6月8日の記事に、「民主党の洗濯が始まる」として小沢一郎の同士・平野貞夫氏の記事を掲 載した。

民主党ツートップ辞任と小沢グループの切り崩しに、実は党内部での工作が行われていたというものであった。
http://ameblo.jp/hirokane604/entry-10557445881.html

それをどの様な勢力が実行していたのか?

私は隷米官僚、隷米議員という表現をさせていただいていたが、あの副島隆彦氏が実名で暴きを始めた。

それは、アメリカより指示(金も)を受けた民主党議員、オール官僚、マスメディアの大連合軍が国民の敵となるという事である。

今後その実態が明らかになるであろう、まさしく民主党、いや日本の洗濯である。

もはや、我々が選挙で選んだ民主党などではなく、アメリカに乗っ取られた政権が誕生してしまったという事だ。

彼によれば、一連の世論調査も電通(でんつう)と共同新聞の報道司令部による工作だという。

これを読むと、マスメディアによる異常な民主党の持ち上げぶりも理解出来るし、亀井大臣辞任に伴なう国民新党の姿勢を支持しないが64%という早速のネガ ティブキャンペーも理解出来る。

副島氏によって今回暴かれた名前・内容、また、アメリカに支配された日本の民主党政治・官僚・マスコミの現状を多くの方がたに知って頂きたい。

これまで鳩山・小沢体制にエールを送ってきた事は間違いではなかったが、これが真実だとすれば今後、私のスタンスを修正せざるを得ない事となる。

それでは、長文になるが副島氏の見解を是非、最後までご覧頂きたいと思う。


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「6・2反小沢クーデター」に対する副島隆彦からの反撃と防御について



副島隆彦です。 

今日は、2010年6月12日です。  

私は現下の政変(せいへん)劇に今も怒り心頭に発しています。 

それでも、この数日あまりにも怒ったので、今は、気が少し萎(な)えて落ち着いて静かになりました。

(中 略)

小沢一郎を排除して、民主党の国民的な人気が上がったのだから、それに便乗して、参院選に勝利して民主党が、最低62議席(この他に改選なしで60議席がいる。合計で、過半数の122議席。議長を含む)を取ればいいのだから、とする、穏(おだ)やかな人々の考え。 

私たちの学問道場の会員でも、そのように考えている温和な人々が多いでしょう。

だが、副島隆彦はそれに対して、それは甘い考えであり、甘い考えをしている人間たちはあとで、痛い目にあうのだと申し上げておきます。 

私は、イザヤ書エレミヤ書の予言者の気持ちになってこのように、忠告しておきます。 

一番危険な攻撃に遭(あ)ったときには、ただちに反撃に出るか、厳しい防御態勢を敷かなければいけない。

このままでは、小沢一郎が育てた、資質のある優れた優秀な若い政治家たちの頭にまで、毒がまわって、身動きが出来なくなる。

内部にまで深く潜り込んできている、敵のスパイたち「反小沢7奉行」の一人、樽床伸二=たるとこしんじ=(案の定、国対委員長になった)が、送りこんだ21人の議員たち、(元財務省官僚が多い)に脳をやられる。 

いろいろと翻弄されて、身動きできなくされる。

今度の政変劇である、6.2反小沢クーデターは、5月27日に、これも「7奉行」のひとり、玄葉光一郎が仕組んだ「日本財政を考える会」に集まった118人の民主党議員たちの会から開始された。 

細野豪志(ほそのごうし、38歳)は、その会合の入り口で、参加者たちの顔ぶれを、うろうろしながら、見ていたそうだ。 

馬鹿なことに、松本剛明(まつもとたけあき)は、小沢一郎派の幹部でありながら、この玄葉の企みに同調している。 

それと、老練なはずの三井ワキ雄と、小沢秘書軍団の筆頭に近い樋高剛(ひだかつよし)がスパイ樽床を担いで、3日の夜の、一新会(いっしんかい、小沢派の若手の会合)に参加させようとした。

