殺るか、殺られるか 10.5 (現実) | ヒトコワ新聞

殺るか、殺られるか 10.5 (現実)

殺るか、殺られるか 10の続きです。


「平成16年12月13日、月曜日。」


このシリーズをごらんになっていただいているみなさん、
乱文、誤字脱字、そしてエゴの塊のようなエントリーに
お付き合いいただいて、本当に感謝申し上げます。


残念ながら、このシリーズ。すべて私の身の回りで実際に起きた
ノンフィクション、つまり


現実
であります。


この話は今から約2ヶ月前に起こった現実、であります。


そして、このシリーズを今週続けて、足早に書いたのは
理由があります。


「平成16年12月13日、月曜日。」


本日から数えて3日後のこの日が、この事件が続くか、終わるかの
ターニングポイントになっているからです。


すこし、話は変わりますが、人間嫌いである私のblog、
「ヒトコワ新聞」のテーマを象徴しているような
人間関係、世の中の不条理さ、ありえない事件、事故・・・。


あらゆるものがこのシリーズには凝縮している、
と自負しております。


皆様には残念なことと思いますが、
このblogは一般的な読者想いのblogではありません。
私の唯一の・・・自我の毒を吐く場所です。


ランキングの推移に象徴されるようにこのシリーズを書くと、
どんどん訪問者数、ランキングともに下がっていきます。


しかし・・・。


もし、お時間があるなら、ぜひこのシリーズのコメントを
見てください。


「楽しみにしています。」と話の続きを期待して下さる方。

まるで、自分のことのように憤慨してくださる方。

自分もひどい目にあった、と体験談を切実にお話される方。

私に「がんばれ!」とエールを送ってくれる方。

コメントせずに、でも何度か訪れ、見守ってくれている方々・・・。







一部の方がこのシリーズを読むと、


「オマエは本当に世の中がわかってねぇな!」


と不快な思いをされる方もいらっしゃると思います。
むしろ、そちらの意見のほうが大多数かもしれません。


しかし・・・。 このシリーズを見て共感してくださった方々、
本当に本当に、ありがとうございます。
私にとってみなさんは 本当に、私にとっては心の温かい方ばかりです。


このシリーズはまだ終わっておりません。


しかし、このシリーズの次のエントリーでもしかしたら
エンディングです。


「平成16年12月13日、月曜日。」


もしかしたら、出るところに出るかも知れません。
この日は、不安でもあり、希望の日でもあります。
もちろん、その後はこのblogにてご報告したいと思います。
当日に確実にご報告できるかは、まだわかりませんが
わかり次第、ご報告したいと思います。


私は・・・。


次のエントリーでこのシリーズが最後になればいいな
と願っております。


最後に。

皆様の暖かいお気持ち本当にありがとうございます。

「平成16年12月13日、月曜日」まで、

もうしばらくお待ちください。 
 えむ



それは・・・現実。
「殺るか、殺られるか」

~ 目次 ~




殺るか、殺られるか 1 (金属バット)
私はいつものように仕事を終え、愛車が待つ駐車場へ向かう。
悲劇が待っていることも知らずに。

殺るか、殺られるか 2 (職員室殺人予告)
見えない敵、繰り返される不安。
私は逃げずに宣戦布告を受けて立つことにした。
そして、全県民巻き込んでの指名手配捜索がはじまった。

殺るか、殺られるか 3 (イカレタコドモ)
犯人は、少年に見える。しかし、幼い。
そして、まったく理解不能な言語を発していた。「かっこいいから」だと。

殺るか、殺られるか 4 (親という仕事)
親は、子供を生み育てる、と法律で定められている。
親の仕事とは、何か・・・。

殺るか、殺られるか 5 (指詰めろ。)
「価値観」。この意思疎通の壁を乗り越えるのは容易ではない。
しかし、伝えなければならない。そして「責任」の意味も。

殺るか、殺られるか 6 (神はいない)
なぜ、人は現実を直視しないのだろうか。
なぜ、人は自分自身の言動の意味を理解できないのか。

殺るか、殺られるか 7 (因果応報)
罪は罰により償わなければならない。
そこから逃げようとするものは、許してはならない。

殺るか、殺られるか 8 (許せない)
ついに、総勢11名が待つエリアへ足を踏み込む。そして私は
彼らに対し「憎悪」の感情が増幅しているのを感じ取る。しかし・・・。

殺るか、殺られるか 9 (最後の妥協点)
いつか、終わりを告げなければならない。
私は最後の妥協点を見出した。

殺るか、殺られるか 10 (約束)
ゲームは延長戦へ。そしてまた、いつものような日常に戻る。
私自身は少し変わってしまったが・・・。