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2016年07月25日(月)

青柳の投球フォーム

テーマ:2016タイガース
オールスターは終わり、後半戦が始まった。

ジャイアンツ3連戦と1日空いてカープ3連戦、計6試合を色んな思いで見ていた。結果は1勝5敗とオールスター前と同じように打線が振るわなかった。 

最初のカードのジャイアンツには3連敗。今シーズン、まだ、甲子園でジャイアンツに勝っていない。西岡のケガもあり タイガースにとって何の収穫もない3連戦だった。

カープとの3連戦では黒田に200勝を献上し、1988年以来のカープ戦9連敗を喫した。日曜日の試合でこそ見事な逆転勝利を飾ったが667試合も連続イニング出場していた鳥谷がスタメン落ちしてしまう。

鳥谷の復活無くしてタイガースの復活は望めない。また彼自身の心情やモチベーションを考えると、久しぶりの勝利にも諸手を挙げては喜べない。

私を含めたタイガースファンの多くは今年は「我慢」と覚悟を決めたシーズンだと思うが、ここまでチームの成績が落ち込むとさすがに「来年も大丈夫か?」と疑心暗鬼になる。

大事な場面でヒットが出ない件、捕手固定化の件、出塁率の高い1番打者や年間を通して100打点前後を上げられる中軸選手育成の件と問題は山積だ。

よくカープの育成を評価する評論家がいるが 現実的に彼らはリーグ優勝から24年も遠ざかっているチームだ。外部の人間には分からない問題を抱えていた可能性が高い。

その点、今年はそういった問題を解消しつつあるのだろうが、タイガースにはタイガース独自のチーム編成をして欲しい。

ここまで負けが込んだ「超変革」だ。1970年代、V9という偉業を成し遂げたジャイアンツではないが タイガースもV9できるぐらいの未来永劫語り継がれるチームに確変して欲しいと願う。


さて、今日は26日の先発、青柳のピッチングフォームについて書いてみようと思う。青柳自身が「僕のフォームは変則的」とコメントしているように、多くの野球ファンの皆さんも彼の投球フォームは 変則的と思うのではないか。

しかし実のところ、青柳の投げ方の方がオーソドックスな上手投げより歴史は古いのだ。

これは 野球のルールが確立されいく1840年代の頃の話だが「投手は 手首を使ったスローという投げ方をしてはいけない」というルールがあった。当時の投手は 手首を使わないアンダーハンド・ピッチという投げ方をしなくてはならなかった。

この手首を使わない投げ方をピッチと呼び、その人のことを称してピッチャーとなったのが、そもそもピッチャーはじまりの所以(ゆえん)である。

これは今で言えば、ソフトボールの投手のような投げ方であった。当時、投手とホームベースの間隔は45フィートで 今のソフトボールの男子よりやや短い距離である。

野球は その後、投球ルールの改正で手首を使ったアンダースロー・ピッチを認める。つまり恐らく、このあたりが青柳の投げ方に近いと言えるだろう。

そして、1882年にサイド・ハンド・ピッチを認め、この時に 投手プレートとホームベースの間隔を50フィートへ広げた。

そして、ようやく1886年にオーバー・ハンド・ピッチを認め、この時に 現在の60.6フィートとなったのだ。

オーバーハンドが認められると、そちらが主流になっていき、もともとあった下から投げる投法がアンダー・スローとかサイド・ハンド・スローと呼ばれていくのは 1900年以降なのである。

ちなみに日本に野球が伝来したのは1871年で その時も当然 投手は 手首を使わない下手投げだった。

1908年、大隈重信氏が日本初の始球式をした時も下手投げだったそうだ。ということで、青柳が言う変則的で珍しい投げ方は実際には歴史的に古い投げ方という事になるのである。

ついでにお話ししておくと、そもそもピッチとは「放る」という意味でスローは「投げる」である。手首を使わないピッチという投法で投げない現在、ピッチャーというポジションの名前だけが残った格好になる。

厳密には今のピッチャーはスロー(throw)をしているので、スローワー(thrower)となるのが本来の姿なのか、英語が不得意の私には分からない。しかし青柳やジャイアンツの田原を見ていると「野球草創期の人達は こんな風に投げていたのかなぁ」と思いを馳せてしまう。 

それともうひとつ、日本の野球の寸法は アメリカのルールブックに記載されているフィートやインチをメートルやセンチに直して表記してある。60.6フィートは 日本のメートルに直せば 18.4404メートルである。

ここで疑問が出てくる。先ほどの歴史の流れで45フィートから50フィートになった事はすんなり理解できる。端切れがいい。しかし、50フィートから60.6フィートと、なぜ、半端な数字が出てくるのだろう?

