西国33ヶ所観音霊場 第20番
西山 善峯寺(にしやま よしみねでら)
3月6日に参ってきました。(今だったら桜が最高なんですが・・)
御詠歌
野をもすぎ 山路にむかふ 雨の空 善峯よりも 晴るる夕立
比叡山の僧 源算上人(47歳)が長元2年(1029年)に、この地に小堂を建て十一面千手観世音菩薩像を刻み本尊としたのが開創と伝えられている。
長元7年(1034年)に後一条天皇から善峯寺の寺号を賜り、鎮護国家の勅願所と定められた。
以後、天皇の崇敬篤く、長久3年(1042年)には後朱雀天皇が鷲尾寺の十一面千手観世音菩薩像をここに移し、本尊として祀り、先の観世音菩薩像を脇立とされたといわれている。
鎌倉時代には慈円大僧正や浄土宗西山派の祖、証空上人が、また、青蓮院の宮様が代々当寺の住職をされたので西山宮門跡と称されたという。
白河天皇が諸堂を建設し、後に、後花園天皇が伽藍を改築、大いに栄え五十あまりもの堂塔を有する大寺院となりました。
たが、応仁の乱により、これら全てを焼失した。
その後、元禄年間に徳川五代将軍綱吉の生母、桂昌院の寄進により寺は復興したとされている。
山門(仁王門)は雄大で狭い寺前広場から広角レンズが無いと収まりません。
善峰寺の「本堂(観音堂)」
阿弥陀堂
つりがね堂
径同
護摩同
弘法大師修行像
釈迦堂
本堂脇の可愛いお庭
「遊龍の松」 全長40mはあると言われている 国の天然記念物に指定されている
本坊西門跡(閉じられていました)
梅(UPが遅くてすんまそん)
元和七年(1621)再建の多宝塔は、現存最古のもので重要文化財に指定されています。
散策路にある幸福地蔵
参道(順不同(笑))
今(4月17日)だったら満開のしだれ桜 立派な木でした
奥ノ院出世如来
向こうに見えるのは奥ノ院(薬師堂)
2000年にオープンした「寺宝館文殊堂