もうひとり、松木謙公(まつきけんこう、筆頭副幹事長を首になった小沢側近のひとり)までが、樽床に騙されて担いだ。 

これを、一新会の会長の鈴木克昌(すずきかつまさ)らが押しとどめて、内部へのそれ以上の攪乱参入を許さなかった。

小沢一郎は、自分が育てた弟子たちのだらしなさに愕然としただろう。

いざという時に、まとまって次の自分たちの代表(次の首領)を自分たちで決めることが出来ない。

弟子たちを育てるということは、大変なことだ。

いざという時に、自分の能力と実力で這い上がって、全体を指導する人物が出てこなければいけないのだ。

いちいち、小沢一郎が指図しなければ動けない集団と言うには実に情けない。

私は、小沢の深い絶望感が分かる。 

次の指導者たるものは、自分の力でなってゆかなければいけないのだ。

私、副島隆彦は、とりあえず、細野豪志と、岡田克也と、原口一博の3人だけは、
今後の立派な指導者として、ボナパルティズム(今は、この政治思想用語については説明しません)ででも生き残ってほしい国民政治家として、態度を見守ろうと思います。

案の定11日の午前1時に、亀井静香・金融担当大臣が辞任した。 

国民新党は、連立政権からの離脱まではしなかったが、亀井自身は、「閣外に去った」。 

愛国者・亀井は、小沢一郎と同格の、国民指導者だから、すべての事態を深く理解している。

郵政見直し法案は、これで、流産させられた。 

菅直人、と仙石由人の悪人の頭目は、「小泉郵政改革」を押しとどめて、日本国民への郵貯・簡保(350兆円)と郵便振替決済制度という国民の必死のインフラ制度財産をり抜こうとする人々の夢を打ち砕いた。 

この事実を軽視する人びとは、後で本当に痛い目に合うだろう。

すべては、アメリカが仕組んでいるからだ。

近くに迫っているNY発の世界恐慌の突入の激震の影響を、日本が防御壁を作って、防御態勢に入らなければならないのに、アメリカに魂を売った極悪人どもが阻止しようとしている。

アメリカ帝国は、日本を自分たちの道連れにしたいのだ。・・・・

それで、私は弟子たちと相談して、会員ページに、6月7日に私が緊急で録音した、
考えを今日のぼやきの会員ページに載せます。 

そして、今、政治分析を行える私の弟子たちが討論を行い、今のこの緊迫した「6.2反小沢クーデタ―」以降の一週間の動きをまとめて考察します。 

それを、広報ページに急いで載せるでしょう。

私の突発的な怒りはやや収まったが、それでも今も、目先の他の仕事に追われながらも、書いて残しておかなければいけないことがたくさんあると、強く思った。

それで以下に、今日、11日の時点での私の考えを、どんどん書いてゆきます。


「6.2反小沢クーデタ―」を決行した実行犯の、菅直人、仙石由人、枝野幸男 の3人の首謀者の中で、仙石と枝野の口論、内部抗争がすぐに起きるだろう。 

増税、増税、と言い出したことの自分たち自身の、脳のおかしさを自分たちで、少しは反省し始めている。 

新聞が、増税と書かなくなった。


11日の菅直人の所信表明演説はまず、「政治とカネ」(小沢一郎の追放)と、日米同盟(日米安全保障体制の最優先)、と増税(消費税の値上げ)の3つを柱としていた。
 
しかし、増税をあまり言うと国民に嫌われる。

だから、この問題は、「財政、社会保障の一体的立て直し」という誤魔化(ごまか)しのコトバに置き換えている。

新聞報道は、すべて、そのようになった。 

首謀者の一人の玄葉(政調会長兼公務員制度改革担当相)が調子に乗って、6月6日のクーデター勝利後のテレビの番組で、例の目と歯を、ダーズベーダのようにぎらぎら輝かしながら、増税する、増税すると、怒号したものだから、「あれ、変だな。こいつら」と全国で、感の鋭い国民が、民主党内クーデターの発生に気付いた。 

