仏塔古寺十八霊場
第10番 浄瑠璃寺(じょうるりじ) 京都府木津川市
ご本尊・・・九体阿弥陀如来、薬師如来 真言律宗
三回忌 阿弥陀如来
三重塔 (国宝)
三重塔(、『浄瑠璃寺流記事』によると1178年(治承2年)、京都の一条大宮から移建したとするが、もともとどこの寺院にあったものか不明
パンフレットより
薬師如来像(秘仏) を安置
薬師如来の浄土である浄瑠璃世界 浄瑠璃寺名の由来
毎月 8日 扉が開かれます。
薬師如来像を拝みまして、振り返りますと・・・・・
池の向こうに、阿弥陀如来像を安置する本堂 (°∀°)b
この池は興福寺の覚継(恵信僧)が庭園整備を行った。
中央の小島に、弁才天 を祀る祠
本堂
永承2年(1047年)、義明(ぎみょう)上人により本堂が建立
本堂に9体の阿弥陀如来像を安置することから九体寺(くたいじ)の通称がある。
西方九体阿弥陀如来像 阿弥陀如来中尊像
上品上生 光背に千体の阿弥陀仏と四体の飛天
吉祥天 (秘仏) 制多伽童子 不動明王 矜羯羅童子
五穀豊穣、天下泰平。豊な暮らしと
平和を授ける幸福の女神。
写真は全てパンフレットより
制多伽童子 不動明王の真の心を理解しない衆生に対しての忿怒の気持ちの表れ
矜羯羅童子 何をするべきかを問い、それに従う
伽藍
梵字の阿字をかたどった伝わる宝池をはさんで、東側には薬師如来を安置する三重塔が立つ。
薬師如来は東方浄瑠璃世界の教主で、現実の苦悩を救ってくれる仏様。このお寺ではまず薬師如来を拝み、振り返って彼岸の九体阿弥陀仏を拝むのが本来の礼拝の形である。阿弥陀仏は西方未来の理想郷である極楽浄土へ迎えてくれる。
ご朱印 阿弥陀如来
つづく・・・