CBCラジオ「つくってみりん」
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角谷文治郎商店さまの三州三河みりんを使って
●みりん粕について
酒粕は、米と米麹からできているため、ペースト状や、板状のものが多いです
それに対して、みりん粕は、もち米と米麹と焼酎からつくられています
もち米からつくるため、粘り気があり、粒状のモロモロとしほんのりとした甘味が酒粕よりもあります。
梅の花に形が似ていることから、みりんの搾り粕のことを古くから「こぼれ梅」と言います。
●みりんの成分
オリゴ糖や、アミノ酸、クエン酸などが主な成分です
●みりん粕効果
「みりん粕」には「レジスタントプロテイン」 というものが含まれるということが 去年開かれた「日本健康医学会」で 発表。
「レジスタントプロテイン」とは たんぱく質の1種で食物繊維に似た働きをします。
胃で消化されにくいので、 そのまま小腸に進み、 そこでコレステロールなど脂質をつかまえます。
そして、そのまま体外へ排出されるので 便秘改善効果や、血中コレステロールの低下、 肥満防止効果が期待できるとのこと。
●みりん粕使い方
・そのまま食べる
・甘酒にする(同量のお水でコトコト温めて豆乳を好みで入れる)
・すきやきや肉じゃがなど煮物に使う
・味噌汁に入れる
・マフィン、クッキーなどの甘みとアクセ
こぼれ梅スコーン
みりんシロップ添え
「こぼれ梅」とはみりん粕の別称です
**** 4cmビスケット型10個分 ****
A
薄力粉...200g
有機みりん粕...70g
甜菜糖...60g
すりごま...20g
ベーキングパウダー...6g
塩...4g
B
菜種油...60g
豆乳...60g
酢...小さじ1
三州三河みりん(煮切る)...大さじ4
作り方
① Aの材料をざるなどに入れ、
ボウルに振い入れる。
Bの材料を別のボウルに入れて混ぜ合わせる。
AのボウルにBの材料を入れ、さっくりと混ぜ合わせる。
②【①】の生地を麺棒で2cmの厚さに伸ばして
三つ折りにする。
さらに麺棒で伸ばして三つ折りにする。
抜型で抜きやすいように成形し、
冷凍庫で1時間ほど休ませる。
③【②】の生地を、ビスケット型を使って抜く。
(または円形に伸ばし、包丁またはスケッパーで放射状に切る)
④ オーブンを180℃に温める。
170℃に下げて、
【③】を天板にのせて25~30分焼く。
⑤ みりんシロップを【④】のスコーンに添える。
<みりん粕ポイント>
みりん粕を使用することで、まろやかな甘みの香り高いスコーンが出来ます。また、みりん粕に含まれるアルコールの効果で、外はカリカリ、中はふっくらとした食感になります。
まなさん
香ばしい焼き色がおいしさを演出。そのまま食べた感想は、こぼれ梅の優しい甘さが広がります。そこに、ごまの香ばしさがとっても合います!食感は「外側がサクっ、中はフワっ」といった感じ。みりんシロップをかければ、おいしさ倍増!