秋の夜長に久々映画♪ | フィットネスインストラクター草野宏美の「身もココロもお財布も」

フィットネスインストラクター草野宏美の「身もココロもお財布も」

東京都在住。フリーランスでフィットネスインストラクターをしています。
株トレードと格闘技もこよなく愛す・・
人生終わるその日まで「身も心もお財布も」
美しく豊かで、すこやかでありたい♪♪

さてレッスンが終わって帰ってから・・・・

唐突に、衣類の整理とお掃除!!

処分する衣類が雑巾としてそのまま使えます


大好きな映画を流しながら・・・


「プラダを着た悪魔」


もう自分の中では殿堂入り

NYの最先端のファッションビジネス界が舞台ですが

まず単純に絵的に華やかで綺麗

だけれどもこの映画を観ていつも浮かぶのが

自分という人間の「軸と枠」


ジャーナリスト志望のヒロインが半ば腰掛で入ったファッション誌業界

お洒落で華やかな世界に最初は「染まらない」と拒むも

そこなりの厳しさと、時折人間の温かさも知り、

彼女自身もどんどん美しくなっていく

それまでのペタンコ靴から

ジミー・チュウやマノロ・ブラニクのハイヒール、

そしてハイファッションの最高峰・シャネルのブーツまで履きこなしてしまうのです


それを「洗練」「成長」と呼ぶのかはたまた「洗脳」と呼ぶのか

いずれにしても今までにない自分の姿があり、

まさに「枠を広げていく」さまがイキイキと描写されるのが

観ていて本当にキレイで、テンションあがります


しかし最終的には、ヒロインはジャーナリストを目指す道に戻り、

ファッションも以前の地味な姿に

「以前の君がよかった」と疎遠になっていた恋人とも戻ります

自分の本当にやりたいこと、ありたい姿は「軸」として

変わらずに持っていたのですね


自分の道を自分で決断すること

そしてそれまでの仕事で得た評価や自信も後押しし、

もうファッションで華美に装わなくても、

ヒロインを充分に輝かせていました


いや~後味も良い、素敵な映画です!!



そして主人が帰って来てからは一緒にごはんを食べながら

「桐島、部活やめるってよ」


「プラダ~」とはまったくテイストが違いますが、

こちらも惹きこまれましたよ

観終わってみて、結構長い映画だったのねと思うほど


とある田舎(と思われる)の高校が舞台で

バレー部のキャプテン且つ学校一の美人の彼女もいて、

「イケてる集団」の中核と思われる、桐島


思われる、というのは実像として出てこないから


どんなイケメンで学校中のヒーローなのか

想像するしかありません

その「いっさい出てこない」桐島に右往左往する

「イケてる集団」な人たち、

しかしそことはまったく別世界な、「そうでない」人たち


良くも悪くも高校生の、10代の、

学校の世界がすべて、という価値観や評価基準

もう少し年齢を重ねればもっとラクになるのに

それがわかる前の、もどかしく、息苦しく、

諦めたり、絶望したりする気持ち


あぁ、そうだったなぁ・・・・と思い出しますね



原作は読んでいないのですが、映画は面白かった

神木隆之介さん、さすが上手かったです

神木さん率いる映画部の面々も、ツボでした



まだ暑いですが・・・秋の夜長

自分の過去と未来に思いを馳せながら、

2本の映画を堪能しました