安心感、信頼関係を築くということ | ヒトミナcafe

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ママと子どもの情報ブログ

こんにちは。ちばっち@北海道函館市です。
今年の最初の月が、早くも終わろうとしていますね~雪の結晶

夫の転勤で函館に来て2年半がたった我が家。
私は東京時代、ベビーマッサージや親子のリズム遊びを通してイベントを開催してきたのですが、
函館でもご縁をいただき、市内の公共施設や子育てサロン、道南地方の町の
子育てサロンや保健センターなどで、こういう場を受け持つ機会をいただいてきました。

たくさん触れて声をかけて、安心感や信頼関係を楽しく築いていってほしい……。
私がベビーマッサージやふれ合い遊びを通してお伝えしいという気持ちの最も大きな部分です。

人って、優しく触れられて声をかけてもらえると、大人でもホッとするんですよね晴れ
逆に、怒鳴られたり叩かれたりすれば緊張状態になり、跳ね返そうとする力が発生します。
大人同士の関係では日常的には叩かれたり殴られたりという場面はあまりないでしょうが、
言葉や理不尽な扱いによる抑圧も一緒です。

子育ては、いくら親子であっても、別の人間同士の関係なので、子どもがまだ小さくても、
感情のぶつかり合いがあります。
小さな子に大きな声をあげても仕方がないと冷静な時は思っていても、
何かを言い聞かせようとしている時に反発ばかりされると、大切なことだということを
伝えたいがために声を荒らげてしまうこともあるでしょう。
危険なことをしたとき、ある程度分別がついてきているのに他人に迷惑をかけるようなことをしたりすると、
思わず手が出てしまうこともあると思いますしょぼん

でも、力やいわば威圧に対する恐怖を与えてしまうことは、根本的に正しい習慣が身に付いたり
自分でやるべきことをやるようなることには結びつかないんですよね……。
必ず反発する力は生まれ、その時には見えなくても時間差で思わぬ方向に爆発することも。
結局は、根気よく説明したり、親子だからこそ年数をかけて信頼関係を築いていく中で、
気持ちが少しずつ届いていくこともある……。
そして、親として子どものことはある程度理解しているつもりでも、子どもも個々の人間として成長していくし、
置かれる環境もどんどん変わっていくものですから、信頼関係って一度築いたらそれで終わりではなく、
ずっと努力して保っていく必要があるのだなあと、感じてきました。
もちろん、親子に限らずどんな人間関係にも言えることだと思います。

「明日は怒鳴らないようにしよう!」。私も何度夜寝る前に子どもの顔を見ながら誓い、
そしてそれが実現できないことを繰り返してきたか……ダウン
そうこうしているうちに、子育てが始まってから14年弱がたちます。

私も色々悩みながら子どもたちとのコミュニケーションに試行錯誤しているのですが、
そんな中で、やはり大事なのはスキンシップなのかなあと感じています。
下の子に私がマッサージをしているのを見て、自分もやってほしいと言ってきた、
当時小学校中学年だった男子野球
スポーツで疲れた足をマッサージすると、普段あまり話さないような学校のことなども
ポツポツと色々話してくれるようになりました。
登校するときに「行ってきます!握手!」という小学生たちグッド!
毎朝握手握手と言われるのも最初は笑ってしまっていたのですが、家の外で過ごしてくる子どもたちが
安心して出かけるための儀式なんだなーと。
怒られてかんしゃくを起こしている子にさらに腹を立てながらも、思わずぎゅっと抱きしめたら
そのうちしゃくりあげるような泣き方になり、落ち着くこともあります合格
中学生に「肩凝ってない?」と肩をもむと、くすぐったい!と言いながらも、まんざらいやでもなさそう。
会話が弾みます。
我が家の子どもたちも中学生1人と小学生3人、2歳児1人と、それぞれ自己というものが
どんどん成長中なので、感情がぶつかって私もキーッとなることも日常多々ですが、
ひどく腹が立った時ほど、「そうくるの?だったら、これでどうだー!!」とコチョコチョ攻撃に出ると、
相手も笑いだし、他の兄弟たちも絡んできてコチョコチョ合戦になり、大笑いにひひ
たくさん笑った後は、お互い冷静に対話できるものです。
もちろん、いつもいつもそううまくいくわけではないんですけどね^^;

お友だちのお母さんたちのお子さんとの接し方を見ながら、コミュニケーションのヒントをもらうことも
たくさんあります。
親子の関係って、ずっと模索していくものなのかもしれませんね。

ベビーマッサージに限らずきっかけは何でもいいと思っています。
子どもの安心した様子は親にも安心や自信をもたらしてくれます。
地域には親子で参加できる場が色々あると思いますので、どこかで、何かを通して
ホッとする気持ちを得ながら子育てをする人が増えるよう、
私も日々の子育てにまだまだ奮闘しながら願っていますクローバー