だから、玄葉を、このあと、テレビ新聞に出さなくなった。

お前の突撃隊長としての役目はひとまず、終わった、うしろに引っこんでいろ、ということだろう。
 
玄葉は、正体はチンピラやくざ者である石原のぶてると番組で目配せし合って、郵政法案を葬り去ることを画策していた。


クーデターの指令本部は、電通(でんつう)と共同新聞の建物の中にある。

なんと早くも、5日には例のインチキ世論調査の発表があって、「菅直人政権への支持率が、61%に急上昇」という奇怪な報道が即座に行われた。 

このあと、10日に、新聞各社の横並びの奇妙に数字が一致している新政権への支持率、61から68%( 日経新聞が68% )という、日本国民を扇動する、巨大な虚偽の世論調査結果の嘘八百を報じた。

デイヴィッド・ロックフェラー系統が日本のテレビ・新聞をすべて上から押さえていることで制空権(せいくうけん)を敵に握られている。

私たち愛国者は原住民としての横の連帯を大事にして、ヒソヒソ話で、真実を伝えあわなけれなならない。  

昨年の12月から開始された、鳩山・小沢打倒のクーデター計画の司令部は、テレビ・新聞11社の政治部長会議プラス、検察・警察の最高幹部たちとオール官僚のトップのアメリカの手先連合である。

読売新聞、産経新聞の政治部の記者たちであっても、鈍感な下の連中は、6日まで、一体何が起きているかを理解できない者たちがいた。 

だから、農水官僚上がりのねずみ男の、荒井聡(あらいさとし)と蓮船(れんほう)を攻撃するために、調べ上げていた事務所費用の政治資金規正法違反の攻撃を、間違って実行してしまって、それで、荒井と蓮船という準首謀者(論功行で、官房長官になりたがっていた。国家戦略相になった)の行動を抑制してしまった。 

敵どものすべてに、計画が明らかになっていたわけではない。


自民党の執行部(谷垣も大島も)と、みんなの党(渡辺善美代表)も何も知らされていなかったのだろう。

クーデター直後には、豆鉄砲を食らったような顔をしていた。 

アメリカは、もう自民党を見捨てているから、相手にしていない。

クーデターの指令本部を上からあやつっている、マイケル・グリーンと、ジェラルド・カーティスと、カート・キャンベルが率(ひき)いる100人ぐらいのCIAの日本管理・謀略実行部隊は、それぞれが、2,3人の日本人工作員を抱えている。

この者たちが深く連携して、前原誠司(まえはらせいじ)、長島昭久(ながしまあきひさ)らと連携して、反小沢の民主党議員たちを、背後からあやつってクーデターを決行させた。

菅と仙石(せんごく、官房長官になった)は、これまでの貧乏で、資金がないから、アメリカから数百億円の資金をもらって転んだのだろう。 

売国奴の完成である。

 
アメリカと、OECD(ヨーロッパにある国際機関)とIMF(ヨーロッパの中のアメリカの手先派も多い)が、共同して、日本に増税を強要する声明を、順番に出してきていた。 

それが、5月中旬である。

日本政府に増税(消費税を10%あげること)を呼号することで、日本国民に重税を敷いてでも、資金をアメリカに貢がさせる気である。 

金融担当大臣を兼務することになった仙石が、必死で亀井が阻止してきていたアメリカへの資金提供(米国債買い)を、どんどん、なりふり構わず、大臣署名をしているだろう。 

おそらく20兆円ぐらいの米国債買いを、目下、緊急で、行っているだろう。夜も寝ないで署名をしていることだろう。  

これが、アメリカが今度の反小沢クーデターを教唆(きょうさ)し実行させた本当の理由である。

潰(つぶ)れかかっているアメリカの財政は、こういう非道で、惨(むご)いことを属国に強制してそれで資金を奪いとってゆく。

亀井大臣が、「年次改革要望書」というアメリカの日本への強制政策に、抵抗して、押しとどめて来た。

小沢から一切の財政政策を頼まれ任されて、やっていたのだ。 

その歯止めが、亀井の辞任で壊された。

日銀をアメリカの攻撃(武藤敏郎=むとうとしろう=財務省のアメリカの手先のドンが、この場面の頭目)から守るために育てられ、民主党に送られてきて、亀井の下についていた、有能で立派な大塚耕平(おおつかこうへい)は、我が身の危険を察知して、さっと後ろに引いた。

