もや~っとグレーだったものが、年取るごとに一個ずつハッキリと
わかってくる。

ヒヨコのオスとメスを分けるみたいに、好きな物と嫌いな物が瞬時
に理解できて、どちらかに振り分けられるようになってきてる。

無駄は無くなるけど未知の世界へ飛び込むときのドキドキみたいな
のがなくなるのは、それはそれで寂しいもんだ。

キラキラしてて綺麗だな、って思えてたものが、表面がキラキラ輝
いていれば輝いている程、そんなに磨かなければ芯のドス黒さを隠
せなかったのかな~...とか考えられるようになったり。

意外と大人になったかも。

でも自分は表面が汚れて見えてもいいから芯と同じのがいいな。

誰よりも飾らずシンプルに。

少しずつ内側から磨いて輝かせていく。
黒く濁らないように誰にも嘘をつかずに。