カリカリベーコンと京菜のアーリオ・オーリオ | ☆hirochinのおうちレストラン☆

カリカリベーコンと京菜のアーリオ・オーリオ

最近やたらと値段の上がっているナチュラルチーズ。

私が良く使うエダムチーズやパルミジャーノレジャーノなどは昨年初めと比較すると、約1.5倍に高騰しています。

パスタを取り巻く環境は、一段と厳しい状況になってきて、とどまるところを知りません。


そんな中、先日見かけた記事に

日本ハムグループで、チーズ風食品を発売した。

なんでも、ナチュラルチーズの輸入価格が高騰を続ける中、日本ハムグループの乳製品会社「宝幸」は、チーズをベースに油脂やでんぷんを加工し、チーズそっくりの風味と機能を備えた新たなチーズ風食材を開発した。原料高を商機ととらえ、チーズの代わりに使うことで原価を抑えられる点をアピール。レストランやパン屋向けの業務用として販売を始めた。食材の名は「フォマーゼ」で、油脂などが一定以上加わるために、業界の区分では「チーズ」には分類されない。ナチュラルチーズの風味を残し、熱に強くよくのびるプロセスチーズの特徴も持たせた。原料高による原価の値上がり幅を、3分の1ほどに抑えられるという。


まだ見た事は無いが、こんなものが市場に出回ったら、こちらが本物で、こちらが×××風味食品です。なんて説明されるのだろうか?まだそれなら良いが、ファミレスや、居酒屋チェーンでこれを使ったPizzaやチーズハンバーグを注文するときはメニューには何と書くのだろうか?

きっと「チーズ風ナポリPizza」とでも書くのだろうか?でも人造いくらを使った回る寿司の軍艦巻きにはいくら風軍艦巻きとは書いていないのできっと普通にナポリPizzaとでも書くのでしょう。


安易にこのような食品が市民権を得るような事があれば、それこそ日本の「食」は工業製品に席巻される日も近いのでは・・・。


さて本題に、今日は、節分に飾る柊(ヒイラギ)の葉に良く似て、漬物にすると美味しい京菜を使ってPastaをつくりました。


大阪の冬の料理「はりはり鍋」は京菜と鯨肉を使った料理です。

はりはりというのは京菜を食べる時の音だと言われている
はりはりと音がするくらいに歯ごたえを残して煮る事がポイントだそうです。



ならば、シンプルにカリカリベーコンと京菜を使ってアーリオ・オーリオとなりました。


水菜と似ていて比較されやすいですが、癖も無くジューシーな京菜は水菜よりも良い感じでした。

ただ難点はこちら(東京)では手に入りにくいということですね。


本日の☆hirochinのおうちレストラン☆は



                カリカリベーコンと京菜のアーリオ・オーリオ






レシピ 《2人前》


パスタ(スパゲッティーニ)200g


京菜1株くらい(流水で洗って食べやすい大きさにカットしておく)

ベーコン大匙2杯(6~7㎜の拍子切りにカットしておく)



オリーブオイル大匙6杯

にんにくみじん切り小匙半分

鷹の爪輪切り 1本分



オリーブオイルの中に(ベーコン、にんにく、鷹の爪)を入れにんにくを焦がさないように、ベーコンがカリカリになるまでじっくり炒めます。

京菜を加えて軽く炒め、麺の茹で汁大匙4杯を入れて塩コショウで味をとのえます。

茹で上がった麺を加え良く混ぜ合わせたら出来上がり!!






ポイント

☆ガーリックをじっくり弱火でこんがりきつね色になるまで炒める事が味の決め手になります。

 食欲をそそる香ばしい良い香りになります。


☆麺の茹で汁を加えたときに乳化して少しとろっとするまで煮詰めます。そうしないと油っぽくなります!

 麺の茹で汁のかわりにブイヨンにすると味に深みが出ます。


☆ベーコンブロックが無い場合は1㎝の短冊に切ります。




ではまた!



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