暴風雨が襲ってきたらとにかく逃げて、生き残るのが一番大事なことだ。


この大不景気の日本で、今、消費税を上げたら、国民の消費がもっと伸びなくなって、さらに景気が悪くなる。 

これは日本国にとって、致命的な打撃となる。 

「増税は、日本にとっていいことだ。貧困層にとってもいいことだ。増税は弱者の味方(細野真宏=ほそのまさひろ=)」などと、一斉にメディアを使って、国民洗脳を行いだした。

この売国奴たちは、許しがたい。

その手先となって、利用される経済・金融の言論人たちも愚か者である。 

「消費税の値上げは、国民生活にとって良いことだ」と、少しでも本気で言う者がいたら、その者はアメリカの手先の、確信犯人たちである。 

今でさえ、サラリーマンたちは、重税にあえいで、ボーナスからも、たくさんの税金を取られて、手取り額(テイク・ホーム・インカム)は、すずめの涙のようになっている。

給与総額は、45歳で55万円でも、手取りは35万円ぐらいだ。

これでは、子供の塾の費用さえ出せない。

国民は重税にあえいでいる。

だから、鳩山・民主党は、亀井・国民新党との連立合意書でも、「今後4年間は、増税をしません」と、国民に約束したのだ。 

それを、菅直人と仙石由人は、欧米の最高支配者どもという悪魔に魂を売って、日本国民を、今以上の苦しみに陥れようとしている。 

許し難い者どもだ。

私たちの国民のための最後の希望であり、夢の実現であった、民主党を乗っ取った、この悪魔どもは日本国民に重大な危害を加えようとしている。

仙石由人、枝野幸男、玄葉光一郎、樽床伸二、野田佳彦、菅直人らの極悪人を、国民への反逆者として糾弾しなければならない。

仙石由人と、菅直人が、行政刷新相、国家戦略省の大臣(国家戦略相)となって、財務省官僚をはじめオール官僚の、各省の幹部たちを次々に呼びつけて、首実験をして、「国民との約束である、マニュフェストに従いますか。いやなら辞めていただきます」と、引導を渡す係りの筈(はず)だったのだ。

そして、前回も書いたが、最低206兆円あることが民主党の調査ではっきりした 特別会計(埋蔵金、旧財投) から、1年分の20兆円を、財務省官僚たちから奪い取って来て、それで、予算の不足分を補うというのが、鳩山民主党の大きな計画だった。

