前項からの続き

5. 
このボーダホンによるヨーロッパの破壊攻撃に、ドイツ・テレコムとフランス・テレコムは、なんとか耐えている。

ヨーロッパも、アメリカのグローバリスト、デイヴィッド・ロックフェラー系からの、激しい攻撃に、防戦しているのである。

世界中の国々が、我々の日本と全く同じように、理不尽なアメリカ帝国からの、無理難題と、卑怯な、頭(指導者たち)を奪いとって、上から抑え込んでくる、さまざまな悪辣な、国民文化への破壊攻撃に耐えている。 

この大きな構図を、私たちは知らなければならない。 

悪あがきのアメリカ=ロックフェラー帝国も、NYの再度の金融恐慌、金融”核”爆弾の破裂で、危機に瀕しつつある。

彼らとても、余裕などない。

だから、属国群の、資金を狙って、まだ、余裕のある日本から、奪い取ってやれ、「日本国民に重税を敷いて、その資金も、私たちに貢げ。いいか、カン よ、 センゴクよ」と厳しい命令を下している。 

私たち日本人も、この闘いで、負けるわけにはゆかない。

しぶとく、持久戦の人民戦争の戦略で、原住民、現地人、地元民、土着民の精神で、反アメリカのゲリラ戦を、不屈に戦い抜かなければならない。

くそ、負けてたまるか。

6. 
最新では、このような事態になっている。 

(転載貼り付け始め)

「 民主“七人の侍” 高嶋氏慰労 」
2010年6月18日午後7時 産経新聞

民主党の樽床伸二(たるとこしんじ)国対委員長ら中堅議員が、17日夜、都内の日本料理店で今期で引退する高嶋良充(たかしまよしみつ)参院幹事長を慰労した。 

松本剛明(まつもとたけあき)衆院議運委員長、細野豪志(ほそのごうし)幹事長代理、三井弁雄(みついわきお)国対委員長代理、樋高剛(ひだかつよし)、伴野豊(ばんのゆたか)両前副幹事長、松井孝治(まついこうじ)前官房副長官らも出席。

7人は、前原誠司(まえはらせいじ)国土交通相らいわゆる「七奉行」の次の世代として、党内で「七人の侍」とも呼ばれている。

会合には、輿石東(こしいしあずま)参院議員会長や平野博文(ひらのひろふみ)前官房長官も加わり、「鳩山由紀夫首相-小沢一郎幹事長」時代を支えたメンバーが集まった。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。

このように、無内容に、”7人の侍”と、おだてられ、なだめすかされた、小沢一郎派の幹部どもが、だらしなくも、スパイ樽床伸二(たるとこしんじ)に、垂らし込まれたまま、料理屋に集まっている。

高嶋良充(たかしまよしみつ)は、自治労の労組あがりの政治家で、小沢派でももうロートルで、今度でもう引退だから、人畜無害だ。

松本剛明(まつもとたけあき)衆院議運委員長と、三井弁雄(みついわきお)と、樋高剛(ひだかつよし)は、小沢派の幹部なのに、愚かにも、樽床を担(かつ)いでしまったおのれの、政治家としてのだらしなさ、能力のなさを、恥ながらも、とぼけて、タヌキになって、こういう席に参加している。

輿石東(こしいしあずま)参院議員会長が、今度の参院選で、山梨県の選挙区で、狙い撃ちにされて、落とされるだろう。

輿石は、山梨県の日教組の委員長あがりの政治家で、日本の経営者や右翼たちから、「北朝鮮、中国、日教組、創価学会」と呪(のろ)い言葉で呼ばれる人物だから、自分が一斉攻撃を受けて、憎しみの対象として打倒されることを運命として自覚しているのだろう。
輿石が、前の、あの偉大なるマニフェストを最終的に取りまとめて、細かく気配りして完成させたそうだから、極めて優秀な頭脳をしている人なのだと思う。

出来ることなら復帰してきて欲しいし、出来ることなら、24日の参院選の公示日の直前に、「比例(区)の名簿の一番」に置かれて、当選確実になって欲しいが、反小沢の盗賊どもが、そうするわけもないことは、分かっている。

