9:エージシュート達成の難しさ | ゴルフ讃歌 : 大西久光オフィシャルブログ

ゴルフ讃歌 : 大西久光オフィシャルブログ

初めまして。
ゴルフ評論家の大西久光です。
この度、こちらでブログを開設させて頂きました。

こちらのブログでは私の長いゴルフ歴でお目にかかった
名手の言葉などを紹介していきたいと思っております。

どうぞよろしくお願い致します。

私はホールインワンを7回もする幸運に恵まれましたが
それよりもっと偉大な記録エージシュートは難しいと思っていました。

チタンのボルトを4本も入れる腰の大手術をしたのに、
リハビリをして来なかったからです。

ところが今年の6月2日、ザ・サイプレスGCの開場記念杯で
76のエージシュートを達成出来たのです。

その時、皆様に祝福していただいたのですが、
実は素直に喜べない部分がありました。

それは6000ヤードを越えない5700ヤードのシニアティーでプレーした所です。

しかし後日、何度も記録を達成している大橋巨泉さんにお話したところ
「欧米でもオーストラリアでも6000ヤード以上という取り決めなんかないよ」
との事で初めて自分のエージシュートと認めることができました。

素直に喜べなかったもう一つの点は、
自分が設計したゴルフコースだったということです。

でも、それ以降76には程遠いスコアになってしまうところから、
どんなコースでプレーしても
エージシュートは難しい記録なのだ
と痛感しています。


ところで11月9日、青木功プロ
同一大会で2回目のエージシュートを記録しました。

おそらく同一大会2回の記録は世界初の快挙でしょう。

彼に取っては通算6回目の記録ですが、
すべてがトーナメントでの達成ですから、凄いことです。

青木プロとは長い親交がありますので、いずれ彼の強さの秘密をお伝えします。