもそのまま終わってしまったし。一体どこで?
ラストの室井さんの車の中の言葉も意味わかんなかったしー
何となく消化不良な感じです。
特別大ファンじゃないけれど好きなシリーズだから期待しすぎたかなー?
残念でした。