これには諸説あるのだが アメリカは 45.00フィートとか50.00フィートと表記するそうだ。そういえば、アメリカで買い物をした時など 値札を見ると10ドルを$10.00と表記されていたが、このような表記がアメリカの常識なのかもしれない。

当時は パソコンなど無い時代だからほとんどが手書きで 正式なルールブックに表記する時、表記する人が60.00の.00を.60と読み間違え 60.60となったという話がある。真相は定かではないが 私はこの説を支持している。

野球にはミスがつきものだが、野球の歴史にまでもこうしたミスが残っているというのは考えただけで面白い。

さて今週のタイガース、日曜日のカープ戦の勝利をキッカケに大きく勝ち越して欲しいものだ。流れや勢いが出れば、若いチームだけに爆発力も半端ではないはずだ。

まっ、希望というか願いを込めての爆発力に今週は大いに期待している。
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2016年07月18日(月)

もう1つのピース

テーマ:2016タイガース
最近のオールスター戦をファンの皆さんがどう思っているかは分からないが、私には、あまり関心が無くなった。

こんなことを言っては解説者としては失格なのかもしれないが 見ていて面白くない。

これは ここ何年か思っている事で ゲーム内容も淡白だし、 ホームランやヒットを打っている球種はそのほとんどがストレート。中継する側からも 選手の好感度を上げるような発言しか聞こえて来ず、見ていて飽きてしまう。

こんな事だから 途中でテレビのチャンネルをザッピングしてしまうわけだ。今年のオールスター戦は 何かと大谷翔平を持ち上げて 盛り上げようとしていたが、まっ、実際にそれなりに面白かったのだが あそこまで持ち上げると、くどい気もした。

テレビ側も視聴率を上げる為に必死なのだろう。現に年々オールスター戦の視聴率は低迷していると聞く。

これには色んな原因が考えられるだろうが、第一に新鮮さがない。どうして これだけのメンバーを揃えても新鮮さや興味を失ってしまうのかその原因を考えるとある事が思い浮かぶ。

それは交流戦だ。スケジュール上、つい先日まで 交流戦をしていて、やっとセリーグ同士の戦いになったと思ったらのオールスターゲームである。

タイガースを中心に見ていても、大谷に162㌔を連発された試合は記憶に新しく 他のパリーグの選手も 大谷程ではないが 最近に見た印象だ。

交流戦を導入する前は オールスターと言えば、セリーグのチームを応援するファンにとってパリーグの選手が新鮮でパリーグのチームを応援するファンにとってはセリーグの選手が新鮮に映ったと思う。

つい、こないだまで(注、こないだは方言らしい)交流戦をやっていて、2・3週間後にオールスター戦では新鮮さを失うのは当たり前だ。

日程の問題もあるのだろうが そもそもNPB(日本野球機構)の企画力にも問題がある。何かファンが喜ぶような新しい企画は思い浮かばないのだろうか。結局いつも、アメリカに右へ倣えではあまりに無策である。

コリジョン・ルールの導入もアメリカに右へ倣えだった。

私は、なにもオールスター戦を廃止にしろ、と、言っているわけではないが 何か 日本独特のイベントに出来ないものかと思うのだ。

直前に交流戦を行うならオールスター戦の形を変えた方が良いし、オールスター戦を行うなら交流戦の日程を変えた方が良いと思うのだ。

たとえば、交流戦を今年同様の日程で行うのならオールスター戦を東西対抗戦に変えるという案はどうだろう。もともと、オールスター戦は東西対抗戦が変化したものだ。1936年にNPBの前身でもある日本職業野球連盟が発足した翌年、第一回目の「職業野球オールスター東西対抗試合」が開催されている。

その後、プロ野球は 1950年に2リーグに分立し、1951年から現在のオールスター戦が始まった。簡単に言えば、交流戦とは 1リーグ戦を見せられているわけで 当然 プロ野球発足当時の1リーグ戦と同様な訳だから 自然な発想で東西対抗戦という事になる。

