プチ信の部屋 -211- 06/07/09
今回は「水夫婦に対する「街頭インタビュー」」
この前テレビを見ていたら「街頭インタビュー」をしていた。
幼稚園児以上の子どもを持つ夫婦に対するインタビューだった。
「家でもお互いを名前で呼び合っていますか?」というモノだった。
ほとんどが「お父さん/お母さん」または「パパ/ママ」と呼んでいたが…
中に数組「名前で呼んでいる」「あだ名で呼び合っている」という夫婦がいた。
スタジオのタレント数名が「あだ名で呼び合っている」と言った夫婦に対し
冷やかすようなコメントをしていた。
…すると、若い女性アナウンサーが
「私は子どもが生まれても、旦那さんを名前で呼び合いたいです~ぅ」
なんて乙女チックな事を言った。
それを聞いて熟年のコメンテイターが
「ハァ~…また自覚のない親が増えてしまう」と一喝。
彼はそのまま続けた。
「そんな親がだんだん増えてきているから…
子どもがマネして親を名前で呼ぶようになるんですよ」
「そういえば、クレヨンしんちゃんも…」
「子どもは親を手本にします。
自分はいいけど、子どもには「お父さん」と言わせるなんてのは無理ですからね」
「あなたも親になればわかりますよ。
もし分からなければ親の自覚がないという事でしょう」。
そんなふうに言われて、若い女性アナウンサーは笑ってはいたが
自分の甘さを感じてかなりショックだったろう。
でも、やはりTPOに合わせて
「呼び方」「話し方」「振る舞い」「気遣い」などを変化させるのは大人として当たり前で
いつでも誰でも同じ対応しかできないというのはその人の未熟さを表してしまう。
それが自分の子どもであっても同じ事なのだろう。
「親としての立場」「夫婦としての立場」「社会人としての立場」。
そういった事を意識しながら自分を変えていく事が必要だなぁ~と強く感じた。FIN.