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2016年05月23日(月)

ゲッツーという表現

テーマ:2016タイガース
野球中継を見ている時、アナウンサーが発する言葉で気になってしまうものがある。
それは 「ゲッツー」という言葉である。

「ゲッツー」とは 「ゲット・ツー」という言葉を野球関係者が簡略化したもので野球用語としての正しい表現は「ダブル・プレー」である。

そもそも「ゲッツー」とは、野球の発祥地アメリカで、守備側の人間が「2つ、アウトにしようぜ」と声を掛け合ったことが始まりで、 いつの間にか日本でもこの言葉は定着したようだ。

なので守備側のベンチやプレーヤーが「ゲッツー」と発するのは何の問題もない。本来、守備側の人間が発する言葉だからだ。

しかし、アナウンサーが「ゲッツー」と発するのは いささか 問題がある。
解説者も同様なのだが 「2つ、アウトに取ろうぜ」と、守備側でも攻撃側でもない人間が使うのには違和感があるのだ。

タイガースの野球中継に限って、アナウンサーが「ゲッツー」と言わず、ちゃんと「ダブル・プレー」と発しているのはサンテレビのアナウンサーだけではないだろうか?

私もお世話になっているのだが……これは決してお世辞ではない。

サンテレビは地方局ではあるが 野球中継だけに特化して考えれば、素晴らしいテレビ局であり実況するアナウンサーもプロ中のプロである。

あるテレビ局の野球中継では「ボーン・ヘッド」という言葉を連発しているアナウンサーがいたが「ボーン・ヘッド」は アメリカではテレビで使うのはあまりよろしく無い、とされている言葉だ。

直訳すれば「頭の中は 骨だらけ」という意味で、白人が有色人種を、特に黒人を皮肉った言葉なのだ。日本では「お前の頭はピーマンか」みたいなものだろう。

野球、あるいはタイガースをあまり好きでないアナウンサーが野球中継の担当になってしまった場合、言葉の意味や野球用語に関心がないが故に このような言葉の誤用が長きに渡って使われ定着したのかもしれない。

あるいは、私の考え過ぎで、もっと単純に、タイガースは好きだが、先入観や固定観念で日常使われている言葉を何の疑問もなく使っているだけかもしれない。

しかしながら、この「ゲッツー」を野球中継で一切使わないとなると、今度は逆に2、3 問題が出てくる。それは 「三振・ゲッツー」と満塁時に起こる「ホーム・ゲッツー」である。

本場アメリカでは「三振・ゲッツー」の事を「ストライク(ヒム)アウト、スロー(ヒム)アウト・ダブルプレー」と言うらしい。

また満塁ピッチャーゴロの「ホーム・ゲッツー」は、「1・2・3 ダブルプレー」 と、実にまどろっこしい。

従って、「ゲッツー」と言う日本流アレンジの言葉を使わないと表現すること自体が難しくなってしまう。

このように問題提起している私ですら「ゲッツー」を使わずに「三振・ゲッツー」や「ホーム・ゲッツー」を的確に表現する言葉が見あたらない。実際、私は解説中に「三振・ゲッツー」や「ホーム・ゲッツー」を使ってしまっている。

本当は使いたくないのだが、使わなければ聞いているファンの皆さんに伝わらない。そこで、私も無い頭で一生懸命考えてみた。思いついたのが「三振・ダブル」と「ホーム・ダブル」だ。

ただ、これほど「三振・ゲッツー」や「ホーム・ゲッツー」が定着している現状で、果たして「三振・ダブル」や「ホーム・ダブル」が聞いている皆さんに馴染むか、理解してもらえるか、非常に不安であり、この先この用語を使っていくかどうかも迷っている。

また「ダブル」単体が英語では「二塁打」を意味するらしく、ことのややこしさにさらに拍車をかけてしまう恐れも否めない。今後、もっと良い言葉が見つかるかもしれない。しばらくはこういうプレーが出たら、投手や野手を褒めたり、打者に対し残念な結果になったと、お茶を濁そうかとも思ってしまう。


