2014年の交流戦が終わった。

9勝15敗、最後は3連敗、11位で終わり 貯金も無くなった。

相手の楽天は 4月19日以来の連勝だそうだ。この試合、能見の擁護をすれば 審判のストライクゾーンが非常に狭かったということ。能見が4点を取られた2回の表 これだけ ストライクを取って貰えなければ あのような形にもなるだろう。

もちろん、相手の美馬も条件は一緒だったが それでも、あんなにストライクゾーンの狭い審判を最近見た記憶がない。

能見も、美馬も どれだけストライクをボールと判定されたことか。
これでは野球にならない。

能見が与えた四球も美馬が与えた四球も その前に 打者が三振している。両投手に言えることだが 能見だったら得意のインコースでジョーンズも嶋も三振に打ち取っていたのにボールとコールされ 美馬も低めの変化球を取って貰えず 投球の組み立てもままならない状態であった。

主審には もっと勉強してもらいたい。録画したビデオを見たり ボールの見方を変えたり 工夫していかないといけない。 なにしろ、みんな生活がかかっているのだ。審判、それぞれに特長はあるのだろうが その限度を超えている。

そもそも審判の方には あまり 文句は言いたくないが あまりにも 酷かったので苦言を呈したい。

ファンの方には それでも エースなんだからとおっしゃる方もいると思うが、彼らも人間で「それでもしっかりしろ」と言うのは流石に酷である。

あれだけ四隅を取ってもらえなくなれば 当然 投げるボールは甘くなる訳で、そうなれば長打を浴びるのも致し方ない。とにかく長い間、野球界にお世話になっているが こんなにストライクゾーンの狭い審判を見たことが無いと言うぐらい 1・2・3回のストライクゾーンが狭かった。

さらに、5回以降は 普通に戻り 6回裏の鳥谷を見逃し三振を取ってからは ストライクゾーンが 今度は 広くなった。能見は その影響をモロに受けてしまった。気の毒である。

しかし、こういう場合、投げる方には問題だが、 打つ方には有利になる。タイガース打線は この審判の有利なストライクゾーンを活かせず 楽天はそれを活かしたとうことだ。そしてこのことが 勝負の明暗を別けてしまった。

9勝15敗。ただただ 残念である。


一方、昨日もCSでタイガースの野球中継を見ていたのだが こちらも酷かった。主観の違いや野球観の違いなど個人個人に考え方の違いはあるだろう。たぶん、関西のお住まいの方は 地上波でタイガース戦を見ているのだろうが、私みたいに 関西以外でタイガース戦を見る場合は有料チャンネルのCSで野球中継を見ることになる。これが………。ごめんなさい、やっぱり、これ以上 言うのは自重します。

さて、新聞報道では 建山の獲得に動いている、ということだ。中継ぎ陣の補強ということであろう。安藤・福原・加藤に 金田・筒井・渡辺・呉が 現在の1軍登録されてるリリーフ陣のメンバーである。

先発は 後半戦の6連戦が多く 8月は すべて 6連戦だ。それを考えれば やはり 先発は6人欲しい。となると、先発6名、リリーフ陣6名の計12名が理想だろう。そこに 野手陣が捕手も含めて16名、これで 28名の構成になる。

リリーフ陣の6名には 安藤・福原・加藤・呉は 外せない。となると、早いイニングで先発投手がマウンドを降りた時 金田の存在も大きい。ここに 1イニングなら 筒井も渡辺も また 2軍で調整中の投手でもまかなえる。

建山が 7・8回に投げられる投手なら歓迎されるが それ以外なら 他の投手で充分だ。すべては 今の建山の状態が問題である。勝ちゲームの7・8回を任せられるだけの能力があるのか、が問われるのだ。

まっ、ここは 編成部の腕の見せ所ということなのだが 建山は現在 38歳、今年39歳になる。いやはや、凄い カルテット(4人組)ができそうだ。