7年前の教訓 | かこちゃんのブログ

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東京新聞 11/27(水) 「本音のコラム」 斎藤美奈子

【7年前の教訓】

与党とみんなの党の賛成多数で、特定秘密保護法案が衆院を通過した。昨年12月の衆院選で安倍自民党を大勝させた結果がコレ、7月の参院選で「ねじれ」を解消させた結果がコレである。

2006年12月、第一次安倍政権下で教育基本法改正案が強行採決された7年前を思い出す。あのときも激しい反対運動が起こり、国会周辺で連日集会が行われていたにもかかわらず、国民の声は無視された。

そのツケは今、ボディーブローのように効いている。新基本法に基づく学習指導要綱の改定、教育委員会の教科書採択への介入、第二次安倍政権は教科書検定制度の見直しまで言いだした。いずれも新基本法の「愛国心」条項に依拠している。

しかし、意気消沈するのはまだ早い。07年が明けると同時に安倍内閣では不祥事や失言が相次ぎ、党内からも改憲論への批判が噴出。参院選で自民党は大敗し、首相は辞任に追い込まれた。

民意を無視した乱暴な国会運営は必ずしっぺ返しにあうのである。

法案の審議過程で露呈した政府・与党の危険な体質。威勢のいいことを言っていたみんなの党と日本維新の会の予想以上のだらしなさ。特にみんなの党の心ある議員はこの際、党を出たらどう?今なら支持者も許すと思うけど。参院での論戦はまだ続く。いつまでもあると思うな支持と権力、である。(文芸評論家)



昨日は朝から晩まで、国会周辺では国民の怒りの抗議で、賑やかだったそうです。

寒い中、参加された方々に敬意を表します。


市民が立ち上がった不正選挙訴訟の裁判も全国で展開されていますが、

本日、15時より東京高裁でも行われます。


昨年の衆院選の不正に気付いて、今年の参院選に東京選挙区から立候補した犬山勝子さんが原告団の一人です。