- アンダーワールド
- ２００３・米 ★★★☆☆（3.6）
- 監督：レン・ワイズマン
- 出演：ケイト・ベッキンセール スコット・スピードマン シェーン・ブローリー マイケル・シーン ビル・ナイ
- 闇夜に身を潜めながら、数百年に渡る死闘を繰り広げてきたヴァンパイア族＝吸血鬼とライカン族＝狼男の両種族。
- ビルの屋上から楽々と地上に降り立つ一人の美女。
- 彼女の正体はヴァンパイア族の女処刑人セリーン（ベッキンセール）。
- ある日、地下鉄の駅で両種族同士の撃ち合いが始まり、その戦いの場にいたセリーンは、ライカン族が
- ある人間の男を追いかけている事に気付くのだった。
- 男は青年医師でマイケル（スピードマン）と言う、ごく普通の人間だった。
不審に思ったセリーンはマイケルの行動を追跡し、直接尋問しようとする最中にライカン達に急襲される。 - セリーンはとっさにマイケルを助けて逃走するが、その直前にマイケルはライカンのリーダー・ルシアン（シーン）に
- 肩を咬まれてしまう…。
- マイケルがルシアンに噛まれた事に気付かなかったセリーンは、何とかマイケルを助け出し、一族の屋敷に連れ帰る。
- 一方、現在ヴァンパイア族の間では、３長老の内の一人、マーカスの復活の儀式という一大イベントが控えていた。
- その大事な儀式の前に、セリーンに勝手な行動を控えろと現リーダーのクレイブン（ブローリー）は、執拗に
- セリーンの行動に口を挟むのであった…。
- それなのに、セリーンの報告にまるで耳を傾けようともしないクレイブンの様子に、ある疑惑を持ち出すセリーン。
- マイケルとライカンに関する調査の過程で、クレイブンとルシアンが裏で結託して何かを企んでいるのではという
- 疑惑を持ち、判断を仰ぐ為に眠れる指導者・ビクター（ナイ）の指示を仰ぐべく、その封印を勝手に解くのであった。
- １世紀も早く、一介の処刑人であるセリーンの手によって、目覚めさせられたビクターは、怒りを露にするのだが…。
- 折角目覚めさせたビクターから、望み通りの命令を受けられなかったセリーンは、独自にマイケルを
- 助けようとするのだった…。
- ライカン族のルシアンが、マイケルを執拗に追っていた理由とは…？
- 《＊＊＊》
今日の星の数は、ビギニングをもし見ていなかったら…、と言う想定でつけております。 - 久々に、見返したのだがかなり面白かったし、この作品だけで充分満足する作りなのだが…。
- 監督は、映画の美術部門でキャリアを重ね、その後はＣＦやミュージック・ビデオの世界で活躍、
- この作品が映画デビューとなるレン・ワイズマン。
- 確かに、スタイリッシュな映像美や、全体にやや青味がかったトーンの外界を表す雰囲気も良く、アクションシーンも
- 楽しめた。
- 兎に角、この作品を６年前に撮った時点では、お初の作品と言う事で海の物とも山の物とも分からぬ作品だし
- 色々な構想や続編等の希望はあっても先の事は分からない為に、取り敢えず今は撮れるだけ撮っちゃいましょうと、
- ある意味詰め込み過ぎになってしまうのは、しょうがない事だと思う。
- けれど、この作品がヒットした為に「続編」や「ビギニング」と言う、枝葉として作るストーリーも、全く何のブレも無く
- 制作されている所に、監督のこの作品への並々ならぬ想いと愛を感じた。
- 但し、一等最初にこの作品を見た時の感想を思い出した。
- もし、昨日の「ビギニング」を見ていなかったら、此処までこの作品を楽しめなかったのでは？と…。
- と、言うのも、それ程詳しい「ヴァンパイア族」と「ライカン族」の関係が分からないままオープニングを向かえ
- あれよあれよと言う間に、マイケルの奪い合いになってしまう。
- 昨日のビギニングを見ていた為に、しっかりと２つの種族の対立が頭に入っているので、今日はすんなりと
- 楽しめたが、行き成りこの作品を見た者には「非常に分かり難く」→その為に「世界観に入り辛い」
- で、見た後に「何のこっちゃぁ～？」 ケイト・ベッキンセールはカッチョヨスだが…！となるんじゃないかな。
- 当時、同じ頃に上映された作品なのだろうが、この作品の事を「ブレイド」＋「マトリックス」の良いとこ取りの作品と
- レヴューされている人が殆どでしたが、「ブレイド」とも「マトリックス」とも違うやん！
- 確かに、ヴァンパイアが出てくる所と黒皮のロングコートは、イメージ的には似ていると感じるのかもしれないが
- ストーリーも全然違うのに、どうしてそんなに安易に似ているって、決め付けるんだろう。
- これは、「ビギニング」が「ロード・オブ・ザ・リング」に似ているとレヴューしているのに、似ている意見だよね。
- （其れが、悪いとか悪くないとかは、言うつもりは更々ないけれどもね。 感じたままをレヴューするのが良いと思う）
- ただ、笑っちゃうのだが「ビギニング」を見ている時には、「アンダーワールド」の方が、物凄くアクション映画と
- 感じたのだが、見直して見て「ビギニング」もやっぱり、かなりのアクション作品だわ。
- そして、私の好みはと言うと「銃」よりも「剣」や「槍」で戦う方が迫力や力強さを感じるなぁ～！
- だから「ビギニング」が面白いと感じたし、満足したんだろうなぁ～。
- （スクリーンで見るのと自宅のTVで見るのとの差は、あるだろうしなぁ～…）
- セリーン役のケイトは、本当に綺麗だけれど、何処かアンドロイドっぽいね。
- ソーニャ役のローナの方は、デカイ感じは受けるけれど、何処か色っぽさもあるんだよね。
- もしかしたら、まだ未見の「エボリューション」で、色っぽいセリーンが見れるのかな？
- 今から、見ましょう！ （もう、AM3:00や！ちゅーねん！
） ま、いいか！ - 年表は、明日の記事にUPしますね。 今日書いてしまうと私のお楽しみが減っちゃうので！
- そして、明日に「アンダーワールド」を纏めてみたいと思いま～～す！
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