冬が近づくと、



2007年4月1日を思い出します。





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あの日は初めての大会の日でした。



いつも山に行くときはハイテンションでいくんだけど、

なんかテンションが上がらなくて

ちょっとエントリーしたことに後悔するくらい低いテンションでした。



説明を受けて、アプローチのスピードチェックに行って、

どうもしっくりこなかった。



1本目の練習



1個目のキッカーで飛びすぎて、左肘を痛めて、たぶん顔も擦りむいた。

そのあとジブに入って、


入らなくてもいいスパインに入った。




空が見えた瞬間にヤバイ!!って思った。



そのまま背中から落ちた。



一瞬呼吸ができなくなって相当苦しかった。



でも、いつもまくられてるから平気だと思った。

でも周りの反応がおかしい。


なんともないのにみんなまじめな顔してる。


なんでだろう~??ちょっと打っただけなのにって思ってた。


次の人の邪魔になるから避けようとおもった。




・・・立てない


それと同時に腰から下の力がすーーーっと抜けた。



え??って感じだった。



だんだん痛みが増してきてヤバイことが分かってきた。



その日に限って、背中のプロテクターはリコールに出してた。

大会に間に合わないならまた今度出します。って言ったけど、

「間に合いますよ~」って言って、結局届かなかったショップを心底恨んだ。



“背中はヤバイ”



だからどんなときも欠かさずにしてたプロテクター。

万全な状態じゃないのに出た自分が一番悪い。

へたくそが調子にのったらこんなことになるんだとおもった。



バナナボートみたいのに包まれて、

救護室に行くと、

「ねちゃだめだよーー!!」

って言われてる同じゼッケンをつけた女の子がいた。

あの人やばいなぁ~!!

って思ってた。ドラマみたい~って思った。



板もブーツも脱がしてもらって足もまっすぐ伸ばしてるのに

膝を曲げて足立ててる感覚が取れなかった。


足伸ばして~っていってる自分がいた。


伸びてるよって言われたときはゾッとした。

そんなこともわかんないのかって思った。



救急車でヘリポートまで行って、

ヘリ搬送。


ヘリってことにちょっとウキウキした笑


全部ビデオに撮ってくれてないかなぁ?とまで思った。笑


痛みが相当増してきたけど、

病院つくまでは相当軽い気持ちでいた。

一週間後のキャンプ、間に合うかなぁ?とかそんな事しか考えてなかった。




長くなった~!!

続きは気が向いたときに書きます~( ´艸`)