明日から始まる化学療法のため、ポートを埋め込む手術をしました。

 

今回する点滴ではしなくてもいいのらしいのですが、何しろ血管が細く点滴や採血

の時に四苦八苦している話をしたら、長い治療になることを想定して埋め込むことに

なりました。

 

右鎖骨したのあたりに埋め込み局所麻酔でしたので先生方の話がバンバン耳に

入ってくるわ、何となく流血しているのではないか想像してしまったりして

予定通りの時間だったと思うのですが、とても長い時間に感じました。

 

これで、私の身体さえよければ準備万端です。

明日から治療が始まります。

金曜日に説明を受け治療について考えていたけど、二択のお薬の選択。

やっぱり、自分には決めることが出来ない。

 

昨日、日曜日だというのに外来主治医も顔を出してくれ、説明を聞いている時は

冷静に聞いていたつもりだったけど、やっぱり頭の中はパニクッていたんだろうな。

肝心なこと全然覚えていないし。また、質問しました。

 

外来の診察室では横顔しか見ていなかったけど、真正面から見ると本当にお優しい

お顔でした。「いつでも何でも聞いてください。」って。

 

結局のところ、朝来ていただいた病棟主治医に「先生方におまかせします。」と

伝えました。明日の予定表が届いたけど、採血の予定しか入っていなかったんで

明日から治療が始まる訳ではないみたい。

 

私、血管が取りづらいんですよね~。

採血、点滴の時には私がではないけど、看護師さんが大変なんです。

このところ、している痛み止めの点滴は留置針を使っています。

 

随分前のことになる心療内科での点滴の治療では、最終的に針を刺す場所が無なくなって中止になった経緯があるから。

今回はどちらの点滴にするにしても「ポートを埋め込む」ことになりそうな感じです。

 

どんな治療になるのかはドキドキですが、前向きに頑張りすぎずに治療にのぞみたいと思います。

 

 

三月三日に入院して早くも9日もたってしまいました。

 

今回は、心療内科での入院ではなく肝・膵・胆道内科

まさか、心療内科以外にはもう入院することではないだろうと思っていました。

っていうか、そのくらいの長期の入院をしてきたので。

 

いつもの腹痛を訴えていたのですが、やはり痛いときに行ってみないとわからい

と思い、我慢しきれないこともあり急患センターに駆け込みました。

最初は、「いつもは我慢するのにどうして今日は病院に来たの?」と失礼なことを

いう先生に「痛いときに見て頂かないとわからないと思ったからです。」というと

腹部のCTを撮ることになり、結果かかりつけの病院で詳しく調べた方がいいという

ことで見て頂いたんです。

 

本当は、その日は私事ですが誕生日だったのでわざと日にちをずらしていたのに

結局、具合が悪く日にちをずらして誕生日に受診したんです。

もう、なんというかここのかかりつけは遠方なので具合が悪いときにはいけない

くらいの距離にあるんです。

 

高速バスの中で、具合が悪くなり救急車で運ばれて造影CTを撮った結果、やっぱり

膵臓が悪いと。

 

先生から、このくらいで見つかってよかったねと言われたので沈黙の臓器の膵臓

だからかなり初期だったんだろうな。と思っていました。

 

昨日、検査結果(内視鏡超音波検査(組織穿刺)と造影CT)、を聞きました。

「膵尾部癌」で、ステージⅣだと。

予後をたずねると平均10か月~12か月だと。

 

線維筋痛症で辛い痛みに耐え、働きたくてもなかなかドクターストップがかかって

かなわず、それでも頑張ってきたのにまだ私を苦しめるの?

 

高齢の母とペットのポセイドンを残しては絶対に逝けない。一分、一秒でも長く

生きなくては!!って思っているけど。

 

私の人生って何だったんだろうね。

自立した大人になるって学生時代頑張ってきたけど、結局何も残ってないよね。

 

亡くなった父が、昔私が専門学校を休学することになったとき「急いで走る私に

神様が休みを与えてくれている。」ってたけど、休み時間ながいよ。

と思ったらこれだもん。

 

誰にも文句も言えない。