こんにちは!
都筑博文です。
今日もブログに来てくださり、
ありがとうございます (^ ^
前回の記事では、
「炭水化物がグリコーゲンとなって、
筋肉のエネルギー源になる」
というお話しをしました。
(前回の記事はコチラ)
今回は、炭水化物の
3つ目の特徴である
「筋肉の合成を促進する」
というお話しをしたいと思います。
炭水化物を食べて血糖値が上がると、
それを感知して、
「インスリン」
と呼ばれるホルモンが分泌されることを
前回の記事で、お話ししました。
そして、このインスリンは、
血中の余分な糖分 (グルコース) を
グリコーゲンなどに変換し、
結果として、
「血糖値を下げる」
はたらきをする
ということについても
お話ししました。
これがインスリンの
メインな機能なのですが、
筋肉に対して、
もう1つ重要な機能を持っています。
それが、
「アミノ酸の取り込みの促進」
です。
アミノ酸はタンパク質の元になっている物質であり、
アミノ酸が数珠のようにつながって、
タンパク質がつくられています。
筋肉は、水分を除いて
70%がタンパク質なので、
その材料となるアミノ酸が
必要になります。
通常時にも、細胞は、
血中からアミノ酸を取り込んで
いますが、
ここに、インスリンが作用すると、
アミノ酸の取り込みが促進されます。
その結果、
タンパク質の合成が促進され、
筋肉が成長しやすくなる
というわけです。
よく、
「プロテイン (タンパク質) は、
糖分と一緒にとれ!」
といわれていましたが、
それには、
こんな意味があったんですね (^ ^
筋肉をつけようと思ったら、
炭水化物をしっかりとって、
筋肉を構成する細胞に
アミノ酸を送りこんであげましょう!
ポイント
炭水化物を食べると、
インスリンのはたらきにより、
細胞へのアミノ酸の取り込みが促進し、
筋肉が成長しやすくなる。
次回の記事では、
「脂質の摂取基準」
について
お話ししたいと思います。
今日も、最後までお読みくださり、
ありがとうございました!
<余談>
インスリンのはたらきで
特に取り込まれやすいアミノ酸として、
「バリン」、「ロイシン」、「イソロイシン」
の3種類が知られています。
これらのアミノ酸は、
化学構造式で示した時に
分岐した部分があることから、
「分岐鎖アミノ酸」と呼ばれています。
英語で書くと、
「Branched Chain Amino Acid」
となるので、
頭文字をとってBCAAとも呼ばれます。
サプリメントやスポーツドリンクを見ると、
BCAAと書いてあることがありますが、
これは分岐鎖アミノ酸のことを示しています。
BCAAは筋肉を構成するタンパク質に
多く含まれますので、
筋肉をつくるには、
BCAAをとることが重要になってきます。
炭水化物を食べて、
インスリンが分泌されると、
このBCAAの
細胞への取り込みが促進されるので、
筋肉の成長が促されるわけです。
以上、余談でした (^ ^
P. S.
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