どこから書けばいいのだろうか。

実はもう入院してから、明日で2週間が経とうとしています。
 
今回は、薬疹による緊急入院です(。-_-。)
 
22日の朝、起きたら体中に小さな発疹が見つかったのです。
今飲んでいる抗ガン剤は、前にも一度服薬した事があります。
その時は服薬して9日目で重症な薬疹(滲出性多形紅斑)になってしまい、入院してステロイドの内服で抑える事が出来ました。
 
それ以降、その抗ガン剤は使わなかったのですが、肝臓癌と肺に転移した癌に対しての全身治療が無い今、
リスク承知で細心の注意と予防を払いながら、もう一度服薬しようという事になりました。
 
友人には「カナヅチのくせに、一度溺れて死にかけた海で、もう一度ビート板だけもって、溺れた場所まで泳ぐようなものだ。」と、言われちゃいました(笑)
 
しかし、今のところ残された方法はこれしか無かったので、やるしか無いのです。
 
 
 
「心配事の9割は起こらない」
 
と思っている私は、とても能天気でした。
 
 
 
それでも、前回の薬疹で一度体験した事がある「恐怖」と戦うのは結構大変でもあります。
 
意外にも、知らない方がいいことってたくさんあります。
深く考えず、とにかく根拠の無い自信が取り柄な私でしたが、このときばかりは、少しながら「恐怖」とも戦っていました。
 
 
 
しかし、現実はそう甘くはなかった(。-_-。)
 
22日の朝、体中にぶつぶつが見つかった瞬間、悟りました。
 
気持ちの持ちようしだいであっても、体にとってのアレルギーはアレルギーです。それは変えることができない事実なんですね。。。(遠い目…
 
私には完全にこの抗ガン剤に対してはトコトン、ダメだったみたい(笑)
 
 
 
 
前回の出始めの状況と良く似ていたので、すぐにこれは薬疹だとわかりました。
 
さらには、ものの30分の間にどんどん出てくる薬疹の勢いを見て
病院にすぐに電話をし、自己判断でもう病院に向かっていました。
 
病院にたどり着くまでの1時間の間も、薬疹の勢いが止まらず、徐々に赤く広がっていきます。
熱も39.2まで上がってしまい、それで精神的に焦ったのか呼吸困難の症状まで出てきちゃいました。
 
緊急ERですぐにステロイドの点滴をし、即日緊急入院です。
 
入院後にも、ステロイドの点滴を80mgし、
一旦勢いを押されることができるかのように見えました。
 
が、実はまだほんのプロローグの始まりに過ぎなかったのだと今振り返って思います。
 
続く。
 
 
 
 
 
 
{94B9AA69-7EE1-4791-99F3-20492582F747}

これが出始め1時間程度のときの薬疹です。
まだまだ大丈夫!
でも、手足症候群も合併して発症していたので、歩くたび激痛が走り、しばらくは車椅子でした!
 
{770110D3-E173-4C95-BF46-80471AD6562A}

これも出始めの頃の耳の写真。
 
 
そして、下が1日目を終えて、
一旦勢いが治ったかのように見えた耳の写真。
 
{A264BFCE-DC8D-4F16-982B-B292E9A603AC}
 
あれ?もうほぼ無いじゃん!治った!
と、私も思っていました。
 
続く