英会話学校のマネージャーは、プチ経営者のようなお仕事です。

会社というものに守られた経営者です。


今日は、私の仕事について書きたいと思います。


私がこの仕事を選んだのは、前にも書きましたが

1、英語が好き!

2、学校というものに興味があった

3、若くても責任のある仕事をまかせてくれる


という理由からです。


はっきり言って、最初は英会話学校のお仕事ってただの事務かと思っていました。

仕事しながら英語勉強できたら最高!なんて気持ちで入社したのが3年半前。

その頃は、いずれ留学を・・と思っていました。


が、入ってみるとそこは会社です。

やっぱり売上というものにはかなり厳しいところでした。

当たり前ですが。


私のように、英語好きだったりすると

イメージと現実があまりにもかけ離れていて早々と辞めてしまう人も

少なくありません。

仕事しながら英語勉強・・なんて時間はありませんから!!!


私も、入社前と後のギャップには正直少し悩みました。

ですが、知り尽くしてから辞めようと思いがむしゃらにやりました。


そして2年後に、マネージャーになりました。


マネージャーになってからは、仕事の見方がかなり変わりました。

なんと言っても、全ての責任は自分にあることです。

・年間3800万の利益を上げること

・400人の生徒を管理すること

・教師を管理すること

・スタッフのチームワークを整えること

・リーダーシップを持って行動すること

・皆に平等であり、偏った考えを持たないこと

・生徒満足度を上げること


などなど・・・


いきなり押し寄せてきます。

はっきり言っていままでの仕事とはかなり重さが違いました。


学校というのは、大手はどこもそうだと思いますが

いろんな店舗があります。

きっとアパレルもネイルサロンも美容院も同じだと思いますが

それぞれ、経費だったり売上目標だったり、お店のカラーだったり

ターゲットとする顧客層などがあると思います。


英会話学校もそれと同じです。

そして目に見えないものを売る、これはトークの力が大きく左右してきます。

なにせ年間にすると何十万のものを売るわけですから。


皆さんは、何十万のものを衝動買いすることができますか?

でも衝動買いしてしまうこともありますよね?

そこは話術なのだと思います。


マネージャーになり10日で丸一年が経ち

ふと自分の仕事について振り返ってみました。


去年、マネージャーになる前の日に私は彼氏と別れてしまいました。

どん底まで落ち込んで、大事な時なのに仕事が手に付かなかったことを覚えています。

仕事のプレッシャーと、悲しさで何日も眠れない夜を過ごしました。


でも、あれから1年。

強くなれたなって思えます。


この仕事をしていて一番おもしろいのは

いろんな方と仲良くなれることです。

学校って一度の付き合いじゃない、毎週のように顔をあわせる人ばかり。

仲良くなって、旅先のおみやげなんかをもらうときが一番うれしかったりします。

生活の一部が、レッスンになってくれていることがうれしい。


いろんな職業の人の話も聞けるし

大学生の恋ばななんかも聞いたりして・・♪


新しい仕事をしたいと思うと、やっぱりさみしくなります。