さて、今週のタイガースだが 若い選手の活躍と主軸のベテラン組の不調が目立った。特に鳥谷の守備ミスが目につく。その結果、連続イニング出場や連続試合出場の記録をストップさせろ、という厳しい声も聞こえてくる。

年棒、4億数千万円も貰っている選手だ。仕方ないと言えばそれまでだが、私には どうしても 自身の経験とかぶってしまう面もある。私は、選手としての晩年、体力や視力の衰えをヒシヒシと感じている時にタイガースに移籍した。

あの頃のファンの私への期待は 全盛期の時のような活躍だったと思う。当然期待に届かない私に対するヤジや批判は多く、自分なりに受け止めていた。今の鳥谷を見ていると あの頃の自分を思い出す。

昔に比べれば優しくなったタイガースファンだが とは言え 鳥谷に対するヤジは相当に厳しいだろう。

あの頃の私は何億円も貰っていたわけではないが、鳥谷の気持ちはよくわかる。こういう状況下では、相手チームと戦う前に ファンやマスコミの批判との戦いになってしまうのだ。

これでは 良い結果など残せる訳がない。

今の鳥谷の気持ちは 想像の域を超えないが、もし、鳥谷がタイガースファンやマスコミの批判と戦っているのなら 今シーズンは このまま伸びないだろう。

打順も8番という彼には屈辱的な打順だ。だが、この現状を脱却するには頑張るしかない。自分自身を鼓舞し、ただただ頑張るしかないのだ。

昔みたいに守れないのなら守備位置を前にすればいい。守備範囲は狭くなるがバウンドは合わせやすい。

速いストレートに詰まるのなら、バットを軽くしたり短くしたりすれば良い。つまり、現状の自分にあわせて良い変化を加えて欲しいのだ。

こういう時の対応を間違えれば、選手生命にも関わる。あくまで 私の想像なので 鳥谷の不調の原因がケガや疲労によるものなら、私のアドバイスはトンチンカンな事になる。しかし、鳥谷が「老化」というものと戦っているのなら 良い変化が必要なのである。

今は 落ち着いて自分自身を見つめ、ファンやマスコミの批判と戦うのではなく、どう変化すれば良いかの試行錯誤を繰り返す時なのだ。良い変化さえ見つかれば 40歳を超えてもまだまだプレーできるはずだ。

「自分、頑張れ」「鳥谷、頑張れ」と自身に言い聞かせ、良い変化を見つけて欲しい。鳥谷の活躍を心から願っているし、必ず復調してくれると信じている。

今週のタイガース、高山にも当たりが戻ったし、ぜひ勝ち越して交流戦を迎えたいものだ。東京での6連戦、大いに期待している。

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2016年05月16日(月)

コリジョンルール

テーマ:2016タイガース

今シーズンから導入されたコリジョンルールの最初の犠牲者がタイガースになってしまった。

「コリジョン」とは 衝突という意味らしい。2月のキャンプで、コリジョンルールの説明を審判団から聞いた時、良し悪しは別として、「シーズン中にこのルールで揉めるだろうなぁ」とは予測していた。

何しろ、このルールが適用される時は アウトがセーフになる事は もちろん、得点を認める認めないにも関わるのだから 揉めない訳がない。

「野球がつまらなくなる」とか「納得できない」という声も聞こえてくるが、これは 我々、解説者や評論家の責任でもある。

シーズン前に ちゃんと 野球ファンの皆さんに説明をしておくべき事であり、少なくとも オーブン戦が終わる頃には ファンの皆さんに周知してもらうべきだった。

5月11日、甲子園でのジャイアンツ戦、3回表 脇谷のセンター前ヒット、大和のホームへの送球で起こったプレーでコリジョンルールが適用され、2塁走者の小林のホームインが認められた。

