The FEAST/ザ・フィースト(R-15)  これさぁ~、意外と面白いで! | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。



2005・米     ★★★★☆(4.3)


監督:ジョン・ギャラガー

出演:バルサザール・ゲティ他(主な出演者で紹介します)



テキサスの広大な荒野にあるバー。

何時もの常連客で、それなりに賑わっていた…。



<バーテン:クルー・ギャラガー>  <ジェイソン:ジェイソン・ミューズ>


ジェイソンは、賭けビリヤードをする為に準備万端待っていた。


店のオーナーであるボスは、カウンターにいるウェイトレスのタフィに向かって合図する。

タフィはシングルマザーで、一人息子のタイラーを2階に置いて仕事をしている。

ボスの合図で、タフィも2階に一緒に上がってくる。  

タイラーに何時もの様にヘッドフォンを付けさせて、隣の部屋でお金の為にボスのお相手をするのだった。


<ボス:デュエン・ウィテカー>     <タフィ:クリスタ・アレン>  <タイラー:タイラー・パトリック・ジョーンズ>


店の前に車を止めて入って来るマヌケ。  ジョンソンとの賭けビリヤードの相手はマヌケだった。

もう一台、トラックが停まる。  ビール樽を運送して来たビール男。


<マヌケ:バルサザール・ゲティ>          <ビール男:ジュダ・フリードランダー>


マヌケとジェイソンの賭けビリヤードが始まった。

ビール男も地下にビヤ樽を運び入れて、休憩に一杯店で飲んでいる。


こんな具合で、賑わっている店内。


<車椅子の少年:ジョシュ・ザッカーマン>   <ハニーパイ:ジェニー・ウェイド>


ジェイソンが車椅子にぶつかり、余所見をしている間にマヌケが小細工をして、マヌケが勝利を収める。

車椅子の少年は、マヌケの弟で確信犯。


ウエィトレスのハニーパイはモデルや女優を目指している。 すると、ハニーパイに声を掛ける男が…。


<コーチ:ヘンリー・ロリンズ>           <ヒーロー:エリック・デイン>


ハニーパイに声を掛けて、車で送ってやると言いながらコーチは財布から金を出そうとすると

隠していた結婚指輪も出て来て、ハニーパイに思いっきり嫌われる。


其処に突然ショットガンを握った、血まみれの男(ヒーロー)が入って来る。


ヒーローは、店内に入って来るなりこう言った。「死にたくなきゃ、すぐに俺の言う通りにしろ…」

確かに血まみれだし、手にはショットガンを持っているけれど、何を一人で熱くなっているんだ!

そんな感じで、店の客達は白い目で見ている。


「何に追われているって?」 

ヒーローは、素早くて残虐で腹の空かした何物かに追われて、此処に辿り着いたのだ。

「1匹はやっつけた」  そう言って、その何物かの頭部をカウンターに放り投げた。



その、気持ち悪い何物かを皆が覗いている時、窓際に立っていたヒーローの首を窓から伸びた何物かによって

あっという間に引きちぎられてしまう。

ヒーローの前に立っていたハニーパイは、見る見る間に血まみれになってしまう。



其処に、今度は女が慌てて入って来る。  「私の夫は何処?」と…。

ヒロインは、夫の死体を見て呆然となるが、外から聞こえる何物かの恐ろしい声で我を取り戻し

店のドアや窓の封鎖を指示する。


<ヒロイン:ナヴィ・ラワット>


しかし、窓から飛び込んで来た小さな怪物が次々とバーの客を血祭りに上げて行く。

残りの客達は、何とか小さな怪物は仕留めるのだが…。


どうやら、店の周りには何匹もの怪物が居る様だった。 

しかも、さっきの小さい奴は子供らしく取り返そうと、暴れ狂っている…。


ホンノ、数丁のガンとボスの大きなナイフ。  電話は繋がらずに、戦える武器も僅か…。



果たして、この凶暴な未知なるモンスター相手に、生き残る事が出来るのだろうか?






《***》

ハリウッドの有名俳優である、マッド・デイモンと大親友のベン・アフレックが、敏腕プロデューサーの

クリス・ムーアと共に「自分達が観たい本当に面白い映画」を作る為に設立した映画製作会社

ライフ・プラネット社。


そのライフ・プラネット社が、プロデュースする新人発掘オーディションの為のコンテストが

「プロジェクト・グリーンライト」


「プロジェクト・グリーンライト」から第1作目として「夏休みのレモネード」(ヒューマンドラマ)

夏休みのレモネード

                                  
2作目は、青春コメディ。  そして、3作目がこの「ザ・フィースト」(グランプリ優勝作品)となる。
                                   
「ソウ4」の脚本家のパトリック・メルトンとマーカス・ダンスタンが、過去に作られたあらゆるホラー作品を
リサーチし尽くして、そのどの作品にも似ていないオリジナリティ溢れる脚本を作り上げた。
                         
その脚本に感銘を受けた、ホラー映画の巨匠ウェス・クレイヴン(エルム街の悪夢・スクリーム等)が
プロデューサーを買って出た程の作品。
勿論、マット・デイモン ベン・アフレックも製作総指揮に参加している。
                       
監督は、バーテン役のクルー・ギャラガーの息子のジョン・ギャラガーは初監督とは思えないほどの
作品に仕上げている。
                           
                                   
気になる俳優人は、主にTVドラマで活躍中の人気者を存分に使い、脇をベテランで固めている。
特に、ヒーローの「エリック・デイン」なんかホンノ数分の出演でっせ!(爆)
                       
ジェイソンやマヌケの弟君。  タフィの息子役のタイラーとかなりの美形揃い。
悲しいかな、確かにマヌケ役のバルサザール・ゲティも「エイリアス」では、結構良い役やっているらしいのにね。
                         
バーテンのクルー・ギャラガーも付けているピアスまでも、小道具になると言う、結構凝った脚本だよね。
                              
男子勢ばかりではなく、女子達も綺麗処が目茶目茶男前に活躍するし!

                                
ママ2人組は、流石逆境には超強くて、カッチョヨスドキドキ
                         
そして、問題のクリチャーはそんなに怖さは感じなかったけれど、ちょっと変わっておりました。


                              
ストーリーは、バーからの脱出パニックアクションホラーです。
うーん、相当リサーチした様に書かれていたけれど、「こんな風なの、何処かにあったんじゃ?」と
こういう作品大好き娘?の私などは、ちと首を傾げる感じも無くはないけれど…。
                         
兎に角、スピード感と面白さ。  グログロ感とコメディチックな感じが結構お気に入りでした。
                  
このところ、家で見るハネケDVD作品の方が断然面白くて、劇場で大きなスクリーンで見ているのに
何故か私には、薄く感じてしまっていたのだけれど、この作品は見た後にスキップして家に帰りたくなりました。
                        
とは言うものの、皆様の所では上映されるのかしらね!
                             
                               
実は、後2名の美し処を書いていないのですが…。  ご自分の目で、美の共演の程もお楽しみ下さいませ。
R-15については、エッチィシーンは殆ど無く、血まみれシーンが多い為だと思われます。
                    
物凄く、新しい感覚の作品だとは感じなかったけれど、相当私は楽しみましたと言う感想です。