★自分と心の定点観測 | *あいのひろ~心のドアをノックして 

*あいのひろ~心のドアをノックして 

青山学院女子短期大学英文科卒。伊藤忠商事入社。東京都公立小中学校でメンタルサポート4年間従事しカウンセラー養成学園を設立。千人以上のカウンセラー輩出。武蔵野大学通信教育部人間科学科・人間科学心理学に入学し心理学士号取得。著書3冊。行政依頼講演も手掛ける。


先日、
会社時代の同期会で、
転職した同期がこんなことを言っていました。

「ここは、定点観測の場なんだよね。

日々、一人で仕事をしていると、
自分の立ち位置や
向かいたい場所が
分からなくなってしまう。

でもここに戻ると、
自分がわかるんだよね。

同期が仕事で感動させてくれた。
自分も仕事で誰かを感動させたいと思った。

そういう意味でもここは、
自分を確認する場所なんだよね。」


すると、それを聞いていた同期が
こんな話をしてくれました。

「常識ってさ、
あるようで、ないわけだけど、
でもあるじゃん?

父(医師)から聞いたんだけど、
精神科医は、みんな、
どこかずれていってしまうんだって。

人と常識が違う患者さんと
毎日話をしていると、
何が常識か分からなくなってしまい、
少しずつずれていってしまうんだって。」


自分では分からないほどのわずかな…1度程度の差でも、
日々ずれていっていまうと、
時間が経つにつれて大きな「ずれ」が
生じてしまうのかもしれません。

自分の「常識」というのは、
自分がいる世界の常識によって
どんどん変わっていく。


私も今回、
違う分野の人たちと話をすることで、
自分がいかに「心理学やセラピーの世界での
常識」の中にいたか・・ということに
気づかされました。


”なくしてはいけないもの”
”一つのことを愚直なまでに信じる気持ち”

同期と話をすることで
それに気づかされ、
まさに、自分の定点観測の時間でした。



秋元康さんは、
定期的に嫌いな人に会うようにしているそうです。
「なぜなら嫌いな人というのは、自分に似ているか正反対か、
どっちかなんです。
何故その人が嫌いかを考える。すると、
知らなかった自分好みや信念を発見することができるから」


”自分の嫌いなもの”を確認することで
ぶれていないかを確認するって、
面白いなあと思いました。



たまには、
自分がいた場所に戻り、
そこから今の自分を見てみる。

たまには、
昔好きだった歌をもう一度きいてみたり
昔よく読んだ本をもう一度読んでみたり
昔よくいった場所に行ってみる。

するとそこから見える風景が
前と違う視点や
前と違う自分だということに気がつくのかもしれません。



私にとっては、
幼なじみと会う時間も
高校の同級生と会う時間も
会社の同期と会う時間も
親と会う時間も・・

変わっていくもの
そして
変わらないでいたいもの

が見える、有難い場所です。






今日の名言

人生3万日しかない

中川翔子さん



今日も数あるブログの中から、
私のブログに遊びに来てくださり
どうもありがとうございます。

素敵な一日を★



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