検察の控訴棄却#検察なう 八田隆さん控訴審判決 | 声なき声を聴く政治 千葉県議会議員 鈴木ひとし

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今日、東京高裁720号法廷で #検察なう 八田隆さんの控訴審判決が行なわれました。

法廷の前には開廷30分以上まえから長蛇の列ができて、関心の高さをうかがわせます。

そして判決は検察による控訴を棄却!一審の無罪判決が維持されました。

有罪率100%と言われた国税・東京地検特捜部事案での無罪維持。

まさに歴史が書き換えられていく瞬間でした。

裁判長によって判決理由が朗読されましたが、一言でまとめるとするならば「人間のものの捉え方や関心事は多様であって、一括りに正邪を判断することはできない。よって八田隆さんを有罪と判断することは難しい 」と言ったところでしょうか。

八田さんの日常業務は多忙であって、多額の金融商品を取り扱う中で、自己の金銭に関することには無関心となっていたことも理解できると…

詳細につけられていた資産管理表と、自己の給与収入に対する無関心が同居していることも不合理とはいえないと言及する場面もありました。

司法の常識を打ち破って市民の常識が採り入れられた、濃やかで寛容な精神が裁判体の背景にあることを感じさせる判決でした。

最後に裁判長からこんな趣旨の言葉が八田隆さんに。

判決が確定したけれども元の仕事に戻ることは難しいかもしれませんね。能力がある方なので、再スタートを切って下さいと。

また刑事被告人を不当に拘束することが無いように審理の迅速化に勤めていますが、膨大な証拠を読み込む事に時間をとられてしまったと、ねぎらいと遺憾を表す言葉もありました。

裁判長は「審理を尽くし切った結果の判決だ」と言われ、覆しようがないと言う意味を表しました。

検察が無意味な上告をして、さらに司法による人権侵害を続けることの無いよう祈りつつ、足掛け五年に及び、八田隆さんが検察との死闘を戦いぬいたことに心から敬意を表したいと思います。

本当に良かった!

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