サボッた術後検診で見つかったもの。 | フーテンひぐらし

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永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。


昨日は、6ヶ月ごとに行かねばならない術後検診に行ってきました。


…なんだけど、本当は2月に行かなくちゃだったのが、
こんなに時間が経ってしまってから行ったという。


正味、10ヶ月経ってたね!ヤバ!



そしたら内診していたS先生が「ん?……狭いな」と。

ホメられてんのかと思いましたが(バカ)
事態は全然ちがいました!



術後検診では毎回、
「経血がすごく少なかったりしたら教えてね」と確認されていて、
今まで全く大丈夫だったんですが


「…そういえば先生、こないだ終わった生理、
 えらいこと出血すくなかったです!」


「あ、そう!これはマズいな」


先生が見せてくれたのは、細い細い金属の棒。


「いまね、これがやっと入るか入らないかくらいになってるの」


そしてもう1本見せてくれたのは、
それより2まわりくらい太い金属棒。


「通常は、これがラクに入らないといけないんだよ」


つまり現在、私の子宮の入り口(手術した子宮頸部のところ)
閉じかけようとしてるわけです!( ̄□ ̄;)!!ガクガクブルブル



子宮頸部を円錐切除手術した後、ウイルスがいなくなって完治しても
懸念すべきところはそこだそうで、毎回確認してもらってたんですね。


「傷ができたら両側の皮膚が盛り上がって傷を包んで閉じるでしょ。
 子宮頸部でもそれが起こる人がいるんだよね」


「完全に閉じちゃったらどうなるんですか?」


「経血も出ないし、第一精子が入っていかないから妊娠できなくなるよ」


ギャース
それは大変


術後3年も経ってるのに何をいまさら盛り上がってるんだ私の傷口!


そういえば術後もふいに出血することが多くて、
「傷がなおりにくい人」だと太鼓判押されたのですが、
私の体内は3年経って重い腰をあげたらしいねどうやら…涙


焦った私は思わず「セッ○スしてるのに何で!?」と口ばしり、先生に
「子宮口から先にペ○スなんて入るわけないんだから関係ないんだよ」
と呆れられました。確かにそうでつね…。



というわけで先生いきなり
「ちょっと麻酔するね!」


エエエ∑(゚Д゚)
何それ本格的



痛みに滅法強い私が、
過去いちばん「いでぇ…」と涙したのが
肛門近くに麻酔を打たれた時でして


今回はそれよりさらに数段敏感なところじゃないですか
俺、無理!



そしたら先生、いくよとも何とも言わずいきなり行った
でも、どうやら外ではなく内部に打ったようで、
鈍い痛みが一瞬あっただけで大したことはなかったです。



麻酔打って何をしたかというと
狭くなった子宮頸部に、何とかいう「海藻」を挿入したんです


見せてもらったそれは、一見、枯れた木の枝そのもの
直径2ミリ、長さ3センチくらいしかない、小さな木の枝。


それが体内に入ると膨らむそうで、
それが膨らむときに入り口を広げるんだって。


「今日、ちょっと痛いかもしれないよ。で、明日抜くからまた来てね」


先生、終わった後しきりに「痛い?」と聞くので
「全然痛くありませーん」と言うと
「強いなあ…そんだけ強いならぜひ出産を経験してほしいね!」と 笑


子宮頸部が狭くなる恐れも
「子供ができれば一気に解決」だそうで。


「子供つくらない主義なら話は別だけど、
 つくるつもりなら、もう早いとこ妊娠しなくちゃ!
 君の体型なら45歳までいけるけど、子育てに体力奪われるから
 一刻も早くつくったほうがいいよ」
と。


「そうですね…年齢的にもヤバいし、
 徐々にその気になってきたし、今もらってるピルが終わったら、
 取り組もうかな~とちょうど思ってたとこなので…」


「それがいいよ!そうしたらピル終わったらまた色々教えるから」


その予定はカルテにばっちり書き込まれ。


そんなわけで、リミット超えてるにも関わらず、
のんびり気ままに構えてた私たちにも、真剣に取り組む時期がきたようです…。



で 痛み止めとか色々もらって帰りました。


昨晩は鈍いズンズンという感覚が続いてましたが、
「痛いー!」というほどでもなく
(人によっては痛くて眠れない人もいるようで)


今朝ふたたびS先生のところ行って海藻を抜いてもらいました。
抜くときは瞬間痛かったー。


見せてもらってびっくりビックリマーク
ソイツは水分を吸って膨張し、
直径5ミリくらい、長さ5センチくらいに成長してたのです。
長めのマカロニみたいに。


これで「東名高速拡張工事」は無事完了  ←例えがオヤジ


また、1ヶ月後に様子を見るそうです。



やっぱり6ヶ月のスパンを守らなくてはいけないなあ。
今回、閉じてしまう前に行ってよかったけど、
もっと早くちゃんと行くべきでした。


細胞診ですっかりクラスⅠとかⅡとかになってても、
それ以外の問題や変化が起きる可能性があるから
術後検診はやっぱり大事だね。


円錐切除した人は、気をつけてねー!



※ちなみに、円錐切除後のこの子宮口狭窄の人にいれる
 海藻みたいなもんは、吸湿性頸管拡張材(ラミナリア桿)というそうです。

 素材はなんとコンブの茎根。おもに分娩の誘発に使われるとのこと。

 入れた後も激痛が続く…と書いてありいまごろブルブルしていますが、

 私、ほんとになんだったんだろうあの平気さ…。