この計画がすべて、阻止され、破壊された。

財務省官僚どもも必死である。

土壇場でのギリギリの時期での逆転劇だったと彼らも胸をなでおろしているのだろう。 

仙石と、菅は、財務省官僚ども(その元締めのひとりは竹中平蔵を国内から育てた 富永祐一郎=とみながゆういちろう=。現在、パソナの顧問)である。

許し難いことである。 

官僚たちも必死だ。 


郵政法案が、流産させられて、日本国民の中の賢明な人々にも失望と、かすかな危機感が広がっている。
 
しかし、それ以上に、大事だったのは、同じく審議未了で廃案にされることが決まった(昨日)、公務員制度改革法案である。

それと、派遣法の改正だ。

あまりにもひどい派遣労働者たちへの待遇をなんとか法律で救い出そうとするものだ。

労働基準法を元に戻して、奴隷労働とピンハネを許さない法理念に戻そうという正常な感覚の行動だ。

公務員制度改革法こそは、日本官僚たちの息の根を止めるものであった。 

各省の官僚のトップである事務次官と、それぞれ8人ぐらいいる局長たちを、すべて部長(級)までとする。

そして、次官、局長の職は、国民に選ばれた、若い政治家たちで、有能である者たちが就く、という制度改革であった。

それは、英国のBBCの連続テレビドラマの、「イエス・ミニスター(さようでございます、大臣閣下殿)」で、英国民が学んだ、官僚どもによる、政治の実権の掌握と、政治家(国民の代表)の、ないがしろ、無力化を阻止する、という重大なデモクラシー(民主政治)の存亡に関わることを本気で、日本でも断行しようとしたのである。 

自民党の政治家たちでさえ、この「イエス・ミニスター」"Yes, Minister "の
重要性は、死ぬほど分かっている。 

官僚たちから馬鹿にされつくして、首相辞任した安倍晋三(あべしんぞう)でさえ、官僚たちを本気で押さえつけて、公務員制度の改革をしようとしたのである。

みんなの党の渡辺善美(わたなべよしみ)も、「役人天国を許さない」という、重要な標語で、今も闘っている。 

だから、奇妙なことに、みんなの党を攻撃する、5億円とかの企業献金のスキャンダルを、アメリカと官僚どもが、クソ・メディアに書かせている。 

日本共産党までがグルである。日本共産党も、今は、志位和夫(しいかずお)たち一番上の方から、アメリカに買収されている。

恐るべきことだ。 

だから、最後の最後では、小沢一郎に、まだ命が続いたら、自民党の中の、ヨゴレ たちを除いた愛国者たちとの連携、連帯で、日本国民の愛国派が大同団結(民族防衛戦線)を作って、民主党を乗っ取った、洗脳元新左翼たちの思想転向(てんこう)が起きて、アメリカと官僚どもへの奇怪な隷従が起きた。

この売国政権を、作り直さなければならない。
 

私、副島隆彦は、市井(しせい)の一介の評論家でしかないが、自分の予言者、国家戦略家としての全能力をかけて、目下、進行しつつある恐るべき事態の、本当の姿を暴き立て続ける。


菅が、財務省官僚たちのいいなりになった、決定的な日は菅直人が、この1月26日の国会答弁で、有効需要の創造と乗数効果(マルチプライアー・イフェクト)のケインズ経済学の基礎知識が無いことがバレて、答弁が中断して、しどろもどろになって、、大恥を掻いたものだから、以後、財務官僚たちの作文を読み上げるだけになった。 

自分の無知と学力の無能が露見して、恥をかくのが心底いやになったのだろう。

菅は、財務官僚たちに頼らないと何もできない自分に気づいたのだ。

つまり、能力のない自分が、このあと生き残るにはダークサイド(邪悪の側)に転落してでも、何をやってでも政治家として、生き延びるぞ、と決めたのだ。

人間の能力劣等感と、見栄はりの性格からでも人格の荒廃は始まる。

それから4月22日に、ワシントンで、アーリントン墓地で、神妙そうな顔をして無名戦士の墓Tombs of Unknown Soldier に花輪を捧げた日だ。 

この時に、菅は、最終決断として、アメリカに魂を売ったのだ。 

あの神妙な表情を、私はニューズ映像を通して、ちらりと見ただけだが、アナキン・スカイウォーカーが、ダーズベーダーになってゆく(地獄に堕ちてゆく。スターウォーズ、エピソード3)おぞましさを表(あらわ)していた。 


おかしなことに今年の一月の、スイスでのダヴォス会議(世界経済フォーラム。世界
最高支配者たちが一堂に集まるビルダーバーグ会議の表の顔)に、普通は日本は首相が参加するのに、なんと、仙石由人が日本政府代表として参加した。 

