監督:根岸吉太郎
出演:松たか子、浅野忠信、室井滋、伊武雅刀、広末涼子、堤真一、妻夫木聡
「放蕩三昧の小説家大谷の妻佐知は、夫が盗んだお金のカタとこれまで何年も踏み倒してきた酒代を払う為、夫婦で営んでいる椿屋という飲み屋で働くことにした。
それまでお金がなく家の中で息子とじっとしていた佐知だったが、美人で働き者ですぐに店の人気者になった。
生き生き働くそんな妻を見て、大谷は焼餅を焼くようになり、仕舞には愛人と心中を決心するのだが・・」
もっとシットリとした妻を想像していたのですが・・
どうも全然違っていました。
ダメな夫を静かに支えた妻というお話ではあるのですが、どうにも素敵には思えずで。
何だかこの夫婦バカみたい・・(汗)って思っちゃって全然入り込めませんでした。
どこにも共感できなかったな~
「母べえ」の時にも感じたようなイラッとした感じも時折あって、なんだか途中退屈にさえ感じてしまいました。
基本的にはこういうストーリは好きなのですが、想像していた夫婦像とかけ離れていたからかもしれません。
登場するキャラ全て魅力がないような感じで。
椿屋のご夫婦にしても、お金払わないならもうお酒出さなきゃいいのに。
そして冒頭怒鳴り込んできたのと、又その次の日からの対応が違っていて人物像がよく解らない。
堤さん演じる元恋人もなんだかなーだったし、妻夫木くんとの家でのやり取りにも佐知に全く好感持てず。
期待していただけにとっても残念な作品でした。
でも松たか子さんはやっぱり綺麗!