私はホールインワンを7回もする幸運に恵まれましたが
それよりもっと偉大な記録エージシュートは難しいと思っていました。
チタンのボルトを4本も入れる腰の大手術をしたのに、
リハビリをして来なかったからです。
ところが今年の6月2日、ザ・サイプレスGCの開場記念杯で
76のエージシュートを達成出来たのです。
その時、皆様に祝福していただいたのですが、
実は素直に喜べない部分がありました。
それは6000ヤードを越えない5700ヤードのシニアティーでプレーした所です。
しかし後日、何度も記録を達成している大橋巨泉さんにお話したところ
「欧米でもオーストラリアでも6000ヤード以上という取り決めなんかないよ」
との事で初めて自分のエージシュートと認めることができました。
素直に喜べなかったもう一つの点は、
自分が設計したゴルフコースだったということです。
でも、それ以降76には程遠いスコアになってしまうところから、
どんなコースでプレーしても
エージシュートは難しい記録なのだと痛感しています。
ところで11月9日、青木功プロが
同一大会で2回目のエージシュートを記録しました。
おそらく同一大会2回の記録は世界初の快挙でしょう。
彼に取っては通算6回目の記録ですが、
すべてがトーナメントでの達成ですから、凄いことです。
青木プロとは長い親交がありますので、いずれ彼の強さの秘密をお伝えします。