ここで奇怪な儀式か何かに参加させられて、仙石は脳におかしなものを吹き込まれたのだろう。  

「センゴクよ。 今後は、お前が中心となって私たちに、日本の資金をもっと貢げ。いいか」 と。 この世には、本当におそろしい世界があって、地獄の釜が開いているのだろう。


5月31日(月)に、突然と言っていいぐらいに緊急に、中国の温家宝(おんかほう)首相が、訪日した。

そして、鳩山と深刻に会談している。

おそらく、温家宝は、「鳩山さん、日本は大丈夫か。アメリカは、凶暴になって、(統合参謀本部議長のマイケル・マレンという海軍提督が、)がむしゃらに、東アジアでも、戦争を始めようとしている。非常に危ない。中国と、韓国と一緒になって、戦争突入を阻止しなければいけない。北朝鮮には、アメリカの手に乗るなと、言い聞かせている。あなたも注意してほしい」と、温は、言いに来たのだろう。

そうしたら翌日、6月1日に、鳩山首相に、相当に恐ろしいことが起こっている。

それが何なのか、歴史の審判にかかることだろう。

だから、このとき鳩山は辞任を決めた。

小沢一郎との刺し違え、道連れで、「幹事長も、私と一緒にやめてください」と言ったというのは、”官邸の支配者” 松井孝治(まついこうじ)官房副長官(名古屋、参議院議員、元通産官僚)が作った、ウソの公表を記者たちにしたからだ。 

鳩山は悪くないし、国民を裏切っていないことは、やがて、もっとあとになって分かる。 

最後の演説で、最後に、涙ながらに近い感じで、「日本は、そのうちに真の独立を
勝ち取る日が来るでしょう」と結んでいる。 

鳩山にかかったアメリカからのおそろしい重圧の中身は、そのうち分かる。


イスラエルは、9月のラマダン明けの10月に、イランの核施設を爆撃するだろう。 

その準備を急いでいる。

イラン国内の4か所ぐらいに一気に襲いかかって、そのうちの半分は失敗するだろう。 

爆撃機の航続距離の問題などで、米空軍の支援(空中給油機など)が必要だ。  

凶暴になっているマイク・マレンが、ロバート・ゲイツ国防長官、ヒラリーと組んでやる。

「もう、戦争をしないと、アメリカの金融恐慌突入は、避けられない」と考えている。

やっぱり、ウォー・エコノミー(戦争刺激経済、戦争経済)である。   

だから、極東(東アジア)でも戦争を起こしたいのだ。 

「飛行機のアラブ・テロリストによる爆破・墜落の事件」を何回も、この極悪人たちは、仕掛けるのだが、毎回失敗している。 

3月26日に、マレン海軍提督の指示で、米原潜を、韓国の哨戒艦に激突させて、真っ二つにして、46人の韓国兵の死者を出した。

マレンは、対潜水艦攻撃(アンチ・サブマリーン)の専門の海軍軍人である。 


今度のクーデターの実行部隊長である、玄葉光一郎(げんばこういちろう)も「反小沢7奉行(ななぶぎょう)」のひとりである。 

7奉行も、その他のクーデター実行犯も、やはり、多くは松下政経塾(まつしたせいけいじゅく)の出身者である。

松下政経塾は、日本の秘密結社である。 

日本国に害毒をもたらす者たちである。

徹底的に、粉砕して、成敗しなければいけないと、私は本気で考える。

そのように公言する。

この公言を避ける人々が多いが、私はもう黙らない。  

彼らが、ついに今回、共同謀議(コンスピラシー)で、示し合わせて決起したのだ。


小沢一郎が育てた、すぐれた若い政治家たちの集まりである、一新会(いっしんかい)に中に、計画的に潜り込んできた、スパイ 樽床伸二(たるとこしんじ)が、案の定、このあと国会対策委員長になった。

