大阪市職員の実態 裏金で居酒屋、風俗

大阪市裏金、新たに100人規模処分 但し風俗通い流用の職員は逃げ切り

大阪市は裏金問題で新たに職員100人規模の大量処分に踏み切る方針を固めた。一連の処分者は450人規模になる見通し。ただ、風俗店の支払いに流用した浪速区役所のケースは「店に行った職員を特定できない」などとして処分を見送る方針だ。 市は今年2月以降、3度の全庁調査を実施。総額7億円超とする最終報告書を6月にまとめ、過去3番目となる351人の大量処分を7月末に行った。だが、報告書の発表後も区役所などで6千万円を超える裏金が発覚した。
一方、浪速区役所が管理していた区人権啓発推進協議会への委託料の一部(約15万円)が風俗店の利用料や居酒屋での飲食代などに流用された問題については居酒屋へ行ったと認めた同区の元係長を除き、処分しないという。 今回の処分は近く平松邦夫市長が発表する予定。裏金問題を調査してきた市の専門部署も近く解散する見通しで、平松市長は一連の裏金問題に区切りをつける方針だ。
http://www.asahi.com/national/update/1016/OSK200810160001.html