職業プチ体験「お坊さん」 | ヒトミナcafe

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こんにちは。ちばっち@北海道函館市です。

我が家の小学生たちは今週の火曜日から3学期がスタートしたのですが、
冬休み残り2日となった日曜日に、普段なかなか体験できない体験をしてきましたビックリマーク

それは
「お寺体験」。

末っ子を通したお友だちのお父さんがお坊さんで、子どもたちに普段なじみのないお寺に
親しんでもらおうというイベントをするので興味があったら、と誘っていただきました。
小学生たちに、「お寺で座禅を組んだり落語を聞いたりするイベントがあるんだけど」と話したら
「行きたい!!」。
私も普段全く無縁の世界なので、興味を持って出かけました。
小5、小4、小1と、2歳9ヵ月の末っ子も参加!

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主なプログラムは
・座禅体験
・お坊さんの服を着てみよう
・プロの落語を楽しむ
・お坊さんの修業時代の味、おかゆを食べよう

座禅はあぐらをかいた左右の足をもっとしっかり組むので、体が硬いときつい姿勢です。
10分ほど、しゃべらず動かず伸ばした背筋を保ったまま無我の境地に。

小学生たちのまねをして、末っ子もあぐらをかいて足と手を組んでじっと座っているのですが、
向かいに座っている私は末っ子の様子が気になり、薄目でチラチラ^^;
5分ほど頑張ってじっとしていたのですが(これだけでも上出来!)次第にそわそわして、
お尻に敷いている丸い座布団に寄りかかるさま^^;
ヒヤヒヤしていると、なんと再び復活して、座禅を組み出し、その様子に思わず吹き出しそうになり、
お坊さんに肩を板で叩かれないようにと、必死に心の中でしみじみとしたことを考えたりして
乗り切った私でした。
全然無我の境地になれていませんね^^;

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我慢する体験をした後は、子ども用の袈裟を着て、木魚や太鼓を叩いて楽しむ子どもたち。
和風ドラマーという感じなんですが…^^;

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そしてお楽しみの、プロの落語家による落語。
落語絵本シリーズが好きな我が子たちは、本物の落語が見られるとワクワクです。
落語は1人で演じますが、工夫によって登場人物を何人にも増やすことができるそうです。
声色だけでなく、顔の向きを色々変えたり、セリフを工夫したり、
手ぬぐいと扇子を色々なものに見立てて自由自在に多彩な場面を展開する様子に、
みんな夢中で見入っていました。

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そして、披露された落語は「初天神」。
やんちゃな息子とお父さんが、新しい年が明けて天満宮にお参りに行った際に繰り広げる
ドタバタの喜劇なのですが、子どもたちは川端誠さんの落語絵本シリーズで知っていたため、
さわりを聞いた途端にひそひそ声で「はつてんじんだ!」と大喜び。
目の前で繰り広げられる身振り手振りの落語に腹を抱えて笑っていました^^

そして最後は、おかゆをいただきました。
短い場合でも1年はあるという修業期間の間、お坊さんの朝食はおかゆと漬物だそうです。
たまに食べると優しい甘みがとても美味しく感じられるおかゆですが、
やはり飽きもあるでしょうし、おなかがすくのも早い。
1週間の1度は野菜で彩りが添えられるそうなのですが、やはり、修業明けには
かなりの反動もあるそうです。
おかゆを食べた後には、そのお椀にお茶を注ぎ、一切れ残しておいた沢庵で
お椀の内面を拭いてきれいにし、沢庵も食べてお茶も飲み干すという、
独特の習慣も教えていただきました。

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普段立ち入ることがないお寺の中でお坊さんたちと色々なお話をしたことで、
子どもたちの好奇心も大いに刺激されたようです。
色々なお仕事に関心を持つ、1つのきっかけになってくれたらいいなあと思いました合格