あの、目のつりあがったにやけ顔で、玄葉や、枝野と目で合図を送り合っていた。 

自民党政権時代からの悪弊だから、作らなくてもいい政策調査会を無理やり作ることに動いた。

そして 事実、8日の組閣の際に玄葉が、政調会会長 兼 公務員制度改革大臣になった。  

このクーデターの中で以下に名前の出た面々が、玄葉光一郎 と安住淳の動きに同調する者たちだ。 

(転載貼り付けはじめ)

時事通信2010年6月5日 

◇民主会合出席の有志議員

民主党政策調査会の復活を求める4日の会合に出席した有志議員は次の通り(丸囲み数字は当選回数)。

【衆院】土肥隆一(7)、 玄葉光一郎、藤村修=以上(6)、 安住淳(あずみじゅん)、小林興起、筒井信隆(つついのぶたか)平岡秀夫(ひらおかひでお)=以上(5)、石毛 英子、生方幸夫(うぶかたゆきお)、奥田建、小宮山洋子、吉田公一=以上(4)、岡本充功、菊田真紀子、篠原孝(しのはらまきこ)首藤信彦(すどうのぶひこ)、田嶋要、田村謙治(たむらけんじ)手塚仁雄(てづかよしお)、寺田学、和田隆志=以上(3)、稲見哲男、城井崇、郡和子(こおりかずこ)、中川治、中根康浩、藤田一枝、本多平直、三谷光男、村越祐民(むらこしひろたみ)、森本哲生=以上(2)、斎藤勁(1)

【参院】岡崎トミ子、大河原雅子、風間直樹、金子恵美、鈴木陽悦、徳永久志、白眞勲、松浦大悟、松野信夫

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 

以上の議員たちが、玄葉と、樽床に騙されたか、すでに、確信犯としてクーデターに参加している者たちだ。

上記のうち、私が、カッコで、ひらがなで名前をいれた者たちが共同謀議者だ。 

安住淳(あずみじゅん、宮城5区)は首謀者のひとりである。   

村越祐民(むらこしひろたみ)は、札付きの反小沢主義者だ。

田村賢治とともに、平岡英夫も、大蔵官僚(財務省官僚)で、法制局参事官、国税庁の法人税課長 までやった人間で、財務省が、民主党に送り込んだスパイのひとりだ。

こういうのが10人もいる。

私が、彼らをここまで、口汚く罵(ののし)らなければ済まないのは、現下の緊急事態で、日本国民の多くが、「消費税が上がるのは、仕方がないのかも。いやだけど。それらの増税が、福祉や社会保障のために使われるのなら我慢する」という、愚かな考えに染まりつつあるからだ。

地獄への道は、己れの善意と愚かさによって敷き詰められている。 


今や危険な事態だ。

私たちは、「増税反対、消費税率値上げ反対」の国民運動を起こさなければならない。

増税こそは、日本国民に向けられた刃(やいば)だ。

これを、財務省(税金取り、税金ドロボーの親玉たち)に洗脳されて、いいように、脳をあやつられると、私たち日本国民は、本当に地獄にまで連れて行かれる。

すべてアメリカに貢がされる。

再度、さらに同じことを書く。 

私が、6月8日に、この掲示板に前に、書いたとおり、大蔵官僚たちが、特別会計(埋蔵金)に、隠(かく)してある206兆円のうちの、今年の分だけとして20兆円を、探し出してきて、官僚たちから奪い取って、日本国民のために使えばいいのだ。

小沢一郎たちは、正しく そのようにやろうと言って、それで、政権交代をしたのだ。

マニフェストにそのように書いてある。 

鳩山首相が、国民新党(亀井静香代表)との連立政権合意として、「今後、4年間は、増税はしない」とはっきりと国民に約束して宣言したものだ。

それを、この反革命の、国民への裏切りクーデターを決行した者たちは、「マニフェストを急いで、大幅に書き換えて、消費税を10%にする」 と、書きかえる、と言い出した。

今日明日にも、行うだろう。

日本国民への恐るべき裏切りと、反逆行為である。

今日は、ここまでにしておきます。

日本人よ、騙(だま)されるな!