謹賀新年

皆さん、あけましておめでとうございます。


おいしいおせち料理やお雑煮、そしてお酒!と、皆さん、それぞれ大切な方々と、新年をお祝いされていることと思います。


私のほうは、昨日、日本にいる家族と電話で話しをしましたが、基本的には一人なので(笑)、アメリカ人の友人宅で行われた New Year Eve のパーティに出かけてきました。


大勢のアメリカ人たちの「はじけぶり」に圧倒されながらも、無事新年を向かえ、久しぶりに記憶がなくなるほどお酒を飲み(飲まされ)ました。(笑)


さて、2006年は、本当にIT、ケータイ業界にとって、激動の年となりそうです。


年明け早々から、GoogleのAOL正式資本参加が発表されるなど、米国のITの巨人達(Google,MSN,Yahoo,AOL,ebay, Amazonなど)の動きがとても活発になってきており、これらの波は当然、日本のインターネット産業にも大きな影響を及ぼすことは必至です。



そして、日本での2006年の主なキーワードは、


1.ポッドキャスト(Voice/Music/Video podcast, iTuneなど)


2.ワンセグ (携帯電話向け地上デジタル放送)


3.Wi-Fi (無線LAN)


4.ブログ/ RSS


5.VoIP (インターネット電話 SKYPE など)


6.公式サイトから勝手サイト(非公式サイト)への時代へ


あたりの動きが、もっとも活発となりそうな一年です。



そしてこれらのサービスを実際に利用する、

デバイス系(ハードウェア機器)では、


1.iPod


2.スマート・フォン(多機能携帯電話)


3.XBOX360/ PS3/ Nintendo Revolution


4.PSP / Nintendo DS などの携帯ゲーム機


5.スーパー3G ?

(第3世代ケータイの進化版。ちょと早いかな???)


などに注目が集まると思います。



そして、なんといっても、



次世代 Windows VISTA



が、今年発売になりますので、いったいビル・ゲイツ氏がどのような仕掛けを、次世代Windowsに盛り込んでくるのかが、もうお馴染みとなっている

「独禁法」とのカラミも含めて、とても興味深いテーマになるでしょう。


さて、そんな激動が予想されるこの一年、当「米国IT企業社長ブログ」 では、業界の方だけでなく、広く皆さんに世界のIT、ケータイ事情を少しでも早く、

そしてわかりやすく、何よりも楽しく!お伝えできるように頑張りたいと思います。


それでは皆さん、今年もよろしくお願いします。



◎ 追記


6.公式サイトから勝手サイト(非公式サイト)への時代へ


とても大切なキーワードを書き忘れていましたので、追記しておきました。


今後、Wi-Fi などが急速に広まり、また携帯電話端末自体や、他のモバイルデバイスが、これらのネットワークにつながってくると、今後、ますます、携帯Webの世界と、PC-Web の境界がシームレス化されてきて、今までの、i-modeの i-menuや、EZ-Web、Vodafone Live などの、携帯電話事業者(キャリア)公式のコンテンツに、既存の大手インターネット事業者のサービスが、これらの上に覆いかぶさってくる可能性があると思っています。


また、公式コンテンツの最大の特徴であった、有料課金代行処理に関しても、今後さまざまな業者が決済機能に対応することにより、いままで携帯公式コンテンツのもっとも大きな強みであった、ケータイによるデジタル・コンテンツの小額決済に対するアドバンテージも薄れてきます。


実は、昨年あたりから、時代に敏感な先進のコンテンツプロバイダーが、これら勝手サイトへの緩やかなシフトを行っており、今年はこの動きがとても活発化しそうです。


今まで、公式メニューの上位にいるだけで、安心していたコンテンツプロバイダーにとっては、今後、厳しい時代がやってくるかもしれませんね。


このトピックに関しては、まだまだ書きたいことが山ほどありますので、近々、記事としてアップさせて頂きます。笑