ただ、東西に分けるとなると どこで 線を引き分けるのかが難しい。現在の2軍のイースタンリーグとウエスタンリーグは楽天の参入で 仙台にフランチャイズを置いた都合、イースタンリーグが7チームとウエスタンリーグが5チームという変則的な構成になっている。

従って、現在のレギュレーションで東と西の線で分けてしまうといびつになってしまう。

では、どこで戦を引けば良いかとGoogleMapで日本地図を見ていたら、ある事に気が付いた。日本で一番 東にある球団は 日本ハムファイターズだ。東経 141度21分15.8秒で 次が楽天イーグルス、一番 西にある球団がソフトバンクだ。

この方法で順番に線を引いて仕分けすると、西から ソフトバンク・広島カープ・タイガース・オリックス・ドラゴンズ、そして、6番目が西武ライオンズだ。ベイスターズの方が地図で見ると若干だが東になる。これで 東西対抗戦を行う、という案はどうだろうか。

もちろん、隔年でオールスター戦と東西対抗戦となる訳だが これなら マンネリ化を防げる。東西対抗戦は 実際にやってみないとどんな内容になるのか判断しかねる。もしかしたら、企画倒れになる可能性もある。

ただ、12球団から選ばれた人間がEASTとWESTのユニフォームを着て戦うのも 見てみたいものである。どちらにしても、お祭りなのだ。お祭りの中に 真剣さがあればよいので 一風変わったオールスターも見たいものである。

さて、先週のタイガースは スワローズに連勝して最下位を脱出した。しかし、チームの借金は まだ 10もある。

若トラの爆発的な成長を期待したいが 見る側にも我慢が必要だろう。若トラ達が成長し、どんな打線になるのか楽しみでもある。

タイガース打線の完成図を思い描くと、1番打者は やはり 盗塁のできる選手だろう。赤星までとは言わないが 相手がマークしている中でも盗塁を決められる選手で、加えて3割打ってくれるのが理想的だ。

2番打者は 状況に応じたバッティングができる人でバントも上手く 3割は打たなくてもそれに近く、そして守備力も高い選手が理想的だ。

3・4番打者は チャンスに強く、年間100打点は稼げば頼もしい限りである。

5番打者は ここ一番の勝負強さがあり、6・7番打者は 意外性の打者であり、時にはチャンスを作れる選手が理想的だ。

この完成図に 仮に成長した若トラというピースをはめて行けば 今の若トラだけでは補えないポジションがある。それが 1番打者だ。

3・4番打者には 原口や陽川、高山や中谷が もしかしたら 期待以上の成長をして クリーンアップを立派に勤められるかもしれない。

しかし、相手チームがマークしている中でも盗塁をできる選手は見当たらない。大和や上本、俊介や横田は 相手が油断している時や投球フォームが大きな投手には盗塁を決める事ができるが 投球フォームの小さな投手や相手バッテリーが油断していない時は なかなか 盗塁を決める事ができない。

これは 単純に 脚力の話である。確かに彼らの脚力は 優れているが 並外れて優れているわけではない。

彼らよりワンランク上の脚力がないと 相手が警戒している中でも盗塁を決める事ができないのだ。

球の遅い投手でも最多勝を獲得した投手はいるが足の遅い選手が盗塁王になった事はない。つまり並外れた脚力があり、打撃もそこそこ 優れている選手をドラフトやトレードで獲得しないと理想の1番打者は誕生しない。

過去には今岡誠という 異色の1番打者もいたが 2番打者に赤星がいたので1番 今岡が成立していたと思うのだ。

相手が警戒する中でも盗塁のできる選手の獲得が待たれる。

今日からの後半戦、ジャイアンツ戦だが 若トラ達の活躍を大いに期待している。

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2016年07月11日(月)

バットを止める技術

テーマ:2016タイガース
先週は いろんな事が起こった。内海に手玉に取られた事や青柳の好投もあったがジャイアンツに負け越した事、藤浪の161球やカープに7連敗するなどタイガースにとってはあまり良くない事ではあるが色んな事が起こった。

これらの根本的な原因は 言うまでもないが打線が機能していないという事である。

ある評論家が 「もっと 前で打て、広島の選手は みんな 前で打っている」と評論していた。しかし残念だが、この方法では問題を解決する事はできない。

見た目には インコースのストレートに着払い(捕手の捕球後スイングする事)のようなタイミングの全く合わない空振りをしていたり、詰まらせられたりと 窮屈なバッティングをさせられているが、それを見て 「ポイントを前にしろ」と評論したのだろう。しかしそんな単純な事では解決しないのだ。

