損なのか得なのかよく分からないけど。 | フーテンひぐらし

フーテンひぐらし

永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。


これは別に色恋だけの話じゃないんだけど、


わたしは
「I want you」「I need you」と求められたら
その相手をそれだけで最大限に評価し、
こちらも好意を抱けたり、思いに応えようと頑張ったりできる。
昨日までまったく注意を払ってなかった相手に対して、
今日は「よく見たらなんて素敵な相手だろう」と目をハートにできるのだ。


反面、「もうあんま好きじゃないな」「必要じゃないな」と
言われたら、それだけで大好きだった相手への熱は冷め、
「あ、じゃあさいなら」と背を向けることができる。
「アイツのこれまでの愛情表現は、やる気は、なんだったんだ」と
引導を渡した相手が驚愕するくらい、手のひらを返す。


私は私のことを好きで必要としてる人しか好きじゃない。
何もレスポンスがない場所に頑張って球を打ち続ける情熱と根性が皆無だ。

それと「本当は好きだけど今は難しいから待って」とかいう
複雑な裏表に対応したり待ったりする情熱も忍耐力も、ない(笑)


自分の中の「好きだ」「ここに居たい」という概念なんて
確たるものではないしどうにでも変わると思ってる。


だから、自分のそのプラスの感情は、差しのべられた手と
キラキラした目と、こちらへの賛辞に対して、駆使したい。

そうじゃない場所へは使いたくない。
もったいないから。


私は誰のこともすぐ好きになれるし、
誰のことも絶対的には好きじゃないのかもしれない(笑)



自分からは決して攻め込まない。
ただ、壁を乗り越えて来た者を拒まない。


こういうシンプルで絶対的な個人的法則が、
私の人生をほとんどの場合しあわせにし、
そして少し、残念にしているんだなぁ。



ただ咲いてる