民生委員Vs養老孟子先生・・・・死生観 | うどん県民になる為のブログ

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人生終焉の地を求めて

インターホンに前世は、カマキリだったのではというような姿が映る・・・・

 

 

民生委員と名乗りお話があります・・・・・と言うのだ・・・・・

 

 

 

めんどくさそう・・・・・と思いながら・・・・出てみると・・・・

 

 

 

このあたりを担当する民生委員だという・・・・ところで、あなたは今元気で若そうですけれども・・・

 

 

なにかあった時に・・・・連絡先ってありますか???。。。。。いえ・・・・

 

 

 

どうするんです???急に具合が悪くなったら・・・・・!!!!

 

 

 

私は、求める答えが分かっていながら・・・・救急車もしくは病院に電話をします。

 

 

 

もちろん・・・・相手が持っている答えではなく・・・・・そうではなく亡くなった場合とかですよ。

 

 

そりゃぁ・・・多くの知人や身内に見守られてあの世に旅立つのは、幸せかもしれない・・・・

 

 

 

しかし、それができない人が多くいるのも現実なのだ。

 

 

 

結婚していない・・・後継ぎがいない・・・・子供がいない・・・・親もいない・・・それは私に限っての事ではない。

 

 

 

しかし・・・・2年前・・・・心房細動の手術をするときに・・・・私の死生観は、養老孟子先生によって完成したのだ。

 

 

 

養老先生曰く・・・・もし・・・本日死んだら・・・困るのは私ではありません。。。

 

今日講演があるということでお集まりいただいた皆様です・・・・この企画をした人々です。。。

 

 

だって、私は死んでしまっているのですから。。。もう・・・困るという事も痛いという事も苦しいという事もありません。

 

 

残された人がどうしようかなんて困るだけです。

 

 

私が死んだら・・・・2年前に結論が私の中では出ていた。

 

 

一番困るのは・・・・小夏さんだ。家猫として私に10年仕えて・・・・私が先に死んでしまえば、私の横でミイラ化するのか??

 

 

小夏さんを巻き込むことはできない・・・・そう思い・・・近所の妖精にもし私が手術で死んだ場合、別れた結婚相手に小夏さんを引き渡したいのでという段取りをしたほどだ。

 

 

10年目の老猫は、ホテル付の動物病院に預けた際には、一切の水も食事もしなかった。

 

 

たぶん、慣れない人にもらわれて行ったとしても同じなのだろう。

 

 

小夏さんの方が一段上の覚悟があるのを知って涙が出たほどだ。

 

 

でも・・・・たぶん・・・手術というような節目という事では、そのような最悪な場合を想定して準備もできるだろうけれども・・・・

 

 

いつ??交通事故でとか??病気でとか?・・・・・不慮の事故や不幸なんて予定が建たないものだ。

 

 

巻き込んだ時にはゴメンね・・・・その分・・・・一段と甘えさせてあげる・・・私にできることはしてあげる。それが、小夏さんに対しての私の償いのようなものだ。

 

 

 

こちらに来て5年目になる・・・・その時に初めて会った民生委員・・・・多分私に何かあったとしても・・・この5年後という事なのだろう。

 

 

もう・・・・今までの日本の観念ではどうしようもないと思えてならないのだ。

 

 

 

先祖代々のお墓を守るとか子供が親の面倒を見るとか?もうそういう時代ではないことに多分大きなメガネをかけている頭の中にはないのだろう。

 

 

どうされるんです!!!!・・・・・

 

 

 

じゃぁ・・・・どうしろと言うのです???・・・・・そういうと、民生委員は答えを出さずにわかりましたと家を後にした。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

腐敗は、近所に知らせるためのサイレンのようなものかもしれない・・まぁ・・・その時には何とか住民やら市やら県やらが何とかそのままという事はできないので何とかしてくれるだろう。

 

 

死んだ後のことで困ることは私ではないのだから・・・・

 

 

里山ハイクでも行ってもやもやを吹き払おうかぁ・・・と思って支度をしていると・・・・電話が鳴る・・・・

 

 

 

今日・・・どうしています????・・・・釣り仙人からだ。・・・・坊主覚悟で竿垂らしにいきませんか???

 

 

良いですねぇ・・・・

 

 

ポッカポッカ陽気の中・・・・屋島を見ながら竿を垂らす・・・・

 

 

釣れないね・・・・まぁ・・・・温かくなったとしても梅雨が過ぎないと釣れないよね。・・・

 

 

デモ釣れると50㎝ぐらいの大物がものすごくまれに上がるらしい・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

結局は坊主で・・・・・帰ることに・・・・家のプランターでこごみが芽を出していた。

 

 

2-3年前に植えたのはいいけれども・・・・こごみっていつ食べればいいのと収穫時期を逃しているとすぐに大きな葉になってしまう。

 

 

なんだか筋っぽそう・・・・と思っていたんだけれども・・・・折るとポッキっと簡単に折れた・・・・

 

 

これなら・・・筋っぽくなく食べられるだろう・・・・・

 

 

こごみの天ぷら・・・・サクサクで美味しい・・・・

 

 

民生委員の死んでからの事を考えるよりも・・・生きている時にどういう風に幸せでいられるかを感じる方が一番なんだろうなぁ・・・・

 

 

死んだら・・・こうしてくれ!!!父母の言葉とは真逆に・・・兄の見栄の葬儀が執り行われた。

 

生きているものが今後生きるために・・・・

 

 

死んだ人間の言葉など・・・・ちゃんと文章にして法的に執行されるようにしなければ、あってもなくても同じようなものだ。

 

 

生きている人間にいいようにされてしまうものなのだ。

 

 

生きている時に・・・生きているをより実感するためにさぁ・・・今日こそ・・・一人山にでも里山ハイクしてみようかなぁ・・・

 

 

 

山でやりたいこともあるし・・・・