若トラが着払いのようなタイミング合わない空振りをしてしまうのには もっと深刻な原因がある。着払いは ただの結果であり、根本的な原因は 他にある。これを解決しない事には着払いは治らない。

ではその理由は、というと、ボールになる変化球に手を出してしまう事を避けたいのだ。彼らは ボールになる変化球を空振りしないようにする方法として、タイミングを遅らせ、変化球に対応しようとしているのだ。

まず、このこと自体が実は間違った対処療法なのだが どうして そんな方法を取ってしまうかにも訳がある。

今の若トラ達はおしなべてストレートのタイミングに合わせて変化球に対応しようとすると その結果ボールになる変化球に手が出てしまう欠点を持っているからだ。

そしてタイガースのベンチは そのことを嫌う。首脳陣は、若トラに対し「ボールになる変化球に手を出すな!! 」と、 カンカンに怒っている。

誰しもわかりきった事で怒られたくない。そこで、これを回避する為に 間違った修正法を選択してしまいあのような着払いのスイングになってしまうのだ。これでは 打てる訳がない。

この場合、解決法は 2つ。ストレートを狙ってもボールになる変化球にバットが止まる技術を教え その技術を習得するか、ボールになる変化球を振ってもかまわないから思っ切り振れ、と首脳陣が我慢するか、である。

しかし、ボールになる変化球にバットが止まる技術を ちゃんと理にかなった方法で教えられる人は 残念ながら 野球界には 多くはいない。

気持ちでバットが止まるなら苦労はしない。せいぜい、センターや逆方向へ打つ意識を持つとか、肩を開くなとか、ストライクゾーンを意識的に上に上げるとか、この程度のアドバイスしかないだろう。

という訳で、これでは 若トラ達の弱点の克服はできない。

えっ?と、不思議に思う読者の皆さんも多いだろう。じゃあ、何千本もヒットを打った人達は どうやって その技術を習得したの?と思う読者の方もいるだろう。

それらを克服した多くの選手は 何万、何十万回ものバットを振り、理屈ではなく、自分の身体で覚えた結果この世界で大成したのだ。

時に好打者と呼ばれる人の技術を盗み、試行錯誤の末にその技術を自分の目や身体で習得して何千本とヒットを打った感性や感覚が研ぎ澄まされた人達なのだ。

しかし、残念ながら 他人にその技術を伝授する時に困る事が出てくる。それは感性や感覚は 十人十色ということだ。

感性や感覚が同じなら伝わりやすいが 年齢も育った環境も違う人間に その感覚を伝える事は 非常に難しい。

つまり、自分が上手くなった方法で 必ずしも 他人が上手くなるとは限らないのだ。自分が上手くなった方法を押し付けても 他の人は なかなか 上達しない事が多いのはそういうことだ。

敢えてここで若トラ達へのアドバイスをするならば、ボールになる変化球にバットが止まる技術は 捕手寄りの手の肘の使い方が重要であるという事を伝えたい。

肘という関節は 「開くと閉じる」という動きしかない。

打者がバットを一番捕手寄りに動かした動作を「トップ」と言うのだが その時に 捕手寄りの肘はバッティング動作の中で 一番 閉じた状態になっている。

このトップを保ったまま、投手寄りの足が地面に着地する。ここから 回転運動が始まるのだが 捕手寄りの肘は閉じた状態をキープしながら 下半身を回し、それから内角球は上半身を回し 外角球は上半身の動きを止めるという作業になる。

この時に大事なのは、ここでもまだ 肘は開かず閉じたままでトップという状態をキープする事なのだ。つまり バットが止まった状態が作れている、という事になる。

投手寄りの肩をどんなに閉じていても 捕手寄りの肘が開いてしまえば バットは止まらない。

野球経験者なら 私の言っている事が理解できると思う。ボールになる変化球にバットが止まらないのは 下半身を回すと同時に捕手寄りの肘を開いてしまうのが原因で いかに肘が閉じている状態をキープできるかが この技術を習得するカギとなるのだ。

さて、今日のブログも 少々 マニアックになってしまった。野球経験者ではない人には 退屈なブログになってしまった事をお詫びします。

今週は オールスター戦があるので スワローズ戦は2試合だ。良い形で 前半戦を締めくくって欲しいと願っている。
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