『 理解し合えるはずだという前提に立つと、

 

少しでも理解できないことがあった時に、

 

事態はうまくいかなくなる 』

 

村上龍

 

朝日新聞 4月17日 折々のことばより

 

 

 

 

 

「共通点があるから、出会う。

 

うれしくなって、

 

次々共通点を探してしまう。

 

たぶんお互いに。

 

ある日、違う点がみつかって、

 

愕然とする。」

 

みなさんもこんなことありませんか?

 

 

 

最近、気の合う仲間との相違点も

 

みつかるようになりました。

 

早期退職をして、

 

色々なことをやって、

 

多くの人と出会いました。

 

11年の成果かなと想う。

 

 

 

 

 

鷲田清一さんの解説

 

 対話は、他人と同じ考え、同じ気持ちになるためになされると考えると、いずれかが理解を断念したとき、対話は閉じられる。理解できなくてあたりまえ、むしろ語りあえば語りあうほど相手と自分との違いがより微細に見えてくる、それを対話だと考えれば、理解しえずとも共にいられる場所は少し広がる。小説「ラブ&ポップ」から。