2月のキャンプの時期に聞いた審判団の説明から判断すれば 完全なコリジョンルール適用案件だ。

原口は 走路で捕球をしており この時点でコリジョンルールに抵触してしまう。

原口は 最初ホームベースの前にいたのだが 大和の送球がその位置では中途半端なバウンドになる為、後ろに下がった。そこが「走路」だったという訳だ。

ルールの中に「やむを得ず、走路で捕球した場合はコリジョンルールを適用しない」と、なっているが、原口が後ろへ下がった理由は、後ろへ下がった方が取りやすいから走路で捕球した訳で、つまり、自分の都合で走路で捕球したことになる。

ちょうど良いバウンドは人によって違う訳で「やむを得ず」とは言えず、あのプレーだけを見れば コリジョンルールを適用されても仕方がない。 

2月の説明から鑑み、あのプレーを公平に見れば「コリジョンルール」を適用した審判の判断は正しかったと思う。

問題は このルールの良し悪しである。完全なアウトのタイミングで なんの衝突(コリジョン)も起こらず、あれをホームインにするルールは 野球の醍醐味を失くしてしまう。

もともと、このルールは アウトのタイミングなのにランナーがワザと捕手に体当たりをしてセーフになろうとする行為やセーフのタイミングなのに捕手が走路をブロックしてアウトにしようとする行為を禁じる為のルールなのである。

つまり、この様な行為が無かったらコリジョンルールは適用されないのが当然なのである。

完全なアウトのタイミングで捕手が捕球し 正常なタッチプレーが行われれば 走者がアウトになる事に 不自然なことは何もない。

まさしく、11日の試合、原口のホーム上でのタッチプレーで走者がアウトをコールされる事は自然な行為だ。

このままだと、ホームベース上クロスプレーの醍醐味がすべて失われる可能性がある。

私も 多くのファンが思うように、このままの形でコリジョンルールを導入する事には反対である。ルールの改善が必要である。

とはいえ、各チームの首脳陣も 当然 このルールは熟知しているはずで 「こんなケースはどうだ?」「では このケースでは?」と 2月のキャンプの時に審判団に質問をしている。

その時、評論家の皆さんも説明を聞いていたので、この時期になって 声を荒げるのでは 少々 遅すぎる。

今シーズンのオフに再び話し合いが必要であろう。

今回は、このコリジョンルールがタイガースに不利益をもたらしたが 次回は恩恵を受けるかもしれない。

「今シーズンは このルールでやる」とコミッショナーから通達を出された以上、今年は、このルールでやるしかない。

しかし、いつも、メジャーリーグから「右へ倣え」と従っている日本球界だが、そろそろ、独自のルールを構築しても良いのではないか。

日本独自の日本ならではのルールもあって良いと私は思う。

カウントもボール球から言うようになった。コリジョンルールもメジャーリーグの導入を受け、日本球界も導入を決定した。何事もメジャーを真似ているだけでプロ野球の発展は望めるのだろうか。とても、心配である。

さて、先週のタイガースだが、15日のベイスターズとの試合、8回 裏、消極的なプレーで相手に得点を献上してしまった。

9回裏には クローザーのマテオが2点差を守れず、結果 5-5の引き分けになってしまった。

9回表のゴメスの本塁打で「これで勝ったな」と思った後すぐの出来事だけにショックが大きかった。

一年間を通して 色んな事が起こる。ミスによる失点も、クローザーがリードを守れない事も 一年間を通せば、どのチームにも起こり得る。

しかし、15日の試合は大和の3番から始まり、内野手のお見合いによる失点、マテオの火消しの失敗と何か良からぬことがタイガースで起こっているように見えてしまう。

小さく綻びた所から大きな綻びになる事もある。あくまで、私の想像なので勘違いかもしれない。

ただの小さな綻びなのか、大きく育つ為の試練なのか、私には判断できないが 大きく変革する為の序奏である事を祈るばかりである。

今週は 甲子園で6連戦だ。若トラ達も そろそろ 調子を戻す頃だろう。特に 高山の活躍に期待している。

頑張れ、若トラ!!

