監督:李闘士男
出演:市原隼人、高良健吾、谷村美月、香椎由宇、筧利夫
幼馴染の二人は、やがて運命のライバルにー。
「高校一年のユウキはちょっと気の弱い優等生、小学四年まで住んでいた町に戻り、幼馴染のカブに再開した。カブの誘いでボクシング部の見学に行き、昔と変わらず強いカブに影響を受け入部してしまった。
自信満々だったカブが試合で負けたショックから退部する一方ユウキは監督から言われた言葉を胸にコツコツと練習に励んでいた」
スポーツ青春もの
仲間、友情ー
まさに私の好きなキーワードてんこ盛り!
まず、イッチーのカブがとーっても良かったです!
癖のあるひねた子じゃなくて、ワルっぽいんだけど真っ直ぐで仲間思いで卑怯なことが嫌い。
先輩にも弱いだの一度くらいは勝ってだの言うけど、リングで倒れた先輩に一番に駆け寄ったのはカブ。そして相手にぶつけた怒りも「もう勝負はついているのに痛めつけるようなマネするなー」というようなもの。
でも元から強く才能があるカブは先輩であっても部内に敵なし。
つい練習は手抜きになってしまう。自分が弱いと知っているユウキは監督の、ボクシングは正直なスポーツ。練習がすべて出るという言葉と、言われた指導をきちんと守り、体力をつけるために自主練も欠かさない。
この二人はやがてぶつかるのかなーって思ったら・・・
本当にカブがいいやつです!
あの坊主頭を思いっきりゴシゴシと撫でたいくらいいいやつ!
不器用だけど優しく熱く・・好きだなー
高良健吾くんも良かった!
最近ちょっとな・・という役が続いていたので、この爽やかなユウちゃんはツボ!魅力たっぷり出ていました。
ストーリーは大層ベタです。
誰もがわかる展開、そして試合も対戦カード見るとどっちが勝ってどうなるっていうのが丸わかり。
それでも感動したり熱い気持ちになれるだから、これでいいんですよ。
ラスト因縁の試合前、監督と話していた時のカブの表情がとっても良かったなー
いい笑顔でした。
谷村美月ちゃんはちょっとお顔丸くなったかな?
以前のようなシャープな雰囲気がなくて・・でもカブをあったかく大きく包み込むとってもいい子でした。
大好きなカブからもらった当たり棒、嬉しかっただろうなーそれを持って精一杯生きていました。
そういえばイッチーと美月ちゃんといえば「神様のパズル」
あちらとは真逆なポジションの二人でしたー
面白かったー!楽しかったー!
やっぱりこういうのは本当に大好きです。