※大好きな大好きな伯父のこと。

自分の気持ち・想い、感じたことを綴っておこうと想う。






前回のブログ。


Thu, June 09, 2011
「命の日。」
http://ameblo.jp/hisakotoluna/entry-10917903813.html


Fri, June 17, 2011
「命の日 ~伯父の最期~。」
http://ameblo.jp/hisakotoluna/entry-10925310352.html


Tue, July 05, 2011
「命の日 ~あたたかな記憶~。」
http://ameblo.jp/hisakotoluna/entry-10941292211.html



この続きです。



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5月19日(木) 通夜






前日から、頭や目の奥がとても重く感じられ、


涙があふれてとまらない眼は、見る物すべてが滲んでいて、


起きているのか夢を見ているのか、生まれて初めて味わうような感覚だった。







通夜には、

私も知っている方やお世話になっている方、たくさんの方が参列してくださった。







私の知らないところで伯父も繋がっていたこと、


それぞれの皆さんの言葉たちが優しく、


また涙がこみあげてきた。









いつの間にか通夜には長蛇の列ができていた。




(”一世帯から一人参る”というのが一般的だそうですが)


ご家族みんなで来てくださった方、


ご夫婦で来てくださった方・・・







※これは後日談のこと↓



葬儀や通夜を行きたがらない方が、

いつもは奥さんに頼んでいるのに自ら足を運んでくださったこと・・・



母がその奥さんに会った時に言われたそうだ。



「うちの人はな~、

通夜とか葬儀とか自分では行きたがらないのに、

鉄山さんは違ったわぁ~

自分で行く。って行ったんよなぁ~

珍しいなぁ~っち思ったんよ」









母さんがそのことを私に話してくれた時、涙がとまらなかった。






伯父の偉大さをここでも実感した。







人と助け合い、


人と笑顔の時間を分かち合い、


人との繋がり・関わりを大切にしてきたおいちゃん。









~我逢人~
↑おいちゃんが数年前に同窓会で旅行に行った時の写真(実家から借りてきたもの)。






7月半ば。


私は感謝の気持ちを伝えたくてその人に母と一緒に逢いに行った。





「参列してくださって、本当にありがとうございました。

おいちゃんがお世話になりました。

ありがとうございました。」





「あんなに元気やったのに、急なことでびっくりしたなぁ・・・」







また泣きそうになったが、飼い犬のワンちゃんに励まされた。




そのワンちゃんは黒色のダックスフンドで、

私をまっすぐに見つめて視線をそらさなかった。




ワンちゃんは、小さく可愛いしっぽをふりながら、


ダックスフンド「だいじょうぶ、だいじょうぶ」


そう言ってくれていた。





目頭があつくなった。





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そして、


通夜の日の夜。


みんなで夜伽をした。





祖母(伯父や、母の母さん)の時も私はみんなと一緒に夜伽をしていた。





あの時はおいちゃんも生きていたから一緒だったな・・・


ふとよぎった。










何も言わず寝ているおいちゃんの顔を


何度も何度も、


何度も何度も見ては泣いた。






母も何度も何度も伯父の顔を見ては、


「にいさん。。。」


と泣いていたから、


(伯父の次男になる)たーくんが、


「いつみおばちゃん、親父の顔見ては泣くんやけぇ、

見らんといいに~」


と言っていた。





私も「そうやなぁ~」なんて言いつつ、


おいちゃんの顔を見ずにはいられなかった。








通夜の日。



私は一冊の絵本を自宅から持って行った。




わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)/スーザン・バーレイ
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この絵本に登場するアナグマさんが、


おいちゃんそのもので。





母に読み聞かせると、

母も泣き、

「にいさんそのものやなぁ~」と言い、




おばちゃん(伯父の奥さん)に渡すと、

「これはおいちゃんの話なんやな~」と言い、




たーくん(伯父の次男)に渡すと、

「深いのぅ~。親父のことやな~これは。」と、






この絵本はみんなの深いところに入っていった。






私は読みながら泣いて泣いて泣いて、


終わりの頃には鼻声になるし、涙目で、


「何回読んでも涙がでるんよなぁ~」とちょっと笑った。







夜伽をしながら、

みんなで昔の懐かしい話をして、

笑ったり、怒ったり、泣いたり、

また笑ったり・・・









千葉県から帰ってきていた広仲おいちゃんと、


弥生で味噌をつくっているたか姉 とで、


真剣に話していたり・・・








おいちゃんは笑顔や笑いを大切にしていたから、

「しんみりしちょらんで、笑え~」って言いそうやな~







みんなで、おいちゃんやったらこう言うやろう~とか、


そんな話もしていた。






そうこうしていると、

あっという間に朝がきた。








おいちゃん、朝だよ。




「もう、朝か~

はえぇのぅ~」






そう言って起きそう。。。




起きそうなのに







75歳という年齢を感じさせないくらい元気で、


いつも笑わせてくれて、面白くて、楽しくて、


大好きな、大好きな、


大好きな自慢のおいちゃん。






みんなまっちょるんよ。







おいちゃん、起きて




おいちゃん





みんなおいちゃんが起きるんをまっちょるんよ







(今もそうだが)

自分の中でいろいろな感情や想いが巡るのを実感している。



※子供の頃から、

わいてきた想いや言葉を文字にすること、綴っておくことで

自らを確認したり癒したり励ましていたので、

このブログも、

下書き保存にしては書き足して・・・、というのを繰り返している。







喜怒哀楽。




それだけではあらわせないたくさんの想い、感情。





喜び、嬉しい時は心をオープンにしてあげ、


怒る時は怒り、間をあけて冷静になり、


哀しむ時は、自分に哀しむことをゆるしてあげ、


楽しい時は楽しみ、分かち合い、





そうやって人は毎日を生きている。





喜怒哀楽。





笑うっていいな。



おいちゃんは私たちをいつも笑わせてくれていた。



おいちゃんの周りには笑顔があふれていた。




笑顔っていいな。



おいちゃんの笑顔を思いだすと元気がでてくる。




笑顔は人間だけにできること。





喜怒哀楽&笑顔






それが人間らしい





ぜんぶぜんぶ自分だ





ね('-^*)/






※文字数の制限もあるので、また次のブログに綴ります。