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2016年05月09日(月)

原口の可能性

テーマ:2016タイガース
最近のタイガースのラインアップを「ウエスタン・リーグ」と揶揄する声も聞こ えてくるが「超変革」をスローガンに掲げるチームである以上、この様な心ない声には耳を傾けず、改革にまい進して欲しいと思っている。

その「超変革」の中心人物に原口がいる。

この原口を見ていると前途洋々たるものを感じる。特にバッティングが際立っている。

まず大前提として、内角のストレートが引っ張れない打者はこの世界では大成しない。原口はこの内角打ちがめっぽう強い。

テレビの野球中継ではよく「バッティングの基本は センターから逆方向に打つ事です」なんて言ってる人を見受けるが、それはバッティングの基本ではない。投手の攻略法である。

内角のボールは引っ張り、外角のボールは逆方向へ打つ事が基本である。技術的な話をすれば、内角の打ち方と外角の打ち方は違うのだ。高めのボールと低めのボールの打ち方も違う。さらにストレートと変化球の打ち方も違うので 内角も外角も高めも低めも同じ打ち方では 当然のことながら打てないのだ。

例えば、外角低めのストレートを打つ時は、外角を打つ技術と低めを打つ技術とストレートを打つ技術がミックスして 初めて打てるという訳だ。

同様に、内角高めのストレートの打つ為には 内角を打つ技術と高めを打つ技術とストレートを打つ技術がミックスされて 打てる。外角低めのスライダーを打つ時も言うまでもあるまい。

従って、全ては内角・外角、高め・低め、ストレート・変化球それぞれの技術を組み合わせて全てのコースや球種に対応するという訳だ。

もちろん、人によっては「センター方向へ打つ」と心掛ける事が良い結果をもたらす事もあるだろう。しかし、その意識が強すぎると、内角のストレートに詰まってしまったり、外角の変化球を引っ掛けてしまったりということにもなる。

つまり、万人に共通した技法ではなく、センター返しは あくまで投手の攻略法であり、人によっては好結果を残す考え方かもしれないがバッティングの基本ではないのだ。

確かに攻略法は必要である。しかし、基本を身につけていなければ、それは、ただの「その場しのぎ」でしかないのだ。

8日のヤクルト、原樹理のようなシュート投手と対決する時、右打者はセンターから逆方向へ打つ、という攻略法が使えない。

なぜなら内角のシュートは引っ張らなければ打てないし、外角の変化球は逆方向へ打たなければならないので 内角を打つ為の技術と外角を打つ為の技術を両方を着実に身につけていなければ、この様な投手を攻略する事は出来ない。

前述の通り、原口は 内角を打つ技術は 一級品である。ここで私が言う一級品とは内角のストレートにタイミングを合わせてもボールになる変化球にバットが止まる技術を指している。例えば、ヤクルトのバレンティンは強打者だが、一度ストレートに狙いを定めると、ボールになる変化球にも手が出てしまう。

原口はその技術を習得している。実に楽しみな選手である。

あとは、外角の変化球を打つ技術を習得すれば、末恐ろしい「打てるキャッチャー」の誕生と言えるだろう。久々に見る一級品だ。

もちろん、捕手としては課題が多い。しかし、経験を積めば それも解決するだろう。

人間には 努力すれば得られるものと、努力しても得られないものがある。例えば、130メートルも打球を飛ばせたり 150キロのストレートを投げたりする事は 努力をすれば 全ての人が得られるものではない。

しかし、捕手におけるインサイドワーク、キャッチング、リズム良いサイン出し、ワンバウンドを止めるといった技術は一生懸命努力すれば得られる物である。是非、原口にはこうしたものを習得してほしい。

このまま頑張れば 今年のオールスターの出場のチャンスが出てくる。キャッチャー不毛のセリーグの中では充分にチャンスがあることだ。

まず一番は 彼の武器でもあるバッティングに磨きをかける事だろう。育成選手から一挙にオールスター選手へと駆け上って欲しいと願っている。


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