【速報】世羅高校が男女アベック優勝 全国高校駅伝 大会記録更新


どうも、太郎です。


全国高校駅伝の速報です。


地元広島県代表の世羅高校がなんと男女とも優勝しました。


おまけに男子は、大会記録更新のおまけつきでした。


いや~、なんかおめでたです(笑)


とりあえず順位を報告しますね。


1位 世羅高校   2:01:18

2位 九州学院   2:03:06

3位 倉敷高校   2:03:08

4位 佐久長聖   2:04:05

5位 小林高校   2:04:15

6位 洛南高校   2:04:18

7位 学法石川   2:04:40

8位 加藤学園   2:05:09

9位 八千松陰   2:05:09

10位 大牟田高    2:05:09


区間賞は


1区 關 颯人   3年 佐久長聖  29:08

2区 井上 広之 3年 世羅      8:15  

3区 カマイシ   3年 世羅      22:51

4区 永井 拓真 3年 水城      23:17
    宗 直輝   3年 鳥栖工   23:17

5区 山口 和也 3年 世羅      8:38

6区 植村 拓未 3年 世羅      14:25

7区 中川 翔太 3年 九州学院   14:16


2位に約2分差をつけた世羅高校の圧勝でしたね。


世羅高校は、仙台育英高校が持っていた大会記録の


1時間1分32秒を更新しましたが、


この要因は1区のハイペースのおかげでしたね。


八千代松陰の羽生選手が先頭集団を引っ張ってくれた


おかげで区間賞もタイムの久々に29分一桁でした。


この流れに乗れた世羅高校の1区中島選手は区間3位で走り

大会記録更新の口火が切ることが出来たのです。


毎年恒例の様子見をする気配は今年はありませんでした。


久々に見ていて楽しい1区の区間賞争いでしたね。



注目の学法石川の阿部選手は、40秒遅れの区間10位に沈み


世羅高校に32秒遅れとなり、


この時点で実質優勝はなくなりました。


好スタートを切った 佐久長聖、洛南、九州学院は


終始優位にレースを進められました。



続く2区は、世羅の井上選手が区間賞の走りでトップに出ました。


持ちタイム14分16秒の選手を2区に置くというのは


まあ反則技に近いですが(笑) 


結局、大会記録更新には必要だった訳です。


そして、トップでカマイシ選手の3区へ


やはり調子は完全ではなかったようですね。


まあ、それでも22分台はさすがですが

区間新ならずに本人はかなり悔しがっていました。


この3区で急上昇してきたのが、仙台育英と倉敷です。


しかし、中継点で2位仙台育英との差はちょうど1分


学法石川との差は1分46秒と勝負がつきました。


注目の学法石川の遠藤選手はこの区間4位の23分51秒

でカマイシ選手との差はちょうど1分です。


まあ、よく走ったほうでしょうね。期待外れ感がハンパないけど



そして、4区は世羅は吉田選手でした。


結局区間8位と一人調子が悪い結果でしたが2位倉敷との差は

1分28秒に広がりました。


4区で急上昇してきたのが九州学院の神林選手です。


区間3位の走りで順位を4つ上げ4位でタスキ渡ししました。


2位に倉敷、3位に洛南が粘っています。



続く5区は、世羅の山口選手が区間賞を取って


2位との差を広げました。


この区間2位に九州学院が上がってきて


3位に倉敷、4位は佐久長聖が上がってきました。



次の6区も世羅の植村選手が区間賞を獲得しましたが


2位との差はほとんど変わらずでした。


2位に倉敷、3位が九州学院、少しはなれて4位に佐久長聖で


3位以内はこの3校に絞られてきました。


6区終了時点で、大会記録からプラス10秒くらいで


新記録が出そうな雰囲気になってきました。



そしてアンカーの7区ですが、


もはや大会記録に届くのか?


しか興味はなくなった感じでしたが、


世羅高校が無事記録を更新しての2連覇となりました。



世羅高校は、理想通りにレースを進めましたね。


1区で順位もタイムも出ましたからね。


ここで区間賞を取っても29分40秒くらいだったら


大会新記録は難しかったと思いますね。


3区4区は予定通りではなかったようですが


まあ誤差の範囲内かな


2度と出ないような大記録達成でした。


しかし、2位3位のタイムも3分台一桁でトップと2分差以内に

収めていますから、


なかなかのハイレベルなレースだったと思いますね。



その2位は九州学院です。


3年生エースの高田選手が2区に入るということで


アクシデントでしょうが、代わりに1区を走った西田選手が


区間9位でトップと34秒に抑えてくれたのが2位になれた

要因でしょう。


結局、1区と3区を除くと全て区間3位以内ですから


実力通りのやれたってことでしょうが、強さを感じましたね。


そして3位は、僅差で倉敷高校


1区が19位と出遅れたのが響きましたね。


スタート直後の転倒が影響したのかもしれませんが


残念でした。


4区の前田選手も区間13位と伸びを欠いたこともあり


最後に競り負けて3位に終わりました。


留学生と2人の3年生は区間3位以内で走っていましたので


2年生以下の4人がまだまだ経験が足りなかったかな


来年以降は優勝候補に上がりそうですね。



最後に、学法石川高校について


結局7位に終わってしまいましたが、敗因は1区の出遅れが


大きいと思いました。


区間10位でしたので、そこまで悪い訳でもないんでしょうが


立て直すべき2区でも区間18位で順位を落としてしまい


結局立て直せないままに終わってしまいました。



しかし、今回の駅伝を見ていて


改めて1区の成績が重要だなと思いましたね。


1区の成績と総合順位の関係ですが、


1区の順位 → 総合成績


1位 佐久長聖   → 4位

2位 八千代松陰 → 9位

3位 世羅高校   → 1位

4位 大牟田高   → 10位

5区 洛南高校   → 6位

6区 埼玉栄高   → 19位

7位 関大北陽   → 22位

8位 伊賀白鵬   → 28位

9位 九州学院   → 2位

10位学法石川  → 7位


1区で10位以内のチームの内7チームが10位以内

という結果です。


「3チームは違うじゃないか」


って言われそうですが、まあ全部がそうとも限らない訳で


しかし、この3チームには共通点があります


それは、1区以外、他の区間に1桁順位の区間が無い


ってことです。


1区のエースはがんばったけど、他の区間は10位、20位台


まあ、それは10位以内は無理でしょ、ってレベルなのは

お分かり頂けると思います。


これは留学生がいても当てはまります。


14位だった仙台育英は、3区を留学生が走り区間2位でした


しかし、それ以外の区間は全て2桁に終わっています。



逆に、


1区でうまくいかなくても10位以内に入ったチームも

いますが、


こちらは、1桁区間が全7区間中、3区間か4区間と


やはりやることはやっていますね。



1区で好位置をキープ出来れば、勝負は優位に運べるが、


やっぱり駅伝の鉄則なんだなと改めて思いました。



以上、高校駅伝の結果を取り急ぎお知らせしました。



明日は、箱根駅伝に関係しそうな3年生の走りが


どうだったのか?についてレポートしてみますね。


お楽しみに~



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1区区間賞は誰だ?クイズ


たくさんのご応募ありがとうございました。


自分で出しといて自分で当てちゃいました(笑)


と言うことで、自分で自分を褒めときますね



次は、箱根駅伝2区区間賞クイズを開催予定です。


豪華賞品をご用意しますので


どしどしご応募お待ちしております。


詳しくは、12月25日のブログをご覧ください(←適当(笑))


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