楽器を持ってライアンエアー | Comme des Fleurs

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ブカレストからイタリア ミラノに。

ミラノからスペイン セビリアに。
 
この間の移動はライアンエアーを使いました。
ヨーロッパの小さな空港と空港を直行便で繋いでいるLCCで、便利&お安いのです。
 
ブカレストからミラノまで、荷物が軽ければ3000円くらい。
 
『うわ、安い。大丈夫??』
『ライアンエアー、評判悪いよね』
などなど、友人達に聞いてもマイナスイメージが強く。
インターネットで調べるのが大変だったので、楽器を持ってライアンエアーに乗る方の為に、ここに書いておこうと思います。
 
ただ、ライアンエアーのルールはたびたび変わりますので、楽器以外の荷物の事はその都度、ライアンエアーのHPをご覧くださいまし。
 


 
ブカレストの首都から空港に向かうタクシーにて。
旧市街を抜けてから、ああぁ、動画撮れば良かった…!!
と、気付いたので、あまりルーマニアっぽくない動画になっちゃった。今度はもっと撮ります。
 
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凱旋門。パリの凱旋門よりはだいぶ小さめ。でも周りに何もないので大きく見えますね。
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ちなみに、ルーマニアのタクシーはぼったくるので、Uberがお薦めです。
中心地から空港まで約30分。チップ入れて1500円くらいで安全に送ってもらえます。
 
 
 
 
 
チケットの予約は公式HPからのみなので、ここで予約。
 
平日は30ユーロ。週末は280ユーロ。とか、すっごい差があるので注意。
あと、主要空港以外の小さい空港をよく使っているので、ちゃんと空港名を確認する必要があります。
 
 
 
一番安いシート→荷物10kgまで機内持ち込みOK
 
少し高め→20kgまでの荷物を預けられます+席の予約可能
 
などのチケットが出てきますが、楽器用に自分とは別にもう1枚のチケットを取らないとダメです。
 
少し高めの20kgまでOKなチケットを買っても、手荷物で楽器を持って行く場合はチケットを取らないと危ないです。
 
ちなみに私はアルトサックス1台のみ。
フルートとかクラリネット、オーボエは大丈夫だと思いますが、ヴァイオリン、トランペット等の通常、手荷物で大丈夫な楽器の方も、もう1席取らないと危ないです。
 
 
何故なら、キャリーやリュックを機内持ち込み予定の方々が機内に入る直前、搭乗ゲートにおいて、貨物室に向かう台車に乗せ始めたからです。
 
スタッフさんによってキャリーをどんどん積み重ねられます。
ここに楽器なんか積まれたら大変です。
 
英語で文句を言ったり、交渉出来るなら良いと思いますが、楽器用の席を取っておくのが安心。

 
ただ、これは路線によって違うみたいで、ブカレスト→ミラノは無く、全て機内まで持ち込んでいましたが、ミラノ→セビリアは機内に入る直前にキャリー等の荷物を預けていました。

 
 
楽器用シートの取り方はこう↓
 

First Name(名)の欄「EXTRA」
Surname(姓)の欄に「ITEM SEAT」と入力

 

住所とパスポート番号は自分のもので大丈夫。

 

座席は、楽器が倒れたら危ないからと窓側にされるので、最初から窓側の席を取って、自分の席を隣りにしておくのがベストです。


ちなみに、ライアンエアーは座席指定にも少しお金がかかります。

 

座席指定をしないと、空港でのチェックイン時に座席が決められ、座席番号のチケットが渡されるみたいですが、

楽器用のチケットを買って、自分が隣りに居られなかったら意味がありませんので…お金を払って座席指定をしましょう。

 


3席並んでいるので自分が真ん中になっちゃいますが、私は通路側から2席予約したら、CAさんにチェンジされたので、最初から諦めて窓側を取る方が良いと思います。

 

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予約確認や搭乗券には「EXTRA ITEM SEAT」と記載されます。

 
そして、オンラインチェックイン!
搭乗チケットの印刷。これ、マスト!!
楽器用シートの分と合わせて2枚の印刷が必要です。
 
これを印刷しないと60ユーロとか取られるそう。恐ろしい。
 
でも、携帯で表示しているだけの人も居たので、忘れた場合は携帯で表示してみると良いかも??

私はホテルに頼んで無事に印刷できました。

 
預ける荷物も20kgを少しでもオーバーすると、お金がかかるそうなので、こちらもオーバーしそうな方は前もって、更に20kg追加しておきましょう。

 
搭乗チケットには荷物についての記載があります。
この持ち込み規定が1月半ばに変わったようなので、今後も変わる可能性大。ご確認ください。

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ライアンエアーの搭乗ゲートは空港の端の方なので、無理して持つよりは預けちゃった方が楽です。

 
屋内だけじゃなくて、外も歩くし(!!)階段もあるし
通常の飛行機より搭乗前に歩いた感じ。
 
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でも、
インターネットには、鬼畜とか最低とかクレイジーとか散々な事を書かれていたので、ビクビクしながら乗ったのですが、結果的には全然大丈夫。
 
座席は狭いけど、乗り継ぎで5時間かけて行くよりは狭くても直行便で2時間半で着く方がいいし、安いし、便利です。
 
 
ヨーロッパを周る時には使える飛行機だと思いました。
楽器の乗せ方もわかったし、今後も使おうと思っています。
 
 
楽器用の座席を含めてトータル2席
オプションは20kgの預け荷物料金、座席指定
 
これで1万2000円くらい。
安いですよね。
 
 
東京から大阪に行くより安い。凄いです。
 
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あ〜 
それにしてもイタリアのCAさんが可愛かったなぁ。
 
EXTRA ITEM SEATの搭乗券と楽器を見せたら、
 
Perfect!!  Grazie♡♡
  

と、言ってくださった。
美人+美声でメロメロになった私。
 
 
多分、ヨーロッパ人はEXTRA ITEM SEATなんて取らずに、『楽器なんだから持ち込みさせてよ。壊れたらどうしてくれるんだ。』
ってゴネるんだと思う…。そんな気がする。
 
なので、珍しくて『Perfect!!』って言ってもらえたんだと思われますが(笑)
 
 
ゴネるのもアリですが、心配な方は是非、楽器用の席を取ってくださいませ。
CAさんにも褒めてもらえるし。
 
 
そんな記事でした。
 
 
 
Have a nice flight❤︎❤︎
 
 




・・今後のコンサートスケジュール・・

 

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■2018年5月12日(土)リサイタル 

18:00- 東京 代々木上原

 

 

■2018年6月2日(土)リサイタル 

14:30- 京都バロックザール 

 

 

 

 

 

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