本田宗一郎氏の心に響く言葉より…


人を動かすことのできる人は、他人の気持ちになれる人である。

そのかわり、他人の気持ちになれる人というのは自分が悩む。

自分が悩んだことのない人は、まず人を動かすことはできない。

私はそう思っている。


また他人を動かすには、自分が「恰好(かっこう)よくなりたい」と思うことも必要である。

恰好よくというのは、他人によく思われ、よくいわれたい、という意味である。

うすっぺらなようだが、これはひとつの真理である。


この恰好というのはデザインみたいなもので、自動車だっていいデザインでなければ売れないのと同じである。

恰好いい、ということは、他人に好かれることの基本のひとつなのだ。


『本田宗一郎「一日一話」』PHP文庫




相手の立場に立つことができる人は、人の気持ちがわかる人。

人の気持ちがわかる人は、感性が豊かな人。

感性が豊かな人は、他人の痛みがわかる人。

だから、自分も悩む。


恰好(かっこう)いい人とは、見た目も大事だが、自分のことより先に人のことを考えたり、思いやったりできるという中身も大事。

つまり、利他の心を持った人。

また、「卑怯なことをしない」「嘘を言わない」「弱い者いじめをしない」等々の精神を、黙々と実践するような人を言う。

それらの精神が、結果的に外見というデザインに滲(にじ)み出る。


「恰好いい、ということは、他人に好かれることの基本」

感性が豊かで、恰好(かっこう)いい人は、他人を動かすことができる。



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