6月30日

昨日の記事では、府中の商店街の新規創業を取り上げましたが、もちろん既存店さんも活性化事業に取り組んでいます。

昨年度は念願の(?)街ゼミがスタート


終了後のアンケートでは、なんと満足度98%

ここに至るまでも、長い道のりがありました。

中活の取り組みがすすみ、NPO府中ノアンテナが設立されたり、アンテナやその他の組織が実施するイベントが増えたりするなか、商店街も何か行動を起こさねば!ということで、「府中まちなか繁盛隊」が結成されました。

当初から、商店街の店主がいろんな専門知識で講座を開講しようと、今で言うところの街ゼミ的な取り組みも検討していました。・・・が、長く商店街の既存店さん向けの事業がなかったので、地ならしとして、最初にスタンプラリー、次いでお店巡りツアーを実施。満を持して、街ゼミがスタートしました。この間、約3年くらい(?)。

今年度は街ゼミに加えて、一店逸品運動にも取り組む予定です。
やはり、商店街の魅力といえば、「素敵なお店」が集積すること。
このポイントに対しても、こつこつとした取り組みが行われてきたのです。
私がお手伝いしたのは、ごく初期の段階だけ。あとは、まちなか繁盛隊と商工会議所が中心となって開催されています。

平行して、商工会議所による販路拡大事業、お店表彰事業の「あるじゃんええじゃん府中のお店」事業、中心市街地で実施されるイベントに対して補助を行う「まちなかチャレンジ事業」等も実施。

こんな風にして、今の商店街の「街ゼミ」ひとつとっても、いろんな事業の結果取り組むことができているのです。

昨日の記事と同じく、思いつきで流行の事業を実施するのではなく。どんな事業が必要か見極め、それに向かってのステップを設計し、着実に実施していく。こういう地道な活動が重要だと思います。

そうして将来は、できるだけたくさんのお店が儲かって、また楽しくご商売していただいて、後継者に引き継いでいって頂きたいです。

そのためには何が必要か、そろそろもう一度しっかり考える時期に来ているのかもしれません。