7.
小沢一郎に忠実な、重鎮の幹部たちの山岡謙次(栃木4区)も、石井一(いしいはじめ、神戸、民主党内山口組派のような立派な、気骨のある政治家だ)、赤松広隆(あかまつひろたか)は、すぱっと農水大臣を辞めた。

鮮やかだった。 

長妻昭(ながつまあきら)は、”ミスター厚労省”だから、ちょっとやそっとのことでは、反小沢のゴロツキどもでも切れなかった。

農水大臣には、老練な、山田正彦(やまだまさひこ、長崎3区、68歳、)がなった。

山田正彦は、宮崎の口蹄疫の騒ぎの最中も、副大臣として、ずっと宮崎の現地に張り付いて、対策を現場から指揮していた。

自分でも畜産業をやっていた人で、医学博士でもあり、農業に詳しい人だ。

彼は政治見識もしっかりしていて、今も小沢一郎をきちんと支えている。

8.
長妻昭(ながつまあきら)は、厚労省官僚の幹部たち(次官、局長たち)から、大臣室の昼食会議で、昼ごはん代500円ずつを集めて、怒りを買いながらも、「まあ、仲好くやりましょう」と言った政治家だ。

長妻は、どんなことにもじっと耐え抜くことを知っている男だ。

官僚たちがもってくる暑さが30センチもある書類の山にもへこたれることなく、丹念に全部目を通して動じない。

それぐらいの能力がないと、大臣は務まらない。

官僚のワルどもにいいように、あやつられる。 

菅も、仙谷も、枝野も、官僚たちがいないと、助けてもらわないと、政治が出来ない、という、自分の頭の悪さを、さらけ出した。 
頭の悪い人間は、悪(あく)の側に転落するのだ。

ちらと、新聞記事で読んだが、枝野は、幹事長になったくせに、なんと、机は、首相官邸に置いている、という。

本当か。本当だとしたら、たいへんな笑い物である。

党の最高責任者が、党本部に自由に入れない、という椿事(ちんじ)の事態が起きている。

民主党の本部職員たちは、きっと、今も、鳩山由紀夫と小沢一郎に忠実なのだろう。

国民の夢を裏切った、ゴロツキの、反小沢クーデターの首謀者たちなどに、従順に従うはずかない。

幹事長のくせに、党本部に自由に行けないというのは、とういうことだ。

どうせ、国会内の幹事長室に居ても、だーれも陳情には来ないだろう。

ガラーンとして、誰からも相手にされずに、ぶらぶらするしかない。 

日本国民の、あらゆる業種の、業界団体や、職能組合などの組織は、小沢一郎との深い人間関係と信頼関係で、次々に、自民党から民主党に、寝返って言ったのであって、見るからにチンピラで、涎(よだれ)を垂らしながら、幼児のような話し方で、背骨をしっかり立てることが出来ない、せむし男のような枝野なんかに、一体だれが、頭を下げに行くものか。

枝野は、議論が好きで、まくしたてるように相手をやっつけると言われているが、私、副島隆彦と、一戦交える気があるか。 

呼ばれれば、私の方から国会の幹事長室に行くぞ。

この、国民を苦しめることをなんとも思わない売国奴どもめが。

枝野は、仙谷から、嫌われて、閣僚(大臣)にしてもらえなかったので、それでも、大臣の椅子が欲しくて、官邸に入り浸っているのだろう。

大政治家の小沢一郎の後の民主党幹事長などという、誰も行きたくないところに無理やり行かされた馬鹿な男だ。

どうも見ていると仙谷の方が、菅直人よりも、上の権力を握っているようで、仙谷が人事はすべて動かしているようだ。

どこかの国の、3等国家のクーデターで政権を取って、おどおどしている、いかにも頭の悪そうな軍人たちのようである。

9.
どうも、菅直人と仙谷由人をあやつって、クーデターを掛けさせた、アメリカの日本あやつり班の、マイケル・グリーンも、ジェラルド・カーティスも、自民党を、ほったらかしにしている。

