勝つ事が絶対条件と昨日ブログに書いたが 残り試合 「全部勝て」というのも現実的には無理な話である。

しかし、せめて巨人が勝った日は負けて欲しくなかった。
マジック点灯。
マジックだけに点いたり消えたりするのだろうが 場合によっては最後まで 消えないって事もある。

2強4弱なんて言っている人がいるが 終わってみれば 1強5弱って事もあり得る。
今でこそ、1位と2位の差と2位と3位の差が 8・5と10ゲームで 2位と3位の方が空いているが シーズン終了後は 1位の巨人に10ゲーム以上も引き離され、2位と3位の差が5ゲーム差ぐらいになる可能性もある。

そういう不安を掻き立てられる程 タイガースの戦い方が不安定なのだ。
今さら、左投手に対し「対策を考えないといけない」なんて首脳陣が言っている場合でない。
これでは打てるハズがない。「傾向と対策」は、試合の始まる前にするもので終わった後にするものではないのだ。

試合前に、どんなに準備してもヤられる時もある。しかし、それは次に繋がるものになる。後手後手と対策がいかないように願いたい。

それにしても、あれだけ安定していたスタンリッジが いとも簡単に4失点してしまうとは野球とは つくづく予想不可解なスポーツである。

1回裏のマートンの守備を批判している人もいるが だいたい マートンの守備力はあんなものである。
それよりも スタンリッジが6イニングを投げ 本塁打を含め8安打された事の方が気がかりである。
スタンリッジとメッセンジャーは タイガースの勝運を握る2人である。この2人の外国人投手がいなかったら、と想像するだけで ぞっとする。

その意味でも次回のスタンリッジの登板はとても気になるところだ。たまたま、調子が悪かっただけだと思いたいが、何しろタイガースの生命線だけに過剰に心配してしまう。

それともうひとつ、秋山が登録を抹消され 森田が1軍に昇格した。えっ、と思った人も多いと思う。
おそらく来週、榎田が登板するのだろう。秋山にとっては試練である。登板間隔は開いて難しいとは思うが上手く調整して欲しい。
次のチャンスが いつになるか分からないが次回の登板も楽しみにしている。

そして今日は能見が先発する。前回、エースとしては不甲斐ない内容だったが エースが続けて打たれる訳にはいかない。今日は エースらしい、能見らしいピッチングを見せて欲しい。