大正偶像浪漫「帝國スタア」キネマトグラフ 参番星 参邇 ―感想― | ちょこっとぶろぐ~乙女ゲームとアニメと徒然~

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大正偶像浪漫「帝國スタア」
キネマトグラフ 参番星 参邇



キャスト

参邇:梶裕貴さん

あらすじ

1925年、大正時代末期。
未だ震災後の傷痕深い帝都にあって、
いち早く再建を成し遂げた存在があった。
物語の舞台はとなるのは
歌劇団「帝國スタア」の本拠地、大帝國劇場。
参邇は震災前と同様に、帝國スタアの参番星として活躍していた。
その立場もあり、彼は主人公との関係を世間に公表していない。
帝都が崩れたあの日語った孤児院建設の夢。
それを叶える日は、果たして来るのか。

トラックリスト

1.第壱幕 記者の影
2.第弐幕 後悔
3.第参幕 大事なもの
4.第四幕 成すべきとこは
5.第伍幕 見てのとおり
6.カアテンコオル

感想

前作のラストで大震災後に結ばれて劇場を再建していくと
誓うという形で終わっていたのですよね。
今回はその後のストーリーってことで再開された帝國劇場で
引き続き女形で活躍し相変わらず大人気の参邇と
オーナーとして忙しく働くヒロインが恋人として互いに
支え合っているというお話です。

でもただラブラブイチャイチャするだけじゃなく
ちょっとだけ問題が発生するんですね。
それが帝國スタアの取材をする記者。
ゴシップネタを探してるのかなって感じなんですが
参邇はそれを必要以上に警戒するわけ。
それでヒロインにしばらく距離を置こうって言い出します。

参邇は役者として帝國スタアでありたいと思うのとは別に
自身の幼いころの経験から孤児院を作りたいって思っていて
その夢を早く実現させるために問題を起こしたくないと
考えたらしいんです。

そんなわけで劇場内でも必要以上にヒロインを避ける参邇。
オーナーと役者なんだから普通に喋ればいいのに(笑)
2人は隠してるつもりだろうけど私が思うに絶対に劇場の
スタッフや他のスタアたちは関係に気がついてるよね。
だって参邇の行動は不自然すぎるから(^_^;)

最終的には記者の前で堂々と公表しちゃうんですけどね。
ラストで想い出のカッフェでプロポーズした時に
ヒロインが答える前に現れた記者に「俺の妻です」って
言っちゃうしね。
おいおいまだ「YES」って答えてないけど?
ってツッコミ入れちゃいました(笑)
まぁもう答えなんて決まってるんでしょうけど。

そんな感じで前回のハードさに比べたら今回の事件は
ほんの些細な問題。
そもそも参邇の心配し過ぎだったとも言えますから。
ヒロインが振り回されて可哀想だったかもね。

まぁでも前回に比べたらラブラブイチャイチャが多いので
梶くんの甘い囁きたっぷり聴けて大満足。
色っぽいシーンも多くてリップ音もいっぱい(〃ω〃)
堪能させてもらいました ゚.☆:。

キャストトークは7分ほど。
梶くん楽しくお喋りしてくれてます。
ダミヘあるあるが面白かったです。
やっぱダミヘのフリートークっていいよね♪


―総評―

今回は本当にファンディスクって感じですね。
正直言うと大したストーリーじゃないですが(笑)
後日談的な話の中で未来に向かって行く…みたいな?
前回のような重厚なストーリーを期待しちゃだめです。
それでも前回の辛いストーリーを体験してたらこのお話は
とても幸せで嬉しくなります。

ただ参邇の印象とずいぶん変わってましたね。
敢えての演出なんでしょうけど。
前回はあまりにも背負っているものがハードでしたから。
声に不幸が出てたんですかね~(笑)
今回は出だしのナレーションから梶くんは明るいトーンで
喋ってたので心穏やかに聴けました。
まぁその分、辛辣な参邇はまったくいなくなっちゃったけど。

甘さの部分では申し分なし!
ちょっと距離を置いたりする展開もスパイスになって
良かったと思う。
色っぽいシーンは本当にラブがいっぱいで大満足です。
前回が痛すぎましたからね~(^^;)ゞ
梶くんの色っぽいボイスを堪能できました。

演出の方は特に気になるところはなかったかな。
大正ロマンの世界観に入り込めました。
BGMもうるさく感じるところはなかった…けど、
ラストに音楽がフェイドアウトせずに音量が上がったのが
ちょっとね~まぁ公演のラストって演出なんですよね。
なのでしょうがないけど私はフェイドアウトが好き。

このCDは絶対に前作聴いてからの方がいいですね。
じゃないとちょっと意味不明ですから。
前作を聴いていて辛かったって人はこれこそ聴くべき!
足りなかった甘さとラブとハッピーが詰まってます。




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