だから、今でも、強固に自民党支持である、資産家や、企業経営者たち500万人への、配慮が、出来ていない。

一体、何が起きているのかを、この層に何も説明しないから、この層の、日本のブルジョワ階級が、どこに投票したらいいのか、分からないで右往左往している。 

「消費税増税(税率を10%にあげる)という点では、自民党も民主党も同じだ」ということになって、参議院選では、争点にならない、させない、どう扱ったらいいのかが、分からないで混乱させたままだ。

これが、彼ら、反小沢クーデター派の致命傷になるだろう。 

資産家層(鉄筋アパート、商業ビルの所有者、管理業)と経営者たちに、増税を言って、それで、好かれる、ということはない。

絶対にない。

消費税値上げは、低所得者、貧乏人層の生活を直撃するから、彼らの恨みを買うだろう。 

だから、自民党も国民から処罰される。

増税を唱えて、平気でおれる政治家や、政権は、どうせ国民から反撃を受ける。 

それを覚悟すべきだ。

10.
鳩山由紀夫首相は、普天間基地の外国への移転に失敗して、辺野古崎への移転と決まったとされるが、沖縄の地元財界人や、建設業者たちでさえ、それがすんなりと行くとは思っていない。 

私と佐藤優(さとうまさる)氏の対談本(今日から全国の書店で発売されている。

書名『小沢革命政権で日本を救え』日本文芸社刊 )で、佐藤氏が、「沖縄の保守のマグマが、反アメリカで、動き出す」と書いている。 

沖縄人のことを、私たちは何も知らないかのようにして、無視している。

そのことがやがて、大きな事件となる。

沖縄人たちは、米軍基地で働いている(きた)人たちが多い。

彼らは何でも知っている。

実は、キャンプ・シュワブの先にある辺野古(へのこ)には、アメリカ軍が昔、掘って作った、核兵器の発射基地(核サイロ)があるのである。

分厚いコンクリートの層の下に、深く埋められている。

おそらく、メースB(ビー)と呼ばれる核弾頭(ニュークレア・ウォー・ヘッド)だ。 

これは、1970年のニクソンと毛沢東・周恩来の会談の前提となった、「アメリカは沖縄から、中国の北京と上海を狙っている核兵器を、抜く(現地から撤去する)ので、仲好くしよう」という合い図となった、メースBの核サイロだ。

アメリカは、この時の、中国との約束を守らず、今も、辺野古に、隠し持ってきたということだ。 

そして、なんと、普天間の海兵隊のペリコプター部隊(昔はサトウキビ畑で、平坦な台地だ。私現地を見ている)の基地、その下にも、核兵器の発射サイロがあるのである。

このことも、沖縄人から教えてもらった。

彼らは、基地で働き、基地に長いこと出入りしていた人々であるから、真実を知っているのである。

それは、新聞とかには載らない。

が、現地人、原住民は知っている。 

それを指して、鳩山との最後の交渉の段階で、「お前は、抑止力(よくしりょく)なるものを知らないのか」と鳩山を脅した、その原因となって事実だ。 

抑止力 deterrence デターランスとは、「やったら、やりかえすぞ」「私を攻撃するなら、こっちも反撃するぞ」という構えのことを言う。  

鳩山は、ここで、アメリカからひどく脅(おど)しを受けて、退(ひ)いたのだ。

外国の勢力が強制する、日本国への干渉と重圧を、私たち日本人が、跳ね返して、日本人の魂を取り戻し、若者たちに夢を与えて、国を立て直すにも、日本国の最後の防御壁、最後の砦が、必要だ。

それは、知識と情報の力で、真実をより多くの国民が知ることだ。 

それが、本当の抑止力(よくしりょく、デターランス)である。

日本国の独立と自由を守る戦いの根本である。 

そして、この真実を知る力で、私たち国民が、纏(まと)まることができれば、アメリカの手先、買弁、売国奴として、日本国民に重税と悪政を強いる、官僚どもと、テレビ新聞(マズゴミ)と、その言いなりになっている反小沢クーデター連中を、参議院選挙の後の、本当の決戦で、叩(たた)きのめすことができる。

敵は強大であるが、私たちには、正義 と知能と、多くの国民の支持がある。  

次項へ続く・・・・