中山11Rの京成杯(3歳GIII・芝2000m)は、
2番人気フェイトフルウォー(田中勝春騎手)が勝利。
ハナ差の2着に8番人気デボネアが、
2馬身半差の3着に7番人気プレイがそれぞれ入線。


レース後のコメント


1着 フェイトフルウォー 田中勝春騎手
「最後はなんとなく出ているような気もしたのですが、勝っておいてくれと祈るような気持ちでした。イメージ通りの騎乗で、前に出して行って少し掛かり気味でしたが、4コーナーでも抜群の手応えでした。直線は行くところがなくてヒヤッとしましたが、最後もよく伸びてくれました。これで賞金加算ができたので、安心しました」


2着 デボネア 吉田豊騎手
「少し掛かるところがあるので、前半から折り合いに専念して行きました。勝負どころでの反応もよく、いったん抜け出したと思いましたが、最後は内外が離れてしまいました。馬体を併せていれば、また違ったと思います」


3着 プレイ 柴田大知騎手
「2、3番手につけて早めに抜け出す競馬で、という指示でしたが、その通りにいいレースができました。最初はちょっと行きたがっていましたが、途中からは落ち着いて、よく頑張ってくれました。いい馬に乗せてもらえました」


4着 マイネルメダリスト 津村明秀騎手
「折り合いもつきましたし、こういうタメて行く競馬の方がいいかもしれません。引っかかるところもないですし、レース運びも上手い馬ですから、これからもっとよくなるでしょう」


7着 インナージョイ 後藤浩輝騎手
「能力はあるのですが、位置取りがどうしても後ろになってしまいますね。中山のようなトリッキーなコースよりは広いコースの方が力を出せるタイプでしょう」


10着 ヌーベルバーグ 松岡正海騎手
「いい感じだったのですが、4コーナーで一杯になってしまいました。いい馬なんですけどね……」


12着 スマートロビン 内田博幸騎手
「出負けしたのがこたえました。前の方につけたかったのですが……」


14着 ジャービス 藤沢和雄調教師
「距離が微妙に長いかもしれません。一生懸命走りすぎているところがあります。次はもう少し距離を短くしてみます」


京都11Rの日経新春杯(4歳以上GII・芝2400m)は、
2番人気ルーラーシップ(U.リスポリ騎手)が勝利。
2馬身差の2着に3番人気ヒルノダムールが、
ハナ差の3着に1番人気ローズキングダムがそれぞれ入線。


レース後のコメント


1着 ルーラーシップ U.リスポリ騎手
「ジャパンCを勝った馬に勝てたことは嬉しいですね。強い馬です。この馬自身、GI戦線で戦えることがわかりました。スローペースになるのではと思っていたので、4コーナーではある程度の位置に、と考えていました。思っていた通りのレースで、最後もよく弾けました」


2着 ヒルノダムール 藤田伸二騎手
「上手く乗れましたが、もう少し流れて欲しかったですね」


3着 ローズキングダム 武豊騎手
「モタついて、直線では内にササるような面を見せていました。本来はもっと切れる馬なんですが……」


4着 ナムラクレセント 和田竜二騎手
「流れは思った通りでした。本来ならもっとハンデ差が欲しいですね。決め手勝負は厳しいですから」


5着 ホワイトピルグリム 福永祐一騎手
「内ぴったりを回って、よく頑張っています。休み明けでこれだけやれたら上出来でしょう」


6着 ゲシュタルト 池添謙一騎手
「体は戻ってきています。いいリズムで4コーナーまで来ましたが、外から一気に勝ち馬に交わされて、気持ちが途絶えてしまったようです」


9着 オートドラゴン 渡辺薫彦騎手
「折り合いはつきましたが、このクラスになると現時点では荷が重いのかもしれません。距離も微妙に長いのではないでしょうか」


10着 ビートブラック 幸英明騎手
「1コーナーで先手を取りましたが、これまでやったことのない競馬でしたから……。いつも通りの競馬をしていれば、もう少し上位に来られたかもしれないですね